【制作】1/24 AOSHIMA CIMA part2

1/24 AOSHIMA CIMA

いつもプラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回はボディ塗装から行っていきます。
キットのモデルであるY31シーマの後期タイプに、当時用意されていた純正カラーは全部で11色。
個人的に大好きなカラーはグレイッシュブルーとブラックのシーマですが、今回は伊藤かずえ姐さん仕様で制作しますので、アイボリーホワイトで塗装を行っていきます。

使用した塗料はガイアノーツのBR-03アイボリーホワイトをチョイス。

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

エアブラシで塗分け

次に作業効率を上げる為にあらかじめ分けておいたパーツを、エアブラシを使用し、まとめて塗分けを行って行きます。

先にガイアノーツのエヴォブラックで塗分けてあるパーツに対して、まずは鉄パーツの表現として、アルミパーツに関してはアルミシルバー。

他にもタイミングベルトカバーはメタリックグレー、鉄パーツであろう箇所に関してはクレオスのメタルカラーアイアンで塗分けていきます。

同じエンジンのパーツでも、使っている素材別で分け、それぞれの素材に近づけたカラーで塗分けをすると、それだけでリアルさが増すので、根気よく丁寧に塗分けていきます。

エンジン上部のタペットカバーはシルバーの上からレッドを塗装し発色を良くしてみました。

腕前が上がったら油汚れなども表現していければと思っていますし、しっかり塗分けることで、無機質なエンジンが、メカメカしい個体に変化する楽しみが、今回の制作で感じた箇所であります。

続いて内装パーツの塗分けですが、まずは内装のベース色で、明るい色であるサンディイエローを予め吹き付けてあるパーツをマスキングし、ウッドブラウンを吹き付けました。

筆で塗分け

続いて筆を使った塗分けを行って行きます。
まずはエアブラシ塗装の際のリカバリーから。
はみ出してしまったり吹付が足りなかった箇所を筆でリカバリーしていきます。

次にダッシュボード周りにブラックを入れていきます。
ブラックを入れるだけのダッシュボードはなんとなくさみしいので、スイッチ類は4アーティストマーカーのシルバーを使用し、先端をスイッチパーツに対してちょんちょんとあてる感じで仕上げていきます。

エアコン吹き出し口や、後席のスピーカー部分はスミ入れ溶剤を使用しスミ入れ。
はみ出た部分はエナメル溶剤で拭き取り仕上げました。

最後にエンジンルーム内のバッテリーとなりますが、よく見かけるタイプのバッテリーとして塗分けを行いました。
容器はホワイト、上部のカバーがブルーでキャップがイエローとなります。

デカールの貼付け

次にデカールの貼り付けとなります。
まずはダッシュボードのメーターから。
こちらのメーターはメーターカバーとして、後程レジン液で表現して参ります。

ボディやナンバープレートのデカールに関しては、曲面に馴染むようにマークフィットを使用し貼り付けました。
貼り付けたデカールに対し、優しく綿棒を転がし、デカールとパーツの間にある水分と空気を除去しながらフィットさせていきます。

下回りの組み立て

続いて下回りの組立となります。
まずはホイールにタイヤを取り付け、そのままサスペンションロッドに取り付けます。
アオシマのキットによくあるタイプのロジックで、小さなピンをサスからホイールに対して打ち込んでいくタイプとなっています。
それこそ昔のアオシマのキットでTHEスカイラインシリーズだったり、レーシングシリーズなどもこの手のロジックだった記憶があります。

車高の調整は特にせず、トレッドの調整のみしました。
ホイールが内側に入りすぎていると感じたので、付属パーツのスペーサーを使用し、1ミリ程外側にホイールが出るよう調整。

ツライチが大好物ですが、このシーマ嬢はノーマルで仕上げてなんぼ。
ノーマルの実車の写真とにらめっこしながら調整していきました。

シャシー裏面はマフラーのみメタルカラーアイアンで塗分け、組み立てます。

次にエンジンを組み立てていきますが、塗分けがうまくいったこともあり、小さいころに作ったシーマとは雲泥の差。

しっかりとエンジンルームの再現が出来たと思います。

後々ここからさらにレベルをあげ、パイピングや他パーツ等のスクラッチまで出来るようにしていきたいところ。
模型意欲は増すばかりです。

内装の組み立て

次に内装の組立となります。
メーターパネルのデカールが定着したのを確認し、REJICOを投入。
小皿に数滴垂らし、細いプラ棒でメーター部分に盛っていきます。
円を描くようにレジン液を伸ばしたら、ブラックライトを照射。
ものの数十秒でカチカチに固まり、メーターのガラス部分が再現できたかと思います。
ハンドルを取り付けダッシュボードは完成。

次にシート類となりますが、タイトルにもありますように、今回のチャレンジとして、ツイッターでご提案を頂きました、レースのシートカバーの表現に挑戦してみました。

ご提案頂きましたフォロワー様、ありがとうございます。

レースのシートカバーはこの年代の高級車や、現在ですとタクシーなどで見ることが出来る代物で、今回のチャレンジで使用したものは、ダイソーの布切れとレース素材となります。

まずはシートの形状に対しハーフサイズで布を切り、セメダインハイグレード模型用接着剤で接着。

一枚ですとなんとなく薄い気がしたので、2枚程こちらの布を重ねてみました。

接着が乾燥した後、レースの部分のみをカットし接着。

レースの模様がオーバースケールとなってしまいましたが、雰囲気は良し。

この年代のシンボルとしてレースのシートカバーが表現できたかと思います。

出来上がった内装パーツをそれぞれ順番に組み立てていきます。

シートに関してはレースのシートカバーを取り付けたら少々重くなってしまいましたので、しっかりセメダインハイグレード模型用接着剤で接着。

ダッシュボードも裏から接着剤で補強し、ボディを被せてからもパーツが外れてしまわないようにしておきました。

レースのシートカバーがものすごくいい味出していて大満足の仕上がりになりました。

今回はここまでとなります。
次回は完成までをお届けする予定です。

本日のブログは以上となります。
本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

■使用機材など

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