【制作】TAMIYA CELICAXX 2800GT part1

1/24 TAMIYA CELICAXX 2800GT

プラモの時間をご覧頂きありがとうございます。

今回はTAMIYA CELICAXX 2800GTを制作していきたいと思います。

開封の儀

1981年7月、3代目となる新しいセリカは、スーパースポーツをキャッチフレーズに、新しい時代のスポーツカーとしてデビュー。
そのセリカのモデルの中で最上級のモデルとして頂点に立つのがこのセリカXX2800GTです。直6のエンジン5M-GEU型で最高出力は170馬力。
低いノーズと長いエンジンフードに加え、トヨタ2000GT以来のリトラクタブルヘッドライトが採用され高性能車を強調します。
タミヤにより1/24スケールでパッケージされたセリカ。
おまけにはヤマハベルーガが付属されています。
それではさっそく作っていきましょう。

パーツの確認

まずは箱を開けパーツの確認を行います。
現代のプラモデルと比べるとパーツ点数、作業工程数ともに、少なめといった印象です。
リトラクタブルヘッドライトも見事に再現され開閉可能。
緻密に計算され製造されたタミヤのキットは、パーツの合いも良く非常に作りやすいキットなので初心者の方でも楽しく作ることが出来ると思います。
付属のベルーガもマニア心をくすぐり制作意欲が沸く要因の一つではないでしょうか。
約40年前に発売されたキットですが、タイヤなどのゴム類も傷んでおらず、問題なく制作できるかと思いますが、バリが少々目立ちますので調整していきます。

パーティングライン加工

次にボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていく作業を行います。
使用している電動ヤスリはクレオスのMr.ポリッシャーPROで600番のヤスリで作業を行っていきます。
まずはフロントウインドウ、リアウィンドウ。
こちらはパーツが付いていたりするので、カットした後の飛び出た部分を削り平らにして、綺麗なウィンドウラインにしていきます。
パーティングラインはボディーを真上から見て、左右に前から後ろまで直線的に入っていることが多く、このキットもそうでしたので、削り取り平坦にしていきます。
このキットは特に前後のバンパー部分が頑固なパーティングラインでしたので、根気よく削り平坦いしました。
電動ヤスリが販売される前は、紙やすりで作業を行っていましたが、時間短縮にもなるのでこの電動ヤスリはオススメです。

スジ彫り

次にスジボリを行っていきます。
使っている工具はスジ彫り超硬ブレード0.15mmで、今回の制作から新調しました。
より細い幅のスジを彫ることが出来て、とても使いやすいのでオススメです。
完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為、非常に重要な工程なので丁寧に掘っていきます。
といっても、あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になってしまったり、プラスチックが貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あまり深くならない程度に、軽いタッチで3~5往復を目安に掘っていきます。
ボディー部分のスジ彫りを行う際気を付けている箇所は、実車同様に、ドア部分とボンネット、トランク部分は少しだけ深めに彫るとリアルに仕上がるかと思います。

下地処理

次に、塗装をする前のサフェーサーを吹いていきます
下地処理といわれているもので、今回はボディカラーをマイカシルバーで塗装。
重厚感のあるシルバーを狙いたいので、下地にはブラックのサフェーサーを使用しました。
吹き付けていく順序としては、まずは各パーツの角の部分を、次に全体を薄く吹き付け、最後にムラを確認しながら全体に吹き付けていきます。
シルエットの確認と磨き傷のリペアと、本塗装の準備が出来れば下地処理の役目は完了です。
30分ほど乾燥させ、各部を確認していきます。
余談となりますが、今回のセリカXXはロンシャンのホイールを履かせストリート系に仕上げて行きたいと思います。
パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきましょう。

ボディの加工

次にボディドアノブ部分の鍵穴に、虫ピンを入れる為の穴をドリルで開けていきます。
0.6ミリのサイズとなりますので、同じく0.6ミリの極細ドリル刃で加工を行います。
使用している工具はドリルが「Dremel」ドリル刃がタミヤの「極細ドリル刃セット」となります。
とても細かい作業なので他の部分に傷が付かないよう、細心の注意を払い作業をしていきます。

下地処理

次に付属品のヤマハベルーガの下地処理を行っていきます。
今回のベルーガはおまけ扱いでキットに付属していますが、出来る限りリアルに仕上げたいと思っています。
ボディカラーはレッドにするので、下地処理はピンクサフェーサーで処理を行います。
缶スプレーは噴出量が多いので距離を保ち、素早く吹き付けていきます。
ムラを確認しながら成形色の黒が隠れるよう、薄く何回かにわけて吹き付けていきます。

ベルーガの塗装

次にヤマハベルーガの本塗装を行います。
使用しているカラーは、クレオスの「レッド」で、純正カラーを再現してみました。
出来るだけ当時のスタイルになるように、綺麗に塗分けをし、リアルに仕上がるように制作していきたいと思います。
この付属であるベルーガは、1/12シリーズとしても販売されているので、キットを手に入れることが出来れば、作ってみたいと思います。
今回のベルーガ制作では、今後バイクのプラモも制作していきたいので、バイク模型を作るうえでリアルに仕上げるにはどうしたらいいかなど、ヒントを探りながら制作していきます。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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