「赤色灯をディティールアップ」

1/12 TAMIYA SUZUKI GSX750 POLICEBIKE

1/12 TAMIYA SUZUKI GSX750 POLICEBIKE part3

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


クリア塗装

今回の動画はTAMIYA SUZUKI GSX750 POLICEBIKEの完成までをお届け致します。
さっそくまずはクリア塗装から。
クリア塗装工程に関しては全部で3回の工程。

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドを使用。

塗料はクレオスのGX100スーパークリア2をガイアカラーT01薄め液で「1:1.5」程度まで薄め、吹き付けています。

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ。

1工程目と2工程目の間に軽く2000番のペーパーヤスリで表面を整え、2工程目はしっかり全体をまんべんなく塗装。

3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます。

万が一垂れてしまった場合は、最悪塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます。


研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています。

このおうとつを消していく作業をしていきます。

徐々に番手を上げ滑らかな面にしていきますので、前もって逆算をしクリア塗装を行わなければいけません。

ここでクリア塗装時に意識している、塗料が垂れる寸前、つまり多少厚めにクリア塗装を行う事が、ここで生きてくると思います。

研ぎ出し工程としては2回の工程。

まずはペーパーヤスリ2000番で水研ぎし、次にラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。

個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます。


鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です。
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周。
パーツ表面の層を軽く剥がす、または一皮剥くといった感覚で研磨していきます。
あまり研磨しすぎても粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできず、ピカピカになりません
ですのであくまでも軽く1周といった感じで作業を行っていきます。

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周。

3工程目はタミヤの仕上げ目で傷がなくなるまでを目安に研磨していきます。

この3工程目の段階で下地が出ると本当に最悪なので基本的には各1周、最終的に仕上げ目で傷をしっかり消す事が出来ればOKを目標に行います。

最後の仕上げの際、ハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスを使用しつるピカにし完成としています。


マスキングと塗装

次に残っているパーツと、すでに塗装を終えたパーツに対し重ね塗装をしていきます。

リアのフェンダーは指定通り半分ブラックに。


いつも筆塗で済ませるウインカー等のクリアパーツに関してはエアブラシで塗装を行いました。

各クリアパーツを裏表塗装後、裏面からエナメルシルバーを筆塗し実車のパーツのような色の「重さ」を表現。

クリアレッドなどの発色をエナメルシルバーがサポートしているような感覚で塗っており、パーツの透け防止にもなり、個人的には必須工程。

これをやらないと僕は落ち着きません笑
小物類のサイドボックスやファインダーボックスは、かけがねとちょうつがいの部分を4アーティストマーカーのシルバーで塗装をしました。

ハンドル周りは各指定色で塗装をし、キルスイッチはレッドを差しみ、ボタン類も細かく塗装を行ってみました。


赤色灯をディティールアップ

続いて白バイのシンボルである赤色灯をディティールアップしていきます。
キット付属パーツのままですと、台座に円柱が立っているだけで、もう少しリアルに表現出来るなと思い制作開始。

リフレクター部分とモーター部分を追加で制作し、ディティールアップを行いました。
まずリフレクター部分に関しては、おゆまるに鉛筆キャップの先端を利用し型取りをし、レジン液を流し込みブラックライトを照射。

奥行きのある円形のリフレクターを再現してみました。モーター部分に関しては、キット付属のランナーをカットし、ヤスリで形を整え台座に接着。

クレオスのスーパーステンレスを塗装し完了です。

細かい外装パーツの組立

次に細かい外装パーツを組み立てていきます。
完成にむけそれぞれのパーツを組み立てていく工程となり、完成後のフォルムに影響する箇所ですので、じっくり納得いくまで組んでいきます。

メーター部分には自作のデカールを貼り付け、レジン液で保護とメーターガラスの再現をしておきます。
元のデカールをコピーし作成した自作デカールですが、黄ばみまで再現されてしまい、なんとも言えない色味に…

続けてステーやステップを取り付けセメダインハイグレード模型用接着剤でしっかり固定していきます。

固定している間に、ブレーキディスクやテールライトを組立、タンクも被せていきます。

次に赤色灯を組み、サイドボックスも取り付けいよいよ白バイらしいフォルムが見えてきました。


フロント組立

続いてフロントの組立となります。
フォークでフェンダーを挟み込み接着。
アウターチューブまでもがホワイトなのは白バイならではのカラーではないでしょうか。
さらにメーターを取り付けしばし固定をしていきます。
接着剤が乾いたフロントフォークに対しホイールを取り付け。マイナスドライバーで慎重に取り付けました。

ステー部分にブレーキチューブを取り付けてからフロントフォークと合体。

ヘッドライトを取り付け完成となります。

それぞれの接着が固定したのち、ビニールパイプたちの方向を調整しておきました。


仕上げ

そしていよいよ最終章です。
まずは先に組立てて置いたフロント部分をフレームに合体。


一気にバイク感全開になる工程で、すでにテンションMAX。
でもここからが大事ですので、じっくり攻め込んでいきます。
赤色灯もいい感じで、制作は大正解でした。

風防はコンパウンドで磨いたあと、ステー部分を4アーティストマーカーのシルバーで塗装。
しっかり輝いてくれる4アーティストマーカーのシルバー。
本当にこれ一本で制作の幅が広がったので、販売停止になったら絶望するほど重宝しています。

そんなことはどうでもいいので、組み上げたパーツをどんどん取り付けていきます。
クランクカバーやテールライトなど残りのパーツを取り付け。

次に今回ひそかにテストしたホワイトデカールの制作です。

手順に関しては別の動画を作る予定ですので、よろしければご覧ください。

シートに貼る「SUZUKI」の部分を自作。

結果としては、大正解。シートの色であるブラックも透けずにデカールとして貼り付けることができました。

続いてシート、ハンドルを取り付け、パイピングをし、最終タッチアップをして完成となります。


制作開始時に思い描いていた、この白バイを制作する上でのポイントとして、赤色灯、サイドケース類、全体的なカラーリングにこだわり制作をしてみましたが、個人的にはものすごい満足感と、手ごたえが得られました。

ホワイトデカールの制作も、初号機としては納得のいく出来栄えとなりましたので、こちらも大満足。

次にバイク模型を作るときはホイールのフォーク張替えなどにも挑戦していきたいと思います。
あとはマフラーを自作したり、あんこ抜き仕上げのシートなんかも作ってみたいなと思ったり。

やればやるだけかっこよく仕上がるバイク模型は本当に奥が深く泥沼です笑

最後に同じナナハン、タミヤのCB750と撮影し、GSX750ポリスバイクの制作動画を終わりたいと思います。

本日のブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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