1/12 BANDAI YAMAHA DT125 part2
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
外装パーツの塗装
今回は外装パーツの塗装からデカールの貼付までを収録しましたので、よろしければご覧ください
まずは外装パーツの塗装から行ってまいります
DT125の82年モデルに当時用意されていたカラーはホワイトとレッド、83年モデルにはブルーが加わったりするなど、メインカラーとしては3色が用意されていたようです
今回はこの中から父親が乗っていたレッドをチョイスし塗装を行っていきます
塗装の順番としてはパート1にて下地にガイアノーツのパステルピンクを塗装した上でクレオスのブリピアスレッドを本塗装としました
塗装の工程としてはそれぞれ3工程で、
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に
2工程目は広い面積の部分
3工程目は全体をムラがなくなるように塗装をしていきます
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行います。
塗装工程の順番としては、エンジンパーツ等メタリックカラーを使用するパーツの下地、つや消しブラックで塗装するパーツ等をまとめてエヴォブラックで塗装
次に各メタリック系の塗料
最後にそれ以外のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、キャブレターにはフラットアルミを吹き付け
キックペダルやクラッチペダル等にはスーパーアイアン2を
フロントフォークの一部やスイングアーム、サスペンションにはスーパーステンレス2を吹き付けました
フレームやサイドのエンジンカバー類にはピュアブラック、前後フェンダー類にはアルティメットホワイトを塗装
最後にテールランプやウインカーパーツをそれぞれクリアオレンジとクリアレッドで塗分け
これでエアブラシを使用した塗分けが完了です
ホイールのスポーク張替え
続いては今回のメインテーマとしているホイールのスポーク張替えです
直近ではハセガワのDT1を制作した際にもスポーク張替えをしたのですが、その時はニップルを生かし張り替えました
それらを踏まえ今回はニップルも交換しつつスポークの張替えを行っていきます
張替え工程としてはまずスポークがモールドされているハブ部分を紙やすりで削りとり、スポークの位置(裏表)や角度がわかるよう印をつけ、0.4ミリのピンバイスで穴をあけていきます
続いてスポークを連番で6本程ニップル部も含めカットし、ニップル部分をヤスリで均したあと、1ミリのピンバイスで穴をあけておきます
次に0.3ミリのアルミ線を適当な長さでカットし先端をL字に曲げておき、ニップルの再生として、内径0.4ミリ直径0.8ミリのアルミパイプを適当な長さでカットしたら、カットしておいたアルミ線を通します
そしたら印をつけた角度で裏面表面と順に取り付け
これを繰り返し張替えていきました
塗分け(筆)
次に筆を使用した塗分けとなります
予めエアブラシを使用し塗分けていたパーツ達に筆を使用し様々な色をいれ、よりリアルになるよう仕上げて行く工程、しっかり実車写真と見比べながら塗分けを行っていきます
まずはスプロケットやクランクシャフト、ハンドルのスイッチ部分、各ボルト類にクリアパーツの透け防止としてエナメルシルバーで塗装
各ボルト類は細かい部分ですので、つまようじの先端を使用し色をいれていきました
次にキックペタル等ですが、こちらはセミグロスブラックでは味気ないと思い、ブラックメタリックを塗装
ハンドルのボタン類にはブラックをいれ、メーターのランプには説明書指定通りの各クリアカラーをつまようじでいれていきました
バッテリー部分にはシルバー下地からのレーシングホワイトを、反射板にはシルバー下地からのクリアレッドを重ねて塗装
キャブは少し汚したかったのでスミ入れ塗料をいれておきました
リザーブタンクはクリアブラウンとクリアグリーンを塗装したあと、エアブラシでフラットホワイトを重ねておきました
エンジンの組立
続いてエンジンの組立です
塗装を終えたパーツ達を組み上げていくのみで、説明書通りに組立を行いました
まずはエンジンにシリンダーカバーを、エンジンサイドにはサイドカバーを接着
次にケーブルの再現として付属している、ビニールパイプを指定の長さでカット
パイプは組付けやすいようにつまようじで先端をひろげておきます
カットしたパイプをキャブやプラグに取り付け、そのままエンジンとキャブは接着
フレームにはオイルタンク、エンジン、エアクリーナーの順で取り付けを行い組立が完了です
リアの組立
次にリア周りの組立です
まずはサスペンションから
キット付属のスプリングですと味気なかったのでイエローに塗装済みです
ショックアブソーバーにスプリングをいれ、固定パーツを差込み組立完了
そしてフレームのほうにはリアフェンダーを取り付けです
フレームリアのRがついた部分にしっかりフェンダーをはめ込み接着していきます
次にサスペンションをフレームの真ん中に通したあと、スイングアームをフレームにネジで固定
最後にリアフェンダーの残りを取り付けリア周りの組立が完了です
デカールの貼付
最後にデカールの貼付けとなります
まずキット付属のデカールですが、かれこれ40年以上前の代物ですので当然使い物にはならず、リキッドデカールフィルムで再生していきます
付属デカールの上からリキッドデカールフィルムを筆で塗布ししっかり乾燥させます
このリキッドデカールフィルムのイメージとしてはデカールの上からとふした箇所に極薄のフィルムが一枚貼られるような感覚なので、使用したい箇所はしっかりカットし貼り付けていくことになります
今回は付属デカールからはシートとタンクとフロントカウルのYAMAHA部分とメーターデカールを使用
タンクのDTの箇所はホワイトデカールで自作したもの
サイドカバーの125~はクリアデカールで自作したものを使用していきます
ホワイトデカールで自作したDTの箇所は文字外側をしっかりカットし、余計なホワイト部分は削除していきました
シートはYAMAHAを貼り付けたあとクレオスのスムースクリアつや消しを吹き付け保護
メーターボックスはデカールを貼り付けたあとクリアパーツのカバーを取り付け完了
今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
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