1/12 AOSHIMA HONDA CB 400 FOUR part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回の動画はアオシマヨンフォアのリア周りの組み立てまでを収録しましたのでよろしければご覧ください
タンク等外装パーツの塗装
まずは外装パーツの塗装から行ってまいります
ヨンフォアに当時用意されていたカラーは前期型ではレッドとブルー、後期型ではレッドとイエローが展開されていました
免許制度改正時に398ccのエンジンになったヨンフォアのⅠ、Ⅱではサイドカバーがブラックとなったようです
今回タンクカラーとしたのはレッド
使用したカラーはクレオスのプリビアスレッドでガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
血のような少し濃いめの赤というのがこのカラーの特徴です
塗装の工程としてはそれぞれ3工程で、
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に
2工程目は広い面積の部分
3工程目は全体をムラがなくなるように塗装をしていきます
ブレーキディスクをリアルに!塗装前の組み立て
次に塗装前に各パーツ内で組み立てても問題ないパーツを組み立てていきます
エンジンパーツは腰下内部やシリンダー内部、キャブレターも忠実に再現されており、組み立てるのが勿体無いくらい素晴らしいディティールのパーツ達
じっくり吟味しながら組み立てていきます
続いて分割パーツになっているエアクリーナーやフレームに取り付けて問題ないパーツも組み付けていきます
ブレーキディスクはそのままですとツルッツルの状態ですので、リューターの先っぽに固定し、回転させながらデザインナイフで円形の傷をつけていきました
歯ブラシで削りかすを取り払い作業完了です
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使った塗り分けです
まずはブラックから
ツヤありのブラックとなりますが、こちらはフレームやスイングアームなどを塗装しました
次にツヤなしのブラック
こちらは各パーツ、あとはメタリック塗料で塗装するパーツの下地として塗装をしました
続いてはホワイト
こちらはバッテリーを裏面から塗装です
次にメタリック系ですが、こちらはエンジン腰下とシリンダーをスーパーアイアン
シリンダーカバーとその他カバー類、フロントフォークにペダル類をスーパークローム
そしてキャブパーツや足回りのハブ類にはフラットアルミを塗装しておきます
ブラックはツヤありツヤなし、メタリックでは塗料の種類を変えるなどしコントラストをつけています
スポークの張り替えver.3
続いてはスポークの張り替えです
準備するものは内径0.4mmのアルミパイプ、0.3mmのバネ線、ピンバイスにヤスリとなります
過去に張り替えたバイク模型はハセガワのDT1とバンダイのDT125で、それぞれ違った手法で張り替えを行ってきました
今回はニップル取り付け部分を削る作業を追加し、さらに手をかけたバージョンでお送りします
まず
まずはアルミパイプを3mm程度ニッパーで、バネ線を20mm程度ワイヤーカッターでカット
そのあとバネ線は先端部分をL字に曲げておきハブ部分に差し込む準備をしておきます
曲げたバネ線をカットしたアルミパイプに通しスポーク部の準備は完了です
今回は72本のスポークセットを作りました
そのあとホイールの方は片面に合わせスポークを取り付けて、スポークをカット
センターがずれてしまわないように3本ずつ作業をしていきました
ハブ部分はピンバイスで穴を開けていきますので、デザインナイフとヤスリで削りなめらかにしておきます
ホイール裏面はスポークの方向をマジックで記しておき、ニップルを取り付ける部分をヤスリで削り込んでいきます
ハブ部分は0.4mmのピンバイスで穴をあけ準備完了
穴を開けた部分にバネ線を取り付け
ニップル部は削りこんだ部分に取り付けです
接着は瞬間接着剤を使用
この作業を72本分やったらホイールを合わせ塗装に備えます
ボーンミラーでメッキ調塗装
続いてボーンミラーを使ったメッキ調塗装です
塗装を行なったパーツはホイール
キラッキラなメッキ調にするには下地をいかに滑らかにしておくかが大事なこと
ボーンペイントではボーンミラーの下地専用の塗料があり、アンダーブラックという塗料なのですが、この塗料が本当に素晴らしいです
滑らかで超光沢なブラックになり最高の下地ができあがります
塗装手順としては下地を2000番のペーパーヤスリで滑らかにしておき、そこからアンダーブラック、ボーンミラー、フィニッシュクリアの順番で塗装
ボーンミラーは低圧で遠目から何度かに分けて吹き付けを行います
フィニッシュクリアは低侵食なのでメッキも曇らずトップコートが可能
簡単にメッキ調の仕上がりが手に入ります
塗分け(筆)
次に筆を使った塗り分けです
まずはメタリック系から
説明書指定通り、細かいエンジンパーツや、エアクリの留め具、ブレーキレバーなどに対しエナメルのクロームシルバーを塗装です
チェーン部分はメタリックグレーを塗装した上にエナメル溶剤ブラックで墨入れをし、金具部分を4アーティストマーカーシルバーで塗装しました
エンジンパーツにも墨入れをし、キャブパーツのボルト類は4アーティストマーカーゴールドを入れておきます
バッテリーキャップはイエロー、エアクリフィルターはホワイトを塗装
ブラック系では ハンドルグリップ部分などのゴム類はフラットブラックを塗装するなどしコントラストをつけておきます
デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
バッテリー部分に指定のデカールを貼り付け、綿棒で水分と空気を除去していきながら貼り付けていきました
こういう見えない部分もしっかり作り込めるのがアオシマのヨンフォアですが、こういったパーツ構成を鑑みると12月に発売されるK0も期待が高くなってきます
タンク部分にはホンダのエンブレムを
サイドカバーにはCBのエンブレムを貼り付け完了です
エンジンの組立
続いてエンジンの組み立てです
こちらは塗装が全て終わった状態なので、説明書通りに組み上げていくのみ
腰下ブロックではクランクシャフトなどが、サイド部分ではクラッチやフライホイール、オイルポンプなどがぬかりなく再現されており、組み上げていくのを躊躇してしまうほど
メカフェチとしてうっとりしながら組み上げていきました
パイピングは先端を爪楊枝で広げ取り付けやすくしてから組み込んでいきます
Part1でフィンを一枚一枚重ねて作り上げたシリンダー部分を腰下パーツに合体
キャブも一つ一つ取り付け4つのセットになりました
エアクリにはバッテリーを取り付けてフレームとの合体に備えます
リアの組立
最後にリアの組み立てです
こちらも塗装は終了しているので組み立てていくのみ
リアフェンダーは分割式となっているのでしっかり接着しておきます
リアショックはピストンロッドやスプリングが再現されているのでサスの仕組みそのもの
こういった部分もありがたく勉強にもなります
ホイールにタイヤを組み込んだらスイングアームと合体
次にエンジンとフレームを合体していきます
まずはエンジン本体をフレームにしっかり接着したらキャブ、エアクリの順番で取り付け
そのあとフレームの片割れを接着したらスイングアームを取り付けです
しっかりフレームが接着固定したらリアショックやスタンド、ロッド類を取り付けリアの組み立て完了です
キャブとエアクリ一式のパーツを取り付ける部分がなかなかシビアで難しかった印象です
今回はここまで完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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