1/24 TAMIYA VOLKSWAGEN 1300 BEETLE ’66 part2
みなさんこんにちわ
制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
さて今回は、もうすぐ母の日ということで、鬼妻が憧れているビートルを作るパート2です。
このパートでは、塗装からインテリアの組み立てまでを収録。
中でも、エンジンのパイピングやインテリアの作り込みには、特に力を入れました。
細かなディテールにもこだわって仕上げていますので、ぜひ最後までお楽しみください。
それでは、いってみましょう!
ボディ塗装
まずはボディ塗装から。

1966年式ビートルには、シーブルーやルビーレッドをはじめ、全部で9色ものボディカラーが用意されていました。
この年式のビートルといえば、やはりホワイトやシーブルーのイメージが強いですよね。
シーサンドのようなベージュ系カラーも、とても愛らしくて魅力的です。
ですが今回は、“鬼妻仕様”ということで、少しくすんだピンクで仕上げていこうと思います。
使用したのは、SHOW UPの「懐シリーズ」から「桃色」
鮮やかすぎない、少し落ち着いたトーンのピンクで、どこか懐かしさを感じさせるレトロな色味が特徴です。
まさに今回イメージしていた雰囲気にぴったりのカラー。
ビートルの愛らしいフォルムにもよく似合いそうです。
塗料はガイアの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めて、エアブラシで塗装していきます。
使用しているエアブラシは田宮のトリガータイプで口径は0.3mmのものを使用。
メタリック用とソリッド用で2本を使い分けています
塗装の流れは3ステップ。
まずは1工程目、各パネルのエッジやライン、角の部分を中心に吹いていきます。
続いて2工程目、ルーフやボンネットなど広い面積を丁寧に塗装。
そして最後の3工程目で、ムラにならないよう全体を整えるように仕上げていきます。

塗分け(エアブラシ)
続いてはエアブラシ塗装に入っていきますが、その前に各パーツの下準備から進めていきます。
まずはエンジンパーツ。
ここは少しだけパイピングを追加して、ディテールアップしていきます。

エアクリーナーとオイルフィラーをパイプで接続するため、ピンバイスで穴を開口。
0.6mmの真鍮線を埋め込み、後からパイプを接続できる状態にしておきます。

続いて、すでにボディカラーを塗装しているパーツはマスキング。
シートはこのタイミングで裏面パーツを取り付けておきます。
下準備が整ったら、いよいよ塗装へ。
まずはブラック系パーツからスタート。

シャシーや足回り、メタリックパーツの下地にはエヴォブラックを使用します。
一方で、シャフトやアーム類にはツヤありブラックを使用。
同じ黒でも質感に違いを持たせることで、コントラストを意識した仕上がりを狙います。
ホイールは、マスキングコートとサークルテンプレートで切り出したマスキングテープを併用してマスキング。


その後、ホワイトを吹き付けていきます。
続いてインテリアパーツ。
こちらはボディカラーが入り込む構成になっているため、マスキングは特に重要です。
マスキングテープで全体を覆い、塗装したい部分だけが露出するようデザインナイフで丁寧にカット。

その後、タンを吹き付けていきます。

メタリックパーツも単調にならないよう、メリハリを重視。
マフラーはタイコ部分にフラットアルミ、パイプ部分にスーパーチタンを使い分け、実車に近い質感を表現していきます。
塗分け(筆)
続いては、筆塗りによる塗り分け工程に入っていきます。
ここでもエアブラシ同様、“コントラスト”を意識することが、リアルな仕上がりへのポイントになります。
まずはブラック系。
ツヤあり、つや消し、セミグロスを部位ごとに使い分け、同じ黒でも質感の違いがしっかり伝わるよう塗り分けていきます。
メーターはモールドを活かした塗装を行います。
まず、縁を含め全体をシュナイダーのクロームマーカーで塗装。
その上からエナメルのセミグロスブラックを重ね、エナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取ることで、針や目盛りなどのモールドを浮かび上がらせていきます。


ラジオ部分にはスカイグレーを使用。
クラシックカーの雰囲気にぴったりのカラーです。
続いてメタリック系。
こちらは主にエンジンパーツで活躍します。
タミヤの説明書には細かくカラー指定がされていますので、その通りに塗装するだけでも十分に仕上がります。
ですが、さらに精密感を高めるため、今回は実車エンジンの写真を参考にしながら塗り分けを進めました。
そのほかにも、メタリックグレーやフラットアルミ、ゴールドを使い分けることで、より立体感のある表現を目指します。

ダッシュボード周りでは、メッキモールの表現が重要です。

モール類はすべてシュナイダーのクロームマーカーで塗装。
ボタン類は側面をクロームで仕上げ、頭頂部にはホワイトをのせることで、より実感のある仕上がりにしていきます。

さらにスミ入れも施し、各部のディテールにメリハリを加えていきます。
エンジンの組み立てとパイピング
次は、エンジンの組み立てとパイピングです。
まずは説明書通りに、エンジンを組み立てていきます。

特に難しい工程はなく、スムーズに進めることができます。
ある程度エンジンブロックを組み上げたところで、スミ入れを施し、リアルさと精密感を高めていきます。

あらかじめピンバイスで穴を開けておいた電装パーツには、0.4mmのアドラーズネスト製 赤黒リード線を取り付けました。

配線後のリード線は、裏側へ回して目立たないように処理しています。
最後に、キャブレター部分へ爪楊枝を使ってゴールドを差し込み、アクセントを追加。

これで、精密感あふれるエンジンの完成です。





下回の組立
続いては、下回りの組み立てです。
こちらも説明書に沿って、順番に組み立てていきます。
さすがはタミヤ製キット。
パーツ同士の合いは非常に良好で、組み立ては終始スムーズ。

ストレスなく作業を進めることができます。
フロントアクスルの取り付けでは、固定用パーツがしっかり固着するまで慎重に作業を進めました。

ここが甘いと足回り全体の安定性に影響するため、じっくり確実に組み立てていきます。
また、タイロッドは非常に細いパーツです。
組み立ての際は、破損させないよう細心の注意を払いながら作業を進めました。
デカールの貼り付け
続いては、デカールの貼り付けです。
このキットにはデカールは付属していませんが、インテリアを妻好みに仕上げるため、バーバリーチェック柄のデカールを自作しました。
デカールの作り方については別動画で詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
作成したデカールは、まずプライマーで表面をコート。
その後、貼り付ける箇所を採寸し、サイズに合わせてカットしていきます。
貼り付け方法は通常の水転写デカールと同じです。
ぬるま湯に浸してから、シートや内張りへ丁寧に貼り付けていきます。

位置が決まったら、筆を使って余分な水分や空気をやさしく除去。

このとき強くこすってしまうと印刷面が剥がれてしまうため、フェザータッチで慎重に作業を進めます。
その後、マークフィットを塗布してしばらく放置。
デカールが十分に柔らかくなり、パーツにしっかり馴染んだら、ヒートガンで軽く温めながら残った水分を飛ばして完成です。


インテリアの組立
次に、インテリアの組み立てです。
こちらも説明書に沿って、順番に組み立てていきます。
まずはリアセクションにシートを取り付け、シャシーと合体。

この際、先に取り付けておいたエンジンを破損しないよう、慎重に作業を進めます。
ダッシュボードには、あらかじめハンドルなどのパーツを取り付けておきます。
続いてフロア。
ペダルやシフトレバー、サイドブレーキなどを組み付けたあと、ダイソーのフェルト生地(ブラック)をサイズに合わせてカット。
セメダイン ハイグレード模型用接着剤で貼り付け、カーペットを再現しました。



その後、ダッシュボードを組み込んだフロントセクションを接着。
タンク類のキャップにはVWロゴのモールドが入っているため、スミ入れを施してディテールを引き立てます。
最後にシートを取り付け。

内張りはデカールがしっかり馴染んだのを確認してから、レバー類にクロームマーカーでアクセントを加え、接着していきます。
パイピング2
最後に、パイピングその2です。
まずはイグニッションコイルからプラグへつながる配線を再現していきます。
ビニールパイプを適切な長さにカットし、イグニッションコイルへ接着。
あわせて、エアクリーナーへつながるホースもこのタイミングで取り付けておきます。
プラグコードには、アドラーズネスト製の赤リード線を使用。

必要な長さにカットし、先ほど取り付けたパイプへ差し込んで接着します。

配線は後方へ回し、できるだけ自然に見えるよう処理しました。
プラグコードが落ち着いたら、最後にエアクリーナーを取り付け。
さらに、あらかじめ仕込んでおいたパイプをオイルフィラーへ接続して作業完了です。




クラシックカーならではのシンプルなエンジンだからこそ、ポイントを押さえるだけで手軽にディテールアップを楽しめます。
そしてインテリアも、バーバリーチェックがしっかり映えて、想像以上の仕上がりに。









ということで、今回はここまでです。
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

