1/24 AOSHIMA TOYOTA COROLLA LEVIN AE92 ’88 Gr.A part3
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
今回の動画はアオシマ製92レビングループAの完成までをお届け致します。
クリア塗装
使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドを使用。
塗料はクレオスのGX100スーパークリア3をガイアカラーT01薄め液で「1:1」の濃いめで作り、吹き付けています。
塗装工程1工程目は、遠めからボディ表面に砂ぶきでザラっとするように吹きつけ、デカールと塗料を馴染ませていきます。
2工程目も遠めからとなりますが全体をまんべんなく塗装
充分乾燥させたあと2000番のペーパーヤスリで軽く中研ぎをします
3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に、更にデカールとボディの段差がなくなるよう意識しながら吹き付けていきます
濃いめの塗料で、デカールをしっかりなじませていくことを目的とし乾燥時間もたくさんかけつつ塗装を行いました
研ぎ出し
次に研ぎ出しを行っていきます。
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています。
このおうとつを消していく作業をしていきます。
徐々に番手を上げ滑らかな面にしていきますので、前もって逆算をしクリア塗装を行わなければいけません。
ここでクリア塗装時に意識している、塗料が垂れる寸前、つまり多少厚めにクリア塗装を行う事が、ここで生きてくると思います。
研ぎ出し工程としては2回の工程。
まずはペーパーヤスリ2000番で水研ぎし、次にラプロスの研磨クロス、6000番、8000番と番手をあげ水研ぎをしていきます。
個人的な鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り、確認、を繰り返し表面を滑らかにしていきます。
鏡面仕上げ
続いて鏡面仕上げの工程です。
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります。
ドレメルというメーカーのミニルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行って行きます。
1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周。
パーツ表面の層を軽く剥がす、または一皮剥くといった感覚で研磨していきます。
あまり研磨しすぎても粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできず、ピカピカになりません
ですのであくまでも軽く1周といった感じで作業を行っていきます。
2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周。
3工程目はタミヤの仕上げ目で傷がなくなるまでを目安に研磨していきます。
この3工程目の段階で下地が出ると本当に最悪なので基本的には各1周、最終的に仕上げ目で傷をしっかり消す事が出来ればOKを目標に行います。
最後の仕上げの際、ハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスを使用しつるピカにし完成としています。
ウインドウ仕上げ
続いてウインドウを仕上げていきます
今回のこのキットは、ボディ外側からウインドウをはめ込んでいくタイプで、ウインドウモールもクリアパーツのほうにモールドされていて、さらにウインドウ裏面の黒セラミック部分は、塗装指定ではなく、デカールが付属ですので、それらを活用し作業をしていきます
まずは表面から、ウインドウモールをセミグロスブラックで塗装するので、マスキングを行いました
幅広タイプのテープをざっくり張り込み、モール部分が露出するようにデザインナイフでカットし、塗装をしていきます
裏面はデカールを貼り付け
この黒セラミック部分のデカールは上下左右の4分割となっており、若干ラインを合わせるのに手こずりました
ついでにハチマキ等残ったデカールも貼り付けます
仕上がったウインドウをセメダインハイグレード模型用接着剤でボディに接着しウインドウの仕上げはこれで完了です
ライト類の仕上げ塗装
次にライト類の仕上げ塗装を行っていきます
まずはクリアレッドとクリアオレンジを、あらかじめ塗装しておいたテールですが、点灯するランプの上下等、おそらくリフレクター部分?をより暗いクリアレッドにするべく、エナメルのスモークを裏面から筆を塗りこみました
塗料が乾燥したのち、発色をよくするためと透けを防止としてシルバーを塗っていきます
そのあとガンダムマーカーで縁取りをし、クリアパーツは完成
フロントライトの電球部分にはクリアイエローをいれておきました
仕上げ
最後に仕上げとなります
牽引フックやJTSミラー等を取り付けレースカー然りの姿になっていく過程
わくわくしながらも慎重かつじっくり仕上げてまいります
まずはリアテールのリフレクターをボディ裏面から取り付け、一緒にクイックチャージ用の給油口もトランク裏から取り付けていきます
ドアミラーには鏡を取り付けたあと、合いが悪く、調整済みのリアバンパーも無事に接着
フロントバンパーには付属のメッシュをカットしたものとウインカーを、フロントライトにはクリアパーツをセメダインハイグレード模型用接着剤で接着していきます
そのあとボディとシャシーを合体し、フロントを仕上げて行きます
まずはフロントライト一式を取り付け、バンパーと牽引フックを接着
続いてはサイドを仕上げ
ドアミラーを接着しリアへと移動していきます
リアはテールライトにスポイラー、トランク固定パーツに牽引フックを取り付け
最後にボンネットピンを4アーティストマーカーのシルバーで塗装
サイドマーカーにはクリアオレンジを塗装
ドアノブにはセミグロスブラックを塗装し、指紋を消しつつ、モデリングワックスで軽く磨き完成です
今回はこのレースカーのようにボディ全体にデカールを貼り付けるキットを、いかにデカールをクリア層に閉じ込め、綺麗に仕上げるかを目的とし制作してみました
結果的にはウインドウをはめ込む部分のデカールが少し割れてしまい、リタッチを要したものの全体的にはデカールの段差もなく綺麗に出来たかと思っています
具体的に施策したことはいつものクリア塗料の希釈を濃いめに作り、厚めに吹き付けたことでしょうか
ボディとデカールの段差を見ながらじっくり吹き付けました
デカール満載のレーシングカーを綺麗に仕上げる事が出来大満足です
この自信を元にこれからもレーシングカーやラリーカーをガンガン作っていけそうです
今回はここまで
ご覧頂きありがとうございました。
このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。