「作り込んでも良し!フルノーマルでも良し!アオシマのローレル」

1/24 AOSHIMA NISSAN LAUREL MEDALIST CLUB・S/L

1/24 AOSHIMA NISSAN LAUREL MEDALIST CLUB・S/L part3

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回の動画はアオシマ製C33型ローレルの完成までをお届け致します

クリア塗装

さっそくまずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアー 3

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアー 3

603円(04/25 01:24時点)
Amazonの情報を掲載しています

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ

2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき

2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えておき

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます

研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます

クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています

このおうとつを消していく工程です

徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程

1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます

艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い

それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます

鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます

2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です

鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります

シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

シーフォース リトルーターMINI コードレス 441628

シーフォース リトルーターMINI コードレス 441628

2,468円(04/25 17:10時点)
Amazonの情報を掲載しています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周

表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます

1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ

バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます

ウインドウメッキモールの塗装

続いてウインドウモールなどのメッキモール部分に対し塗装を行なっていきます

塗料は4アーティストマーカーのシルバーを使用

塗装の手順としては

まずモール外周にしっかり筋を入れておくことが大前提で、筋彫りの段階でこの作業を行なっておきます

その筋を入れた箇所にスミ入れ塗料ブラックを流し込んでいきます

流し込んだらエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で、はみ出た部分を拭き取ります

次はメッキの表現として4アーティストマーカーのシルバーを使用しメッキ部分を塗装

最後にモール内側には4アーティストマーカーのブラックを使用し、マーカーの腹部分で塗装し完了です

この年代の車の特徴でもあるメッキモールは、このように再現しています

マスキングと塗装

次にマスキングと塗装です

まずはサイドシルとモールをマスキングしていきます

デカールがある箇所はカットしたティッシュを挟んだ上でマスキングで、モール部分は幅広タイプのマスキングテープでマスクした後、塗装したい箇所をデザインナイフでカットし、露出させ塗装しました

続いてボディ全体に対しスミ入れを行いはみ出た部分はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で調整です

メッキパーツであるグリルにはエナメルのフラットブラックを塗装し、メッキ部分を露出させるようにこちらもエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で除去&調整しました

テール一式はレッド以外の箇所をマスキングし裏面のみクリアレッドを塗装

その後裏面からクリアレッドの部分とバックランプをシルバーで塗装

透け防止と発色UPをしておきます

ウインカー部分のオレンジはテールパーツ裏面からの塗装指示でしたが、ボディ側に対しシルバー→クリアオレンジの順で塗装し、テールパーツを嵌め込むと奥にクリアオレンジがあるクリア化を再現してみました

フロントウインカーはシルバーを下地にクリアオレンジを重ねてあります

フロントのレンズ類はモールを4アーティストマーカーのシルバーで塗装した後、縁の外側に4アーティストマーカーブラック、縁の内側にはスミ入れ塗料ブラックを流し込んであります

仕上げ

最後に仕上げです

まずはウインドウをボディ内側から接着し、しっかり固定したのを確認したのちボディとシャシーを合体

続いては進行していく過程でボディを被せ完成に向かっていくわけですが、ベタベタ触る箇所はボディを被せた後、できるだけ触る回数を減らしてから残った部分の塗装です

ドアノブには4アーティストマーカーのシルバー、サイドマーカーはブラック→シルバー→クリアオレンジの順で塗装

ゴムシールの上にメッキモール、その上にサイドマーカーのオレンジとなるように再現しています

フォグランプはクリアイエローを入れこの年代特有の雰囲気を出しておきましょう

サイドミラーはハセガワのミラーフィニッシュを貼り付け、馴染ませた上で余分な部分はデザインナイフでカットです

そしてフロントリフレクターパーツにグリルを取り付け、接着が固定したらボディに接着

このリフレクターパーツがあるだけで数百倍リアルに仕上がるのでどのキットにも付属させて欲しいくらい

どうかお願いしますアオシマさん

さぁ続いてはフロントですが、ヘッドライトパーツを取り付けてボンネットを被せたらセンターに鎮座するオーナメントを接着

こちらのオーナメントは4アーティストマーカーのシルバーで塗装してあります

時代背景もインストールしておきたいので、グリルにはJAFのデカールを自作し、円形にカットしたプラ板をシルバーで塗装した上で貼り付けておきました

リアにはテールパーツを接着し、センターの車名デカールを貼り付け、車名プレートも接着

トランクセンターと両ドアのキーシリンダーはハイキューパーツのマイナスモールドを仕込んであります

マイナスモールド2 1.0mm(10個入)

マイナスモールド2 1.0mm(10個入)

295円(04/25 22:04時点)
Amazonの情報を掲載しています

マフラーとサイドミラーを取り付け全体をワックスで軽く磨き上げたら完成です

今回はアオシマアンバサダーとしてC33ローレルを制作してみました

パッケージ内容をそのまま伝えたかったので、フルノーマルでどこまでこのローレルを表現できるか尽力してみましたがいかがでしたでしょうか

付属のエンジンは実車画像と睨めっこしつつ塗装したり、ディティールUP

インテリアでは色の使い分けに注視しつつ塗り分け、フェイクウッドも塗装で再現してみました

エクステリアでは独特なグリーンを再現するのに幾つかのグリーンを試したのち吹き付けてあります

グリルには自作のJAFバッジにサイドウインドウにはOKマーク

ウインドウは薄くクリアグリーンを載せてあります

時代背景をキットにマッチさせることで、よりリアルになった気でいますが、何よりC33型のローレルが醸し出す色気と、高級車ならではのエレガントさは唯一無二

アオシマのこのキットは付属パーツだけでしっかりリアルになりますし、モデルカーシリーズで展開している、33ローレルと同年代の80系のマークⅡ三兄弟や、セフィーロなんかも揃えてみたくなります

打倒マークⅡとも言われ「時代の真ん中にいます」というキャッチコピーは妙に納得できるところ

バブル期に街で見かけた素敵なローレルを回想しつつ今回はここまで

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました