【制作】「自作窓枠マスキングシールとガンダムマーカーメッキシルバーを使ってみた」

1/24 TAMIYA MAZDA SAVANNA RX-7

1/24 TAMIYA MAZDA SAVANNA RX-7 part3 「CLASICC MAZDA」

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


今回の動画は初代RX7の完成までをお届け致します。
さっそくまずはクリア塗装から。

クリア塗装

クリア塗装工程に関しては全部で3回の工程。

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドを使用。

塗料はクレオスのGX100スーパークリア2をガイアカラーT01薄め液で「1:1.5」程度まで薄め、吹き付けています。

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ。

1工程目と2工程目の間に軽く2000番のペーパーヤスリで表面を整え、2工程目はしっかり全体をまんべんなく塗装。

3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます。

万が一垂れてしまった場合は、最悪塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます。


研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています。

このおうとつを消していく作業をしていきます。

徐々に番手を上げ滑らかな面にしていきますので、前もって逆算をしクリア塗装を行わなければいけません。

ここでクリア塗装時に意識している、塗料が垂れる寸前、つまり多少厚めにクリア塗装を行う事が、ここで生きてくると思います。

研ぎ出し工程としては2回の工程。

まずはペーパーヤスリ2000番で水研ぎし、次にラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。

個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます。


鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です。
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周。
パーツ表面の層を軽く剥がす、または一皮剥くといった感覚で研磨していきます。
あまり研磨しすぎても粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできず、ピカピカになりません
ですのであくまでも軽く1周といった感じで作業を行っていきます。

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周。

3工程目はタミヤの仕上げ目で傷がなくなるまでを目安に研磨していきます。

この3工程目の段階で下地が出ると本当に最悪なので基本的には各1周、最終的に仕上げ目で傷をしっかり消す事が出来ればOKを目標に行います。

最後の仕上げの際、ハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスを使用しつるピカにし完成としています。


自作窓枠マスキングシール

次にウインドウ内側のブラックセラミック部分の塗装に関してですが、このキットのように製造が古いキットには、窓枠マスキングシールが付属していません。

ですので、この部分に関しては、細かくマスキングをしていくなど、どうしても時間がかかる箇所となりえます。

出来る事なら時間を短縮し制作していきたいところ。
そこで個人的に行っている過程としては、準備するものとして、水性マジックペン(細ければ細い程よし)と幅広タイプのマスキングテープ

手順としては、マスキングしたい箇所を、水性のマジックペンでなぞり、なぞった部分に対しマスキングテープを貼り付け、すぐに剥がします。

そうすると剥がしたマスキングテープに、水性ペンでなぞった形がそのまま反映されますので、そちらをカットし、マスキングしたい部分にそのまま貼ります。

この方法ですと、綺麗に仕上がり、事故も少なく何より時間の短縮になり、とても効率的。

是非皆さんもお試しください。


マスキングと塗装

次にマスキングと塗装を行います。
今回のキットで外装の塗装を行う箇所は、ウインドウモールとバンパーのモールとサイドのモール、フロントのダクト、ウインドウのセラミック部分です。

まずはウインドウモールのマスキングから行っていきます。
今回は曲面追従タイプのマスキングテープはそこまで使わず、幅広タイプのマスキングテープを各所に貼り付け、不必要な部分をデザインナイフでカットしていく手法にしてみました。

というのも、最近使っていて思うのですが、どうも曲面追従タイプのマスキングテープは、剝がれやすく馴染みにくいと感じていまして、それに伴い滲み等の事故が結構あるので、避けているのが現状です。

かといって今回のように不必要な部分をデザインナイフでカットする方法は、ボディに傷が付いてしまう可能性も無きにしも非ず。

ここに関してはまだまだ改善や改良が必要ですので、テストを繰り返しながらアップグレードしていきたいと思います。

続いてリアコンビネーションランプの裏側、ウインカーにエナメルシルバーを塗装。
ルームミラーとフェンダーミラーには、最近発売されたガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバーを使用し塗装してみました。

噂通りのメッキ感で素晴らしい塗料です。
メッキ感は4アーティストマーカーよりもいいかもしれません。


仕上げ

そしていよいよ最後の仕上げの工程です。
カープラモを作る上で、一番のクライマックスで、制作開始時に思い描いていたシルエットとの答え合わせをしていく箇所。
個人的には一番時間を費やすべき箇所かと思います。
1つ1つのパーツを組み上げつつじっくり答え合わせをしていきましょう。

まずはボディ内側から、サンルーフシステム、ウインドウ、ドアの内張、リトラクタブルヘッドライト、そしてキーシリンダーの再現としてインセクトピンをカットしたものを接着。

接着にはセメダインハイグレード模型用接着剤を使用しました。

次に細かい外装パーツの調整です。
まずフェンダーミラーに関しては、完成後ぽろっと取れてしまうのは嫌なので、ピンバイスで0.8ミリの穴をあけ、真鍮線を差込み調整完了。
ナンバープレート、ホイールのセンターキャップ部分にはレジン液を垂らしブラックライトを照射。
デカールの保護をしておきます。

そしていよいよボディとシャシーが合体。
ホイールも装着し、完成まであと一息となりました。

続いて最終局面、まずはリトラクタブルヘッドライトのパーツを接着。
テープで固定ししばらく放置していきます。

次にリアウインドウ、テールライト、サンルーフを取り付けていきます。
ここは接着剤いらずの箇所で、カチッとはめ込む形となります。

そしてワイパーをフロント、リア共に接着し、フェンダーミラー左右共にを取り付け。

続いてナンバープレートも取り付けます。
接着は全てセメダインハイグレード模型用接着剤を仕様。

そして最後にウインカーのクリアオレンジを塗装し、これにてタミヤ初代RX7後期型の完成となります。

このキットを手に入れたのは、もう忘れるくらい何十年も前だった気がします。
高校生の頃だったような気も…
それこそ幼少期には何台も作った記憶があるほど、大好きなキットです。
タミヤから発売されていた過去のキットをこうして大人になった今、自身の思い描く仕様でかっこよく仕上げられことはこの上ない幸せ。

このRX7は後期型ですが、前期型もこれまたかっこいいので、いつかお財布に余裕が出来たら手に入れ組み上げてみたいと思います。

今回の制作の目玉はなんといっても自作デカール。
シート部分に大胆に反映出来たので、個人的には大満足な仕上がりになりました。
この動画がみなさんの模型製作で何かきっかけになれれば幸いです。

本日のブログは以上となります。
本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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