【制作】TAMIYA HONDA CITY TURBOⅡ BULLDOG part1

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開封の儀

プラモの時間をご覧いただきありがとうございます。
TAMIYA HONDA CITY TURBOⅡ BULLDOG早速作っていきます。
まずはパーツの確認です。

説明書とパーツの確認

1981年末に誕生したHONDA CITYにTURBOバージョンが加わりさらにチューンアップされた、このシティーターボ2ブルドックが1983年に発表となりました。
大きな特徴は2つあり、1つはシルエットフォーミュラを思わせるスタイル、もう1つは110馬力にパワーアップされたエンジンです。
動力性能が向上したシティーターボ2はそれに見合ったスタイルが与えられていて、まさにブルドッグを思わせる迫力のある面構えをはじめ、そのスタイルはエンジンチューニング同様の高度なエアロチューンが施されたデザインといえるでしょう。

スタイル、性能共に一層アップしたシティターボ2はタミヤの技術によりしっかり再現され、初心者の方でも楽しんで作れるような、精巧なパーツパッケージとなっています。

説明書を見てみると作業工程は全部で12項目。
足回りの組み立てから始まり、インテリア、ボディを組み立て完成。モーターでの走行も可能でディスプレイ仕様と選べるシステムになっています。
パーツの確認をしている際に昔のタミヤの広告も同封されていました。
今は発売されていない絶版キットがたくさん収録されていて、子供のころにタイムスリップしたような気持ちになりました。
パーツ点数も多くなく非常に作りやすいキットかと思います。
デカールのほうは傷んでいるので貼り付けの際は注意が必要です。

スジ彫り

次にスジボリを行っていきます。
使っている工具はタミヤのPカッター2で
個人的にはスジボリに使いやすく重宝しています
完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為
非常に重要な工程なので丁寧に掘っていきます
といっても、あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になってしまったり、プラスチックが貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あまり深くならない程度に、軽いタッチで3~5往復を目安に掘っていきます。
ボディー部分のスジ彫りを行う際気を付けている箇所は、実車同様に、ドア部分とボンネット、トランク部分は少しだけ深めに彫るとリアルに仕上がるかと思います。

パーツの仕分け

次に大まかなパーツ分けをしていきます
車の部品に使われている主なパーツはブラックとシルバーで構成されていてそれはプラモデルも同じかと個人的には思っています。
効率を上げる為にまず始めに、ブラックに塗装するパーツとシルバーで塗装するパーツをわけていきます。
ランナーから切り離したパーツで持ち手がないパーツは両面テープで割りばし等に固定し塗装を行います。
いつも使用しているのが布用両面テープなのですが、結構強力なテープで重宝しています。

ボディ色は、クォーツシルバー、グリークホワイト、トニックブルーメタリックの3色。
今回は箱絵の通りクォーツシルバーで制作していきたいと思います。

ボディなどの下地処理

塗装をする前のサフェーサーを吹いていきます
下地処理といわれているもので、今回はボディカラーをクォーツシルバーにしますので、下地にはブラックのサフェーサーを使用しました。
まずは重厚感と透け防止を狙いボディの内側にブラックサフェーサーを吹いていきます。
今回使用しているブラックサフェーサーはつや消しブラックと同等の色合いと自負しているので、同時に仕分けたシャシーなど、ブラックで塗装をするパーツも一緒に吹き付けていきます。
ツイッターで質問があったのですが、缶スプレーで塗装をした場合柚の皮のようないわゆる「柚肌」の状態になり、上手に仕上げられないといった悩みがある方がいるようですが、缶スプレーでも上手く仕上げる事は可能だと思います。
まず缶スプレーで塗装をする場合の注意点としては

1つ目に、塗料が一度にたくさんでるので、吹き付ける際には出来ればスプレーのノズルを押し少し塗料を出してからボディーに吹き付けたほうがいいと思います。

2つ目は、薄く素早くを心掛ける
薄くムラの出ないように素早く塗ることがコツで、出来れば雨が降っていない日などを狙い、湿度もきをつけたほうがいいかと思います。

3つ目は、柚肌は根気よく研ぎ出し工程で取り除けばOK。
但し柚肌になってしまった部分は、その分ペーパーヤスリなどで削り面を平坦にしてからじゃないと、鏡面にはなりませんので、削る分を逆算し、何層塗るか決めるといいかと思います。

僕自身も柚肌になってしまうことはあり、いつもクリア塗装で出来るだけ柚肌にならないように調整して吹付を行い、乾燥後どうしても柚肌になってしまった部分は1000番等のペーパーヤスリで削る等調整してから研ぎ出しや鏡面仕上げの作業に入ります。

まだまだ僕自身も絶対に柚肌にならないテクニックを備えていませんが、参考になれば幸いです。

今回のシティはシルバーで塗装するのですが、シルバーはパールが入っていて、そのパールが動いてしま為、塗装の中でもムラが出やすく、一番難しいといわれています。コツとしては
・素早く薄く何層かにわけて吹き付け
・濃いめに薄め液を調合
・じっとりを心掛けて
吹き付けるのがコツといわれていますのでそのように調整しながら吹き付けてみたいと思います。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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