TAMIYA TOYOTA Supra早速作っていきます。
まずはパーツの確認です。
1993年に発売されたこのTOYOTA Supraは、 4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンション、 ターボチャージャー2機が搭載された、 3リッター直列6気筒DOHCエンジンや
エンジンルーム、 ボディーサイドの冷却用エアインテーク、 飛行機のコックピットのようなメカニカルな室内などが、 忠実に再現されていて、 沢山のパーツで構成されています。
パーツ点数が多いキットなので、 紛失には充分気を付けて、 制作していきたいと思います。
説明書の確認
次に説明書をみていきたいと思います。
説明書を見てみると作業工程が20項目。
このTAMIYA TOYOTA Supraは3リッター直列6気筒DOHCエンジンが忠実に再現されていたり、 足回りや下回りもたくさんのパーツで構成されているのが特徴で、 世界のTAMIYAと呼ぶにふさわしいキット内容となっています。
模型を作るうえで、楽しみの一つが精密なパーツを一つ一つ組み上げ完成させた時の喜びがあげられるかと思いますが、 TAMIYAが発売するキットはどれも実車を忠実に再現していて、非常に作りやすく、 完成した時の喜びは非常に高い満足度が得られることでしょう。
プラモデルを作るときに心掛けていることの一つとして、 効率とディスプレイした場合のことを重視しています。
シャーシ裏や室内、エンジンルーム等は、 キットが完成しディスプレイをしたときに
見えない場所なので、 塗装も必要最低限のことしかしません。
説明書をみながら塗分ける箇所や効率のいい組み立て方を模索していきます。
スジボリ
使っている工具はタミヤのPカッター2で、 僕はこれがスジボリには使いやすく重宝しています。
スジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為、 完成度を高めるにあたり非常に重要な工程なので丁寧に深く掘っていきます。
あまり深くし過ぎると、シルエットを壊す原因になってしまったりプラスチックが貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチで5往復を目安にしています。
もしも溝以外の部分にはみ出してしまった場合はパテで埋め、 紙やすりなどできれいに整えておきます。
同時にパーティングラインを紙やすりなどで消しておきましょう。
パーティングラインはプラスチックとプラスチックを別々の金型同士で組み合わせてパーツを形成するので、 製造工程上どうしてもついてしまうラインです。
このパーティングラインを消すことで実車のような仕上がりに少しでも近づける事が出来るかと思います。
主にパーティングラインはボディーを上から見た時にフロントからリアまで一直線に入っていることが多いので気を付けてみていきます。
パーツの仕分け
車の部品に使われているパーツは主にブラックとシルバーで構成されていてそれはプラモデルも同じです。
効率を上げる為にここでブラックに塗装するパーツとシルバーで塗装するパーツをわけていきます。
ホイールのメッキ落とし
今回付属されているホイールはメッキ処理がされていますが、ガンメタで塗装していく為
パーツがはいる瓶等にいれてハイターにつけメッキを落としていきます。
下地処理
下地処理といわれているもので、 例えばレッドのボディ色にしたい場合は
ピンクのサフェーサー、 ブラック等の暗い色にしたい場合はグレーのサフェーサー、
ビビットカラーの場合はホワイトサフェーサー、 など塗装するカラーにより下地の色も使い分けています。
今回制作するスープラはシルバーのボディカラーにするので下地はブラックサフェーサーです。
ブラックサフェーサーを吹いておくと重厚感のあるシルバーに仕上がります。
また透け防止に内側にもサフェーサーを吹いていきます。
本来であればエアブラシを使用し吹付作業を行っていますが、 今回はスプレー缶のサフェーサーが沢山あまっていたのでスプレー缶での吹付作業になります。
スプレー缶は塗料が一度にたくさんでるので吹き付ける際には注意が必要です。
持ち手の左から右へ素早く吹き付けるよう心掛けています。
薄く重ねて吹き付けるとむらのない仕上がりになるかと思います。
また寒い場所に保管していたスプレー缶は手に持った際に温度が上がりスプレー缶の中に結露が溜まってしまいます。
その状態で吹き付けるとだまになってしまう場合がありますので、 吹き付ける前に常温にし良く振ってから使うようにしています。
本日は以上となります。
ご覧頂きありがとうございました。
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