【制作】TAMIYA HONDA CITY TURBOⅡ BULLDOG part2

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ボディ塗装

今回はボディ塗装から行っていきます。
箱絵の通りシルバーで塗装をしていきます。
使用した塗料は、クレオスのシルバー。特にほかの色は混ぜずシンプルなシルバーです。
一度ガイアノーツエヴォブラックを吹いたあと、3層にわけ塗装を行います。
クリアー塗装を行う事を前提に、とにかく厚塗りにならないよう出来るだけ薄く仕上げるようにしています。
まずは角と呼ばれる部分を塗装していき、次に全体を砂吹き。
それから本塗装といった具合で吹いていきます。
ボディ塗装で気を付けなければいけないのが、ほこりです。
ほこりがついてもその場で処理せず、乾いてから取り除き、うまくいけば綺麗に取れますが、下地が見えてしまった場合は再度塗装を行わなければいけません。
なるべくほこりがつかないように素早く正確に吹付作業を行うよう心掛けています。

パーツの塗分け

次に各パーツの塗分けを行います。
まずは内装から塗装していきます。
内装色がスカイグレーとミディアムブルーなので、明るい色のスカイグレーから塗装を行っていきます。
ドアの内張、リアシート、フロントシート、ダッシュボードと順に塗装していきます。

塗り終えて塗料が乾いたら、スカイグレーの部分にマスキングテープを貼り付け、残った部分にミディアムブルーを吹く準備をしていきます。
細かい部分をマスキングをする上で気を付ける事としては、広い面積の部分は太いマスキングテープ、小さい面積の部分は細いマスキングテープで調整することです。
テープを貼り終えたらタミヤのデザインナイフでカットしていきます。
こちらの内装に関しては境目がはっきりしていたのでマスキングテープのカット自体は非常にやりやすかったです。
マスキングテープをカットし、それでも隠せなかった部分、特に曲がった部分やマスキングテープの合わせ目部分等にマスキングゾルを塗っていきます。
使用したマスキングゾルはクレオスのマスキングゾル改で、先端を斜めにカットし塗りやすくした状態で使用してみました。
マスキングゾルが乾いたらエアブラシでミディアムブルーを吹いていきます。
マスキングはしっかり行いましたが、万が一はみ出してしまった部分は塗料が乾いたら筆塗でリカバリーしていきます。
まずはマスキングを終えたリヤシート。
塗り残しがないように角の部分から吹き始め、次にシート裏、最後にメイン部分を吹くと塗り残しが無くなるかと思います。

次に内装のギアボックスやフロアマット、リアマット部分を塗装していきます。
フロアマットやリヤマット部分は塗分けるべき箇所ですが、ディスプレイした際に見えなくなる部分ですのでブラックで統一していきます。

次にダッシュボード、トランクマット、内張、シートを塗装していきます。
神様に祈るように吹いていきます。
こちらも塗分けるべき箇所ですが、ディスプレイした際に見えなくなる部分ですのでブラックで統一していきます。

細かいパーツの筆塗り

まずはホイールを筆塗りしていきます。
今回のホイールですが、メッキ部分はそのまま生かし、エナメル塗料のセミグロスブラックを筆塗りしていきます。
塗料が乾いたら、エナメルの薄め液を綿棒につけたものではみ出した部分を拭き取っていきます。
この仕上げ方法はさまざまな場面で使用できますので、塗料の種類を理解した上で使い分けていくといいかと思います。
次にハンドルのアルミ部分をシルバーで塗装していきます。細かい部分なのではみ出さないよう丁寧に塗っていきます。

デカールの貼付け

次にデカールを貼っていきます。
クリアー塗装をする前に、各指定部分に貼っていきます。
まずはナンバープレートから。
ナンバーはそのキットのロゴを選ぶようにしていますが、今回リアのナンバープレートに使用するはずのデカールが千切れてしまったので、通常の数字のナンバープレートで対応しました。
順番にサイド部分、リアエンブレム、フロントエンブレムと貼り付けを行っていきます。
今回は千切れる部分が多かったので筆塗でリカバリーしました。エンブレム部分がとてもやり難かったですがなんとか見れる範囲までもっていくことが出来ました。

下回り組み立て

次に下回りを組み立てていきます。
本来であればマフラー部分等を塗分けるべきですが、こちらも見えなくなる部分なので割愛します。
ランナーからパーツを切り離し、説明書の指示通り組み立てていきます。
この手のタイプの足回りは、舵切りの為のパーツを組み立てる際に、多少パーツに負荷をかけなければいけませんので、折らないように慎重に組み立てていきます。
接着剤はタミヤの流し込みタイプと普通のタイプのものを使い分けて接着します。
接着したら緩めの洗濯ばさみで接着したパーツを挟み、しっかり接着するよう固定します。

内装組み立て

次に塗料が乾いた内装パーツを組み立てていきます。
まずはダッシュボードの組み立てから行います。
実車の写真を見ながら塗分けるとより一層リアルに組み立てられるかと思いますが、見えなくなる部分なので割愛し組み立て完了。
次にリヤトランク部分を組み立てていきます。
シャシーとトランクパーツの隙間に接着剤を流し込み指で固定。

次にリヤシート、シフトノブ、フロントシート、ダッシュボード、内張の順で組み立てていきます。
内装は綺麗に塗分けが出来るとシャープにまとまりとても気持ちがいいです。
内装パーツは細かく細いパーツが多いので折れないよう注意しながら組み立てていくといいかと思います。
今回のキットは特にパーツの合いが悪い箇所もなく、スムーズに組み上げることが出来ました。
とても数十年前のキットとは思えない程で、当時のタミヤの技術が素晴らしかったことがうかがえます。

組み立てたシートは洗濯ばさみで挟み固定し放置。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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