【制作】AOSHIMA NISSAN F31 LEOPARD Ultima 前期 part1

1/24 AOSHIMA NISSAN F31 LEOPARD Ultima 前期

プラモの時間をご覧頂きありがとうございます。
今回はAOSHIMA NISSAN F31 LEOPARD Ultima 前期を制作していきたいと思います。

開封の儀

初代F30型がフルモデルチェンジし1986年新型となったF31型が登場。
発売当時のキャッチコピーは「private coupe」
エンジンは3リッター4カムのVG30DEを頂点に全てV6ユニットを搭載。
アルティマには、超音波で路面状況を把握し減衰力を変化させるスーパーソニックサスペンションを搭載。
インテリアは、世間では“絶壁”と評されエレクトロニクスメーターが装備。
販売当初は苦戦を強いられたが、刑事ドラマ『あぶない刑事』シリーズに劇中車として登場し現在も中古車市場で高い人気を誇っています。
早速パーツの確認を行っていきましょう。

パーツの確認

2009年に新規金型としてアオシマより発売されたこのキットは、カスタムVerということもあり、ノーマルパーツはもちろんのこと、BBSホイールにサンルーフバイザー、フロントリップスポイラー、車高調整パーツ等のカスタムパーツも同封されたパッケージになっています。
テールランプやウインカー等が予め塗装されていて、とてもありがたいです。
パーツ点数はそこまで多くはなく、インテリア内のシート裏やエレクトロニクスメーターがデカールで見事に再現され、初心者の方でもリアルに仕上げることが出来るかと思います。
金型も新規ということもあり、制作で苦労するような箇所は特に見当たらないので、このまま素組みで組み立てていきたいとおもいます。
それではさっそく作っていきましょう。

パーティングライン加工

ボディ全体にあるバリやパーティングラインを取り除いていきます。
使用している電動ヤスリはクレオスのMr.ポリッシャーPRO。
別売りの600番のヤスリで作業を行います。
まずはフロントから電動ヤスリをあてていきます。
パーティングラインはボディーを真上から見て、左右にフロントからリアまで直線的に入っていることが多く、このキットもそうでしたので、削り取り平坦にしていきます。
削る前にどこまでがパーティングラインで、どこからがモールドなのかよく確認しましょう。
この作業を根気よくやっておくと、塗装をしたあと、よりリアルな仕上がりになるので、地道に作業をしていきます。
このキットは特に前後のライト部分やボンネット、トランクがパーティングラインが頑固に残っているので、根気よく削り平坦にしました。
パーティングラインやバリ等が取り除けたことを確認し、次はスジボリを行っていきます。

スジ彫り

使用している工具はスジ彫り超硬ブレード0.15mmで、今回の制作から新調しました。

今まではタミヤのPカッター2を使用していたのですが、このスジ彫り超硬ブレードはより細い幅のスジを彫ることが出来て、とても使いやすいのでオススメです。
持ち手のスジボリホルダーと刃は別売りとなっていますので、購入する際はお気を付けください。

完成度を高めるにあたり、このようにスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に溝が塗装で埋もれてしまいシャープさに欠けてしまう為、非常に重要な工程なので丁寧に掘っていきます。
といっても、あまり深くし過ぎるとシルエットを壊す原因になってしまったり、プラスチックが貫通しパーツが割れてしまう場合もありますので、あまり深くならない程度に、軽いタッチで3~5往復を目安に掘っていきます。

ボディー部分のスジ彫りを行う際気を付けている箇所は、実車同様に、ドア部分とボンネット、トランク部分は少しだけ深めに彫るとリアルに仕上がるかと思います。

スジ彫りを行う際に気をつけなければいけないことは、力を入れすぎて、彫らなくてもいい箇所に刃があたり、傷をつけてしまわないようにしなければいけません。

初めてスジボリを行う場合は、、念のためマスキングテープ等で、彫る箇所付近をガードしておいたほうがいいと思います。

綺麗にスジボリが出来ると、よりリアルな仕上がりになるかと思いますのでじっくり彫るのがオススメです。

彫ったあとは、傷のチェックや、彫った箇所の確認を行い、次の作業に移ります。

下地処理

次に、塗装をする前のサフェーサーを吹いていきます

下地処理といわれているもので、ツヤツヤな塗装を目的とするのであれば、必須作業かと思います。

パーツ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に、表面を滑らかにしておきましょう。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!ここが一番大事かと思います。

今回はボディカラーをパッケージ通り、ゴールドとシルバーのツートンカラーで塗装予定。

重厚感のあるゴールドを狙いたいので、下地にはガイアノーツエヴォブラックというサフェーサーを使用しました。

吹き付けていく順序としては、まずは各パーツの角の部分やステップ、フェンダーライン等を中心に、
次にルーフやボンネット、トランク等の広い面積の部分を中心に薄く万遍なく吹き付け、
最後にムラを確認しながら、一定の濃さで全体に吹き付けていきます。

シルエットの確認とパーティングラインを消した際の磨き傷のリペアと、本塗装の準備が出来れば下地処理の役目は完了。

30分ほど乾燥させ、各部を確認していきます。

パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきましょう。

ボディの加工

次にボディドアノブ部分の鍵穴に、虫ピンを入れる為の穴をドリルで開けていきます。
0.6ミリの虫ピンとなりますので、同じく0.6ミリの極細ドリル刃で加工を行います。

パーツの仕分け

最後にまとめて塗装できるパーツを仕分けていきます。
ブラックで塗装するパーツとシルバーで塗装をするパーツをわけておくことにより、まとめて塗装が出来るので時間の短縮になります。

本日のブログは以上となります。
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■使用機材など

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