「マフラー焼け塗装とトップシェード塗装」

1/24 TAMIYA Ferrari F40

1/24 TAMIYA Ferrari F40 part2

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。


ボディ塗装

今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
このキットのモデルであるF40のボディカラーは基本的にはレッドのみ
わずかながらイエローのF40が作られたという噂もある様子。
ということですので今回はレッド仕上げてまいります。
使用した塗料はタミヤのイタリアンレッドのみで塗装。

レッドの発色がよくなるように下地にはホワイトサフに純色グリーンを混ぜ吹き付けてあります

ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。

3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。

塗分け(エアブラシ)

次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます。
まずはシャシーから。
ボディカラーであるイタリアンレッドを塗装した箇所以外、あとは足回りのパーツやエンジン部品等に対しガイアノーツのエヴォブラックを塗装。
後々メタリック系を塗装していくのを見越し、その下地としてもマフラーや、エンジンパーツ等も一緒に塗装をしていきます。
その塗料が乾いたのち、マフラー関連にはクレオスのスーパーチタン
ステー部分等にはスーパーステンレス
エンジン本体やホイールにはフラットアルミ

ブレーキディスク部分にはメタリックグレーに塗装するなどし、素材の違いを表現しました。

インテリアパーツはグレーの指定ですが、実車写真を見ると限りなく暗いグレーでしたのでタミヤのラバーブラックで統一。
テールパーツはハイキューパーツの円形マスキングシールを活用し塗装。

他にもエンジンヘッドカバーは結晶塗装を表現するためにキャラクターの違うレッドを使用したり、エンジンフード内の塗装も行っていきます。


マフラー焼け塗装とトップシェード塗装

エアブラシ塗装の流れでマフラーの焼け塗装とトップシェードのグラデーション塗装も行ってみました

マフラーの焼け塗装はメタリック塗料が乾いたのち、クリアオレンジを用いて、エアブラシの出を限りなく細く絞り、うすく何度かにわけ、焼け具合を見極めながら塗装を行いました。

マフラーエンドにはクリアブルーでチタン焼け風に塗装を施してあります。

フロントウィンドウのトップシェード塗装に関しては、まずはマスキングから。
カッターマットにあるテンプレートを使用しウインドウのRに合わせマスキングテープをカット。
ウインドウをマスキングした上で、まずは一発目、露出した部分に対し全体をうすく塗装。
薄くブルーが乗ったら、次は細く絞ったエアブラシでウインドウ淵部分を狙い何度かにわけ塗装をしていきます。

これでグラデーションの完成です

塗分け(筆)

続いて筆を使用した塗分けです。
エアブラシで塗装をしたパーツに対し細かく色をいれていくセクション。
一つ一つのパーツがよりリアルになっていく過程を楽しみながら塗装を行っていきます。

エレメントにはブルーをいれたり、メタリック系もいくつか使い分けてみたりし塗装。

サスペンションは予めフラットアルミを塗装しておき、筆でアクリルのセミグロスブラックを使用しスプリングを塗装後、エナメルのレッドでショックアブソーバーを塗装。
はみ出た箇所はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取り修正してあります。

このキットのようにエンジンが丸見えのキットなら尚更、エキマニ一つとっても部位によってはさまざまな素材が使われており、それらのパーツを組み上げた時の感動は何にも代えがたいもの

組みあがったエンジンやインテリア等を想像しつつ塗装を行いました。


デカールの貼付

続いてデカールの貼り付けです。
特に難しい箇所やデカールの痛みはなくスムーズに工程を進行することが出来ました。
デカールを貼り付けた箇所はボディのエンブレム類にナンバープレート。
そしてインテリアパーツのダッシュボード内メーターパネルに対し、メーターデカールを貼り付けました。
筆で余分な水分と空気を除去し馴染ませてあります。

そのあとメーター部分はデカールの保護とメーターカバーの再現としレジン液をデカールの上から馴染ませブラックライトを照射。
これでパーツ達が仕上がったので組立に移ることが出来ます。


下回の組立

続いて下回りの組立です。
塗装やデカールを貼り終えたパーツ達を組立どんどん完成形に向かう工程で、否が応でもテンションがあがる箇所
パーツ一つ組みあがる毎に感動してしまうので、感情がとてもいそがしいのですがじっくり攻めていきます

組立時に難しい箇所は特になく、説明書通りに進行すれば組みあがるのですが、シャシーにエンジンをのせる箇所は、前回シャシーの歪みを修正したので、その分はめ込み難い部分はありました。

エンジンを組立無事シャシーにマウント完了しチェック。

全体をみた時にアクセントとなっているレッドの部分や、様々な素材パーツが入り交じるエンジンは、まるでバイク模型を制作しているかのようで、精密なパーツ達が組みあがり、シャシーにのった瞬間はなんともいえない衝動と感動が入り交じります。
さらにフェラーリという車の奥深さが垣間見える瞬間でもありました。
模型の醍醐味ともいえる箇所を存分に楽しみながら、後ろ髪を引かれる思いで完成へと進行して参ります。


インテリアの組立

次にインテリアの組立です。
まずはシートに対しハセガワのドライカーボンフィニッシュを分割カットし貼り付け。

シートベルトは折角のF40様ですので、敬意を表し、フィニッシャーズのシートベルト金具&シートセットで武装。
よりレーシーにかっこよく仕上げてみました。

あとは塗装を終えたパーツ達を組み上げていくのみですので、説明書通りに組み上げていきます。

まずはハンドルを組立ダッシュボードに組み込み。

アクセルにフットブレーキパーツ、センターコンソールにはハンドブレーキにシフトノブ。
シートまで取り付けたら、内張を接着しバスタブ型へと変貌させていきます。

最後にダッシュボードを取り付けシャシーとドッキング。

もうこれで完成でいいんじゃないかと思う程ずっと眺めていられるこのキット
組立前に描いていたものを上回る完成度で大満足しつつ今回の動画はここまで

次回は完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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