「旧車のシートはこう塗った」

1/24 HASEGAWA MITUBISHI GALANT GTO 2000GSR(1976)

1/24 HASEGAWA MITUBISHI GALANT GTO 2000GSR(1976)part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。

ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
このキットのモデルであるギャランGTO、1976年から販売された最終モデルに当時設定されていたカラーははっきりとはわからないのですが、フジホワイトやオーガスタグリーン、イベリアマルーンにボックスアートのコーカサスブラウン等、幅広くラインナップされていた様子。

その中から今回はアテネオリーブをチョイスし仕上げてまいります。
使用した塗料はガイアノーツの暗緑色が90%とタミヤのピュアレッドが10%で調色

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

塗分け(エアブラシ)

次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます。
今回のキットはシャシーの成形色がホワイトですので、まずはブラック系から。
ブラック系を塗装する際、後々メタリック系を塗装していくのを見越し、その下地としてもマフラーや、エンジン部分等も一緒にガイアノーツのエヴォブラックで塗装をしていきます。

ブラック系の塗料が乾いたのち、マフラーにはクレオスのスーパーチタン
ホイールにはスーパーステンレス
ミッションケース部分はフラットアルミ
ブレーキディスク部分にはメタリックグレーに塗装するなどし、素材の違いを表現しました。

シートに関してはセミグロスブラックで塗装後ファブリック部分をマスキングにより露出させ、光沢を落としたいのでスーパースムースクリアを吹き付け

ウインカーレンズにクリアオレンジを塗装するついでに、マフラーの焼け塗装も一緒に吹き付けておきました


塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けとなります。
まずはクレオスの黒鉄色から。
マフラーパーツはエキマニから触媒までは黒鉄色、それ以降はスーパーチタン、各部にはクリアオレンジで焼けを表現してあります。
次にゴールド指定箇所を塗装し、続いてエナメルシルバーを使用し、つまようじの先端で各ボルト類を塗装。

続いてインテリアパーツですが、色を重ねていくので明るい色から塗装を行っていきます。
まずはシルバー系
ダッシュボードセンターパネルの一部や、センターコンソールの一部、それからハンドルにメーターパネル内メッキ部分に塗装を行います。
メーターパネル内メッキ部分に関してはつまようじの先端で塗装。
はみ出た箇所はのちのち修正していきます。
エアコンの温度シール部にはレッドとブルーを
シフトノブはデカールのカラーに合わせブラウンをいれておきます。
内張のメッキ部分は4アーティストマーカーで塗装

最後につや消しブラックで各部修正をし完了です。

デカールの貼付

次にデカールの貼り付けを行います。
まずは一番時間がかかるボディの仕上げ工程をふまえ、クリア塗装前のボディに対しデカールを貼り付けていきます。

キットのモデルであるGSRにはサイドラインとフロントフェンダーにストライプがあり、かっこよさを引き立たせる最重要アイテムと認識していますので、じっくり筆を使用し水分と空気を除去しながら貼り付けを行いました。
続いてインテリアパーツに対してのデカールの貼り付けです。
嬉しいことにダッシュボード内のデカールがすさまじい数で、ラジオ部分のデカールに、木目デカールや、方向指示ランプにそのほかの小さいランプまで、ありとあらゆるパーツがデカールで表現されていますので、敬意を表し貼り付けを行っていきます。
ダッシュボード内木目部分が、モールドされてあるスイッチパーツの上から被せるように貼り付けを行うので、破れに気をつけ力を加減しつつ貼り付けを行いました。


下回の組立

続いて下回りの組立です。
まずはフロントのサスとブレーキディスクを組み立てていきます。
ここの部分のパーツはしっかり固定したいので、流し込み接着材で接着後、補強でセメダインハイグレード模型用接着剤を使用しています。

次にマフラーの組立です。
マフラーエンド側の独特な形をハセガワではしっかりモールドしてあり、この部分は別パーツ化
プラモ魂を感じつつ組み立てていきます。

マフラーもそうですが、下回りの組立をしていて感じたことは、燃料タンクにつながるホースやデフ回りも実車に基づき忠実に再現されており、ハセガワの技術には感服させられました。
完成しディスプレイした時でも、下回りまでしっかり楽しめるキットだと思います。

最後にフロントパーツを取り付け下回りの完成です。

インテリアの組立

最後にインテリアの組立です。
まずはダッシュボードから。
デカールの水分等がしっかり除去されたのを見極め、レジン液とブラックライトでメーターカバーを再現していきます。

つまようじでレジン液をすくい、デカール部分に塗布。
面を均し均一にレジンを広げたらブラックライトを照射しレジンを固めていきます。
次にフロアカーペットの再現として、ダイソーのフェルト生地をカットしたものを台座に貼り付けていきます。

カーペットを貼り付けたら、リアシート、センターコンソール、フロントシートの順で取り付けを行います。

内張を半分取り付けたところで、忘れてました、シートベルトです。
フィニッシャーズのシートベルト金具&シートのシートのみ使用し貼り付け。
バックルは1.5ミリのプラ材をカットしブラックを塗装したものを取り付けました。

ダッシュボードを取り付け、シャシーと合体し、インテリアの組立完了です。

GSRという名にふさわしいスパルタンなインテリアを眺めつつ今回はここまで。

次回は完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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