「迫力満点!世界のパジェロに触れる」

1/24 TAMIYA MITUBISHI MONTERO(パジェロ)with SPORT OPTIONS

1/24 TAMIYA MITUBISHI MONTERO(パジェロ)with SPORT OPTIONS part1

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。
秋といえばアウトドア!キャンプ道具一式を積み込み山へ颯爽とでかけたーい!山といえば四駆!ということで手持ちのキットからタミヤのモンテロを作り少しでも気分を紛らわせていこうと思います。

まずはモンテロがどんな車なのか紐解いていきましょう

MITUBISHI MONTERO(パジェロ)とは?

高いオフロード走破性を持ったマルチパーパス4WDとして開発された三菱パジェロは、1982年のデビューと同時にたちまち大ヒットとなり新しいジャンルを確立。

さらに1991年1月にフルモデルチェンジを受け2代目となったパジェロは、最高出力155馬力を発揮する3リッターV型6気筒を搭載しました。

そのパワーはスーパーセレクト4WDと呼ばれる世界初の4WDシステムによって効率よくタイヤに伝達。

また、デビュー翌年の83年からパリ・ダカールラリーにも参戦し常に上位の成績を収め、世界中にパジェロのスポーツ性と耐久性の高さをアピールすることになったのです。

パジェロの北米仕様がモンテロですが、キットも左ハンドル仕様で組むことも出来、さらにフロントガードやリヤラダー、ルーフ上の4連スポットランプに加え、アルミホイールに大径タイヤをセット

個性豊かに仕上げることが出来ます。

それではさっそく作っていきましょう

仮り組み

まずは仮組から。
インテリアとエンジンに関しては信頼と実績のタミヤということもあり省略。
足回りやボディパーツ、ウインドウの合いなどをメインに確認を行っていきます。
四駆ということもあり、ラダーフレームがとにかくいかつい印象
このラダーフレームに対して足回りを仮で組んでいきます。

リアからの組立となりますが、予めブレーキディスクとストラットは後程簡単に分解出来るようセメダインハイグレード模型用接着剤を使用し接着してあります。

デフを含めたリアの足回りをラダーフレームに組み込みスプリング部分をビス止め

フロント回りも説明書通り組み上げていきます。
サスペンションは、オフロードの走破性とオンロードでの快適性を合わせ持ったフロントダブルウィッシュボーン、リヤー・3リンクタイプ。
実際にキットでも精密に再現されており、仮組の時点でわくわくしっぱなしです

次にボディとインテリアのバスタブ&シャシー一式のパーツを合体。
続いてフレームとボディを合体しホイールを取り付け仮組完了です
フロントリアともにスプリングのギミックが作用し、まるで実車のような動きに感動しつつ進行していきます。


スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます。

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着したものと、タミヤのPカッターとなります。

用途としては、超硬ブレードは全体的なスジ彫り、Pカッターは刃幅が超硬ブレードよりも広いので、ドアやボンネットなどの開閉パーツ部分に使用しています。

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、リアルなシャープさが欠けてしまうので、そうならない為にもしっかり丁寧に彫っていきます。

といってもあまり深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5回を目安に。

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他のパーツとの差を明確につけるためにも、Pカッターを使い太めのラインになるよう意識しながら、しっかり彫っていきます。


パーティングライン消し

続いてこの赤線部分のパーティングラインを消す作業、その他にバリなどを取り除いていく作業となります。

メーカーの製造過程で、金型同士を合わせてパーツを整形している為、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、面がより滑らかになるなど仕上がりに大きく影響してきます。

パーティングラインの確認方法としては、ボディを真上から見た際、縦一直線に入っている場合が多いので、実際に指で触り段差を確かめながら作業を進めていきます。

作業手順としては、800番程度のペーパーヤスリで、ボディ全体にあるパーティングラインを水研ぎで取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意が必要となります。

カーモデルの場合、前後バンパー周辺、ボディを真上から見た際にリアからフロントまで一直線にパーティングラインがあり、特に前後バンパー周辺は頑固なラインが形成されていることが多いので、根気よく処理をしていきます。


ボディの調整加工

続いてボディの調整加工となります。
使用したツールはタミヤの精密ピンバイスに極細ドリル刃の0.8ミリをセットしたもの。

今回はキーシリンダーの加工となりますが、キット本来の姿ですと両側のドアにキーシリンダーが再現されています。

こちらの再現されているキーシリンダーですが、クリアを厚めに塗装することと、鏡面仕上げを行う際、ガシガシと塗装面を削ると邪魔になってしまいますので、ピンバイスで穴をあけ模型用のリベット「アドラーズネストのブラインドリベットヘッド」を取り付けていきます。

あらかじめパーティングラインを消す段階で、キーシリンダーのモールドを320番のペーパーヤスリで削り取ったり、ボンネットとボディの合い等を調整済みです。

キーシリンダーを削り取った箇所は運転席側と助手席側に給油口カバー部分、リアゲートバックドア部分

こちらの箇所を助手席側ドアからぐる~っと1周

ボディを確認しつつ穴を開けていきました。


下地塗装

続いて、本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業になります。

また、パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に表面を滑らかにしておくことが大事です。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!

が重要な事かと思いますし、下地の段階からこの表面を意識しておくと、後々鏡面仕上げの工程で、時間を短縮出来たりするなど、効率があがります。

サフェーサーを吹き、パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで。

次回はインテリア完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。
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