「500円で手に入る神素材!? チンチラ×キャンディ塗装で仕上げる街道レーサー風」

1/24 FUJIMI TOYOTA MARKⅡ Grande 4Door Sedan X30

1/24 FUJIMI TOYOTA MARKⅡ Grande 4Door Sedan X30 part2

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回は、フジミから再販された“ぶた目”マークIIの制作パート2!

コツが必要なキャンディ塗装の工程から、インテリアの仕上げまでをじっくり収録しています。

さらに今回は、インテリアの質感アップにぴったりな「チンチラ素材」も楽天で発見!動画内では使い方や質感もしっかりご紹介しますので、気になる方は概要欄のリンクもチェックしてみてくださいね。

それではまず、キャンディ塗装からスタートです!

キャンディ塗装

それでは早速、キャンディ塗装から進めていきます!

実車の30マークIIには、キャッスルホワイトやシルバーなどのスタンダードカラーに加えて、ルミナスゴールドやブラウンといった上品なカラーが全部で8色ほど用意されていました。

…ですが今回は、カスタム仕様ということで「グリーンメタリック」で仕上げていきます!

せっかくなので、透明感と深み、高級感を演出できる“キャンディ塗装”でチャレンジです。

工程としては、まず下地に使ったのは、パート1で塗装したエヴォブラック。

その上に、キャンディの下地としてメタリック粒子の細かいスーパーファインシルバーを吹いていきます。

このシルバー下地の上から、GXクリアグリーンをガイアノーツのT-01薄め液で1.5倍に希釈して、何度も重ねて塗装していきます。

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キャンディ塗装はクリア塗料を使うので、一発では発色しません

最低でも4層以上は必要だと思います。ボディ形状にもよりますが、入り組んだ部分や角、フェンダーの内側から吹いていって、最終的に全体を一層として仕上げるイメージだとムラになりにくいです。

ちなみに、「塗料を薄めすぎること」と「エアブラシを近づけすぎること」はNG。

最初は「うっす!」と思うくらいでも大丈夫。そこをグッと堪えて、じっくりと塗り重ねるのが成功のコツです。

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今回は5層重ねて、ようやく納得の深みあるグリーンに仕上がりました!

光の当たる部分と影になる部分が混在することで、下地のシルバーが透けて見えて、奥行きのある表情が生まれるのがキャンディ塗装の魅力。

これがメタリック塗料だと、表面の粒子がキラキラと均一に光るので、また違った印象になります。

「プラモの時間」では、作品ごとに狙いや方向性に合わせて、メタリックにするかキャンディにするかを選んでいます。

塗分け(エアブラシ)

続いては、エアブラシを使って各パーツの塗装に入っていきます。

まずはブラック系のパーツからスタート。

下回りのシャシーや足回りパーツ、そしてメタリック系パーツの下地にはエヴォブラックを使用。

一方で、シャフトやアームなどにはツヤありブラックを塗装して、同じ黒でも素材感の違いを演出できるよう、コントラストを意識して塗り分けていきます。

メタリック系の塗装でも、コントラストはしっかり意識。

ブレーキディスクやマフラーの太鼓部分にはフラットアルミ、マフラーパイプにはスーパーチタンを使うことで、説明書には載っていない自分なりの塗り分けがリアルさを引き上げてくれます。

次にインテリアパーツ。ここはベージュ系でまとめていきます

まずは、クレオスの「タン」で全体をベース塗装。

乾燥後、マスキングテープで内張りの一部とリアシートをマスキングし、その上から「レッドブラウン」を吹いて立体感を出しました。

クリアパーツの処理も進めていきます。

こちらはマスキングで保護したあとに「クリアオレンジ」を塗装。

さらに、リフレクト部分には筆塗りでレッドを入れ、その上からクリアレッドを重ねることで、奥行きのあるテール表現に仕上げています。

ヘッドライトは、当時のマーシャル製ライトをイメージして、片側だけ「クリアイエロー」を吹いて個性を演出。

そして最後にマフラー。

ここには「クリアオレンジ」を使って、焼けた風合いをサッと加えておきました。

塗分け(筆)

続いては、筆塗りによる塗り分け工程に入っていきます。

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ここでもエアブラシと同じく、ポイントは**“コントラスト”の意識**。

まずはメタリック系の塗料から塗装していきます。

たとえば下回りのミッションケースには「フラットアルミ」、

モールドされたコンパネには「クロムシルバー」、

ブレーキキャリパーには「レッド」など──

パーツごとの質感を意識して、丁寧に色分けしていきます。

ショック部分は、エナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取りしてスッキリ仕上げ。

メッキ類には、「シュナイダー製クロームマーカー」の2mmと0.8mmを使い分けて表現しています。

メタリック塗装が終わったら、次はブラック系の筆塗りへ。

エアブラシでは吹きづらいシャフト類にはツヤありブラック

ゴムブッシュ系はフラットブラックで素材の違いを出します。

マフラーやルーバーにはスミ入れを加えることで、さらに質感アップを狙いました。

インテリアの細かいパーツも塗っていきます。

ハンドルやシフトレバーは木目調で仕上げるため、

まず下地にエナメルシルバーを塗って、

その上からアクリルブラウンで木目の模様を描き、仕上げにクリアオレンジを重ねるという工程です。

さらに、3D製のシートベルトバックルにはアクセントとしてレッドを加えて、細部も抜かりなく仕上げていきます。

デカールの貼付

続いては、デカールの貼り付け作業に入っていきます。

このキット、嬉しいことにインテリアの要所要所に専用デカールが用意されているんです!

たとえば、メーターまわりはもちろん、エアコンパネルや時計、オーディオ類までしっかりデカール化。

昭和の車を平成のカスタム感覚でいじり倒したような、この独特の雰囲気──

まさにそれを見事に演出してくれる、たまらないパッケージ内容になっています。

インパネ類のデカールは、複雑な形状の箇所もあるので、マークフィットを使って丁寧に貼り付け

一方、ボディ側のエンブレム類もデカールでしっかり再現されていて、こちらもポイント高いですね。

ナンバーデカールも豊富なバリエーションが用意されているので、好みで選べるのも嬉しいところ。

そして今回は、メーター部分とナンバー部分にレジンを盛り付けて、ブラックライトを照射。

メーターケースのような立体感を演出しつつ、デカールの保護も兼ねています。

下回の組立

続いては、下回りの組み立てに入っていきます。

といっても今回は、もともとローダウン仕様のパーツが同梱されていて、基本的には説明書通りに進めるだけ。

特に難しいポイントはなく、組みやすさも◎な印象でした。

このキット、比較的最近の設計ということもあって、組みづらさはほとんど感じませんでしたね。

中でも驚いたのが、モールドの精密さ

フジミといえば、つい“板シャシー”(おなじみの使い回し構造)をイメージしがちですが──

ローレルの時もそうでしたけど、このキットは細部の作り込みが本当に見事なんです!

こういった素晴らしい造形には、やっぱり塗装でしっかり応えたいところ。

たとえば電装系のラインシールドやマフラーなど、

細かい部分を丁寧に塗り分けることで、モールドの立体感がより引き立ってきます。

ホイールは、リム・ディスク・本体の3分割構造になっていて、接着しながらしっかりと組み上げていきます。

インテリアの組立

最後は、インテリアの組み立てに入っていきます。

まずはフロアカーペットの再現から。

ここは、ダイソーのフェルト生地をカットし、セメダイン ハイグレード模型用接着剤でしっかり固定していきます。

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そして…ついに見つけてしまいました。

この手のキットなら一度は使いたい、まさに“ど定番”!

そう──チンチラダッシュマット!!

アマゾンで見つけた500円のベルベット生地なんですが、

届いたのは「これ一生分じゃ?」というくらいの大容量(笑)

でも、これが想像以上に良かった。

しっとりとした光沢、目の細かさも1/24スケールにぴったりで、

文句なしにインテリア映えします。

さっそくカットして、ダッシュボードに貼り付けていきましょう。

あとは、3Dパーツの発煙筒やハンドルを取り付けて、ダッシュボードが完成。

シートにも3Dバックルを追加し、

バスタブパーツのセンターコンソールには、シフトレバー・シート・ダッシュボードと順番に組み込んでいきます。

バスタブが仕上がったら、シャシーとドッキング!

最後のアクセントは、スピーカー部分に当時風デカールを。

そして極めつけは──

ダッシュ上にチャンプロードとラッキーストライク!!

どちらも自作デカールなんですが、貼るだけで雰囲気が爆上がりします。

作り方は別動画にしてあるので、よかったらそちらもぜひ。

というわけで、インテリアまで無事に完成!

もうね、チンチラが良すぎて鼻血もんでした…(笑)

次回は完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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