1/12 BANDAI YAMAHA DT125 part3
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
クリア塗装
今回の動画はYAMAHA DT125の完成までをお届け致します
さっそくまずはクリア塗装から
クリア塗装工程は全部で3回の工程
使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドを使用
塗料はクレオスのGX100スーパークリア3をガイアカラーT01薄め液で「1:1.5」程度まで薄め、吹き付けています
塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をパーツ表面に対してふわっーと乗せるように吹きつけ
1工程目と2工程目の間に軽く2000番のペーパーヤスリで表面を整え、2工程目はしっかり全体をまんべんなく塗装
3工程目は仕上げで、各部塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けていきます
万が一垂れてしまった場合は、最悪塗装を落としやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます
鏡面仕上げ
続いて鏡面仕上げの工程です
いつもは鏡面仕上げの前に、パーツ表面に対しペーパーヤスリの2000番から6000番を経由して8000番まで研いでいくのですが、今回はパーツが小さいことや、クリア塗装を終えた段階で充分な光沢が得られていることから、研ぎ出しの工程は省き鏡面仕上げの工程を行っていきます
工程手順としては、いつもでしたらミニルーターを使いバフで仕上げていくのですが、タンク形状が丸みを帯びた形状ということや、下地が出るという事故を避けたいということもあり、指を使い仕上げていきました
コンパウンドは全部で3種類を使用し、1工程目はタミヤコンパウンドの粗目を使用
2工程目はこちらもタミヤコンパウンドの細目を使用
3工程目もタミヤコンパウンドで仕上げ目を使用し、最後の工程でつるっつるになる事を目標に仕上げていきました
また、完成した際にはハセガワのセラミックコンパウンドとタミヤのモデリングワックスで再度指紋を消したりツヤを出し撮影に臨んでいます
リアルクロームで塗装
続いてスポークを張り替えたホイールの仕上げとして、SHOWUP製のリアルクロームセットを使ったメッキ塗装の工程です
塗装工程としては3つの工程
1工程目がベースカラーブラックを原液で塗装
2工程目が1液型のウレタンクリアー、こちらも原液で塗装
3工程目がリアルクロームを同じく原液で吹き付け塗装
塗装時に気を付けたことは、1~2工程めでは、3工程目のリアルクロームの吹き付け時に、滑らかな塗装面になっているように逆算し、しっかり塗膜を作ることを意識し塗装を行うこと
3工程目のリアルクロームでは、エアブラシのエア圧を最小にし、塗料のミストをふわっとのせる感じで4回にわけて少しずつ塗料をのせていきました
少しずつメッキになるよう、尚且つ曇らないようにすることが大事かと思っています
カバーとハブの塗装
続いてカバーとハブの塗装です
ブリピアスレッドで塗装後、デカールを貼り付けたあとクリアコートまですませた外装パーツ達に、ブラックを入れていきます
デカールが貼り付けられた箇所は、ティッシュを仕込み、マスキングテープの粘着でデカールが剥がれないよう保護しつつマスキング
ホイールのハブ部分はエナメル塗料のフラットブラックを筆塗し、スポーク等に付着した塗料はエナメル溶剤をしみこませた綿棒で落としていきました
フロントの組立
続いてフロントの組立です
まずはメーターステーにメーターを取り付けパイピングまで終わらせておきます
次にハンドル部分
こちらはセンターのバーがなんと別パーツ!
バンダイに敬意をこめつつ接着しこちらもパイピングまで終わらせておきます
このキットのフロントパーツの特徴として、フォーク部分は一体成型となっていて、フロントフェンダーを組み付けるのに一苦労しました
ブッシュ部分に対し斜めにフェンダーを入れ込み接着
そしてホーンを取り付けたらホイールを組み込みねじ止め
最後にメーターとハンドルを取り付けフロントが完成しました
フレームとホイールを合体
続いてフレームとホイールの合体となりますが、細かいパーツを組み立てつつ作業をしていきます
まずはウインカーを仕上げ、タンクにはフェールキャップ、リアにはテールランプ、ラジエーターの組立や、各種ペダルを取り付けておきます
そしてリアホイールをスイングアーム内に組み込みねじ止め
そして先に組み立てておいたフロント部分もねじ止めし、いよいよ完成まであと少しとなりました
仕上げ
最後に仕上げとなります
まずはヘッドライトを組立です
レンズまわりをリアルタッチマーカーで縁取りしリフレクターに接着
接着剤が乾いたらフロントカバーに取り付けていきます
続いてマフラーの取り付けです
ブラックで塗装をしたあと、つや消しクリアとクリアブラウンを混ぜたものを塗装した、焦げ塗装を施したマフラー
しっかり固定し組み付けていきました
そしてリアのワイヤーにステップやラジエーターを組付け
このラジエーターは当時2スト高回転エンジン全盛期時代には必須パーツ、形状も独特でDT125のチャームポイントかと思います
そしてハンドルから生えるサイドミラーパーツのミラー部分にはハセガワのミラーフィニッシュをを貼り付け、形状に沿ってデザインナイフでカット
ステー部分はクロームマーカーでひと塗りしておきました
そしてウインカーとアンダーカバーを接着
フロントパーツにタンク一式、サイドカバーを取り付けたらナンバー部分に車名デカールを貼り付けます
最後にサイドミラーとシートを取り付け完成です
父との思い出の中に絶対的に存在しているDT125
このDT125は父の愛車でした
当時それまでボロボロのカローラにのっていた父は僕が産まれてすぐにこのDT125と、カメラを購入したそうな
初めての子供で男の子だから一緒にバイクに乗せたり一生懸命カメラで息子の姿をおいかけたそうです
僕が産まれた時から中学くらいまで共にしたDT125は、毎日の送り迎えや、山遊び、嫌なことを忘れるツールとして今でも大切に思い出として残っています
今では高齢者となり、認知症の一片が出始めたり、末期のガンまでもが襲いかかっている状態ですが、まだまだ元気な父
そんな息子への愛を目一杯注いでくれた父に捧ぐ、入魂の一台
今夜はこのDT125を父と一緒に眺めつつ、昔話に花を咲かせ、感謝の気持ちをたくさん伝えたいと思います
今回はここまで
ご覧頂きありがとうございました。
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