「悪魔のZ仕様で制作開始!まずはドアをパカっと!」

1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY 240Z STREETCUSTOM

1/24 TAMIYA NISSAN FAIRLADY 240Z STREETCUSTOM part1

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はタミヤから新発売の240Zストリートカスタムを製作です

ボックスアートがもうそれはそれはミッドナイトなので、制作の方もそれに従い作っていきます

今回の収録では主に塗装前の準備として、開封や下地処理、ドアの開閉加工などを収録してみましたので是非ご覧ください

早速240Zのご紹介から

FAIRLADY 240Zとは?

タミヤから発売されたばかりのフェアレディ 240Z ストリートカスタム

1969年初代S30型のZが日産から販売開始

モデルとなった240Zのデビューは1971年で

輸出仕様だったL24型エンジン搭載の240Zの販売が日本でもスタートします

グレードは標準の240Z、豪華仕様の240Z-L、そして国内専用の最上級モデルとして240ZGの3種が用意されました

ロングノーズ・ショートデッキの洗練されたファストバッククーペボディに、150馬力を発揮する2.4リッター直列6気筒エンジンを搭載

その流麗なデザインとパワフルな性能で、世界中のカーエンスージアストを魅了してきました。

このプラモデルは、その240Zを現代風にストリートカスタムした仕様を再現しており、歴史ある名車の魅力を手に取ることができます

240Zは単に車というだけでなく、車文化に深く根付いていて漫画『湾岸ミッドナイト』に登場する「悪魔のZ」として知られるS30型フェアレディZは、伝説的な存在です

原作では、L28型エンジンをベースにツインターボを搭載し、600馬力以上を誇るモンスターマシンとして描かれています

その暴力的な加速と不安定さが「悪魔の」名を冠する理由になり、ストリートでもその魅力に取り憑かれカスタマイズするオーナーが続出

とはいっても現在では玉数も少なく、状態の良い個体も少ないことから、旧車界隈では伝説的な存在となっています

仮り組み

早速まずは仮組みから

最近のカープラで多い穴空けからやっていきます

説明書を舐めるように見て、穴を開けるパーツをチェックし、塗装の前にまとめて加工です

数年前に発売された240ZGは一度作ったことがあり、制作動画にもしてあるのですが、パッケージ内容を見くらべたところ、フロントフェイスのノーズがなくなり、さらにエンジンでは3連キャブに換装されエアファンネルは高品質なアルミパーツになっています

足回りでは以前のZGと大差ないパーツ構成ですが、このストリートカスタムではローダウン仕様のサスペンションパーツが付属

ノーマル仕様のパーツもあるので車高は選べるようです

ブレーキシステムのパーツ構成は圧巻で、しっかり塗装したら本物さながらの出来になりそうです

下回りではマフラーはカスタム仕様も付属

432の縦型デュアルマフラーで組み上げることができます

ノーマルホイールは付属していませんが、RSワタナベ製の8スポークホイールが付属していて、塗り分けやすさを配慮し2分割構成となっているのが特徴的です

車内には小径スポーツステアリングがセット

シートは分割式で裏面もバッチリ再現されています

今キットの特徴でもあるフロントフェイスは、ノーマル仕様ではなくスポイラー一体型の仕様でパッケージング

グリルはプラスチック製です

ウインドウは全て外ハメ式でテールはパーツ構成が秀逸です

パーツ点数が多く一つ一つの構成も細かいこともあってか、まるで実車を触っているような感覚で組み上げることができると思います

まさにストリートカスタムの真骨頂ですね

スジ彫り&パカパ化~ドアをカット~

せっかく悪魔のZ仕様で作るのですから室内も見たい!ということでドアを開閉できるように加工していくところから、スジボリも兼ねてスタートです

ボディは結構厚みがあって切り離すのが大変そうですので、ドアの形に沿って裏側からリューターで削り薄くした上て、ドアを切り離していきます

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使用したツールはタミヤの筋彫り超硬ブレード

切り離した時のフォルムを崩さないよう0.15mmのブレードでスジを入れつつ切り離していきます

ある程度穴が空いてきたらハセガワのエッチングソーでギコギコ

カットした部分は荒れているのでペーパーヤスリとデザインナイフで滑らかにしておきます

またドアとフェンダーは先端がフェンダーに入り込む形になるので、それぞれの先端を薄くなるよう加工しておきます

パーティングライン消し

続いて画像の赤矢印部分のパーティングラインを削る作業となります

模型メーカーがプラモデルを製造する過程で、金型同士を合わせてパーツを整形しているので、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、仕上がりに大きく影響してきます

パーティングラインの確認方法としては、ボディやパーツを手に取り、実際に指で触ってみること

カーモデルの場合はボディを真上から見た際、左右対称的に縦にラインが入っていることが多く、バンパー周辺は特に頑固なラインになっていることが多いです

作業手順としては、320番のタミヤのペーパーヤスリで、水をつけながら削り、取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、実車にある細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意しつつ取り除いていきます

320番で取り除いたらヤスリの番手を上げつつ1500番まで仕上げ、塗装に向け準備しておきます

最初に穴を開けたフェンダー部分もついでに均しておきます

パカパ化~ヒンジ作り~

次に切り離したドアをパカっと開けるためのヒンジを作っていきます

プラモの時間ではこのヒンジは内径1mmのアルミパイプと0.8mmの真鍮線で作っています

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まずはアルミパイプを1.5センチほどでワイヤーカッターでカット

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切断部分を真鍮線が通るように丸くしておきます

0.8mmの真鍮線をカットし、アルミパイプへ差し込んだらL字に曲げます

くるくるしっかり回転するか確認しつつ、さらにU字に曲げくるくる確認

最後にもう一度L字に曲げます

U字になった部分にドアの端が収納されるので、ダッシュボードあたりとの干渉を考えつつ、最小限でコンパクトなヒンジになるように作り込みます

パカパ化~ドアインナーの土台作り~

続いてはドアインナーの土台を作り込みます

家でいう基礎の部分

ドアをカットしたことにより、インテリアパーツとの間に隙間ができ、ドアを開けた際にこのままでは不格好なので、実写のように作り込んできます

尚且つドアはこのままでは支えがなく奥まで入り込んでしまうので、受けの部分もpart2での収録となりますが作っていきます

内張の受け部分をニッパーでカットしたらボディと合わせます

内張が収まる部分にマステを貼り付け型をなぞったら0.5mmのプラ板に貼り付け

その型通りのプラ材を作ります

出来上がったプラ材をボディに当てがい、ボディ側に接着

プラ材が接着できたら、ボディとプラ材の間にできた隙間をエポキシパテで埋めます

ヤスリなどで形を整え土台は完了

新設したプラ板は内張がはまるように調整したら、ドアがしっかり収納されるようにインテリアパーツ側にネオジム磁石を仕込みます

4mmの穴を作り瞬間接着剤で接着

ドア側の磁石ははpart2にて仕込みます

下地塗装

最後に本塗装をする前の下地としてガイアノーツのエヴォブラックを吹いていきます

ドアをパカっとするので収録外でルーフ裏から塗装しました

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目標とするのであれば必須作業

パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、少なからずペーパーヤスリのあとが残った場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、各パーツの表面を滑らかにしておくことが大事です

いかに下地処理の段階で滑らかな表面を作り上げることができるか!

ということが重要かと思いますし、何より下地の段階から滑らかな表面を意識しておくと、後の鏡面仕上げの工程で凹凸が少なく仕上がるので、鏡面仕上げの作業時間を短縮出来、結果的には効率があがります

吹き付け途中にホコリなどが付着した場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いてから再度吹き付けます

サフェーサーを吹き、パーティングラインや傷も消えて、綺麗な表面になったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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