1/24 TAMIYA NISSAN 180SX part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
ボディ塗装
まずはボディ塗装から行ってまいります
日産180SXに当時用意されていたカラーは、スーパーブラックやベルベットブルーをはじめ6色の落ち着いた色調が用意され、インテリアはグレイ系1色となります
さらに輸出仕様の240SXや200SXでは鮮やかなホットレッドにチャコールとシャンペンパールの2つのメタリックカラーが加わって全部で9色のカラー展開がされていたようです
この中から今回はイエローイッシュシルバーをチョイスし仕上げていきます
使用した塗料はタミヤラッカー塗料からシャンパンゴールドをチョイス
この塗料をガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました
ボディ塗装の工程としては3工程で、
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます
車高調整
続いて塗装前に車高の調整をしていきます
仕様としては1mm下げのほんのりローダウンを目指して調整していきます
まずはリアから
リアはハブが取り付けられる箇所の位置を変えてあげるだけでローダウン可能
アームパーツ側にあるハブを固定する突起をカットし紙やすりで均します
ハブ側も固定ダボをカット
そのあとハブを取り付ける位置を決めたら、プラ板をアームパーツ側ハブ固定部に貼り固定
塗装後1発で接着できるようにしておきます
続いてフロントですが、こちらも1mmほどダウンしますのでサススプリング部分をカット
支柱がなくなりますので、1.5mmのピンバイスで支柱部分に穴をあけ、1.5mmのアルミロッドをカットしたものを差し込み支柱とします
ロアアームとサスパーツが組まれる箇所はローダウンしたことにより隙間ができてしまうので、1mmのプラ板をカットしたものを接着し取り付け穴をあけ嵩まししておきます
シャシー側のサス固定箇所は、1.5mmのアルミロッドがしっかり固定できるように、裏面からプラ板を貼り付け1.5mmの穴を開けておきます
これでグラグラしないはず
車高調整はこれで完了です
塗分け(エアブラシ)
次に塗装前に、シートの裏面を埋めていきます
レジンえきで埋めブラックライトを照射ししっかり固めたらペーパーやすりで滑らかにし完了
次にエアブラシの塗装ですが
塗装の順番としては、下回りパーツの塗装やメタリックパーツの下地としてまずは一番量が多いブラック系
ブラック系は素材の違いをつやあり、艶なしで塗り分けることでよりリアルに
そして次にシルバー等のメタリック系
続いてその他のカラーとなります
またメタリック系の塗装工程では、素材の違いを演出するため、ブレーキディスクや、マフラー触媒部分にはフラットアルミを吹き付け
更にマフラーエキゾーストパイプ部にはクレオスのスーパーチタンを塗装しその上から「焼け」の表現としてエキゾーストの湾曲部分にクリアオレンジを塗装しておきました
またインテリアですが、グレー系と言うことで、セオリー通り明るい色から塗装を
タミヤのニュートラルグレイを塗装しベースを作っておきます
そしてマスキングをしつつダークグレイを重ねていきました
3Dで自作したホイールはノーマルのアルミホイールを目指したので、下地にブラックからのクロームシルバーを重ねメッキではなくアルミポリッシュになるよう工夫してみました
デカールの貼付
続いてデカールの貼り付けです
デカールの貼り付けは説明書指定通りに行いましたが、リアバンパーには自作したデカールより、日産の販売店シールを貼り付け
中古感ならぬリアルさを追い求めていきます
デカールの貼り付け時に気をつけていることは、まずデカールを破損させないこと
今回はそこまで痛んでいなかったのでそのまま進行しましたが、デカールの台紙を見てヤバそうだなと感じた時は、リキッドでカールフィルムを塗布した上で貼り付けを行っていきます
そしてデカールについた水分を綿棒と筆で吸収しながら空気も追いだし、パーツに馴染ませていきました
メーター部分はデカールを貼り付けたら、レジン液とブラックライトを使用しパネルケースの再現とデカールの保護をしておきます
塗分け(筆)
次に筆を使用した塗り分けです
エアブラシでベースカラーであるニュートラルグレイを吹き付けてあるパーツに対し、センターコンソールやセンターパネルの内側などアクリルのダークグレーを差し込んできます
ブレーキキャリパーにはメタリックグレーを塗装
ダッシュボードに戻り、ダークグレーが乾いたらセミグロスブラックをさらに内側の箇所やボタン類に塗装
次にエナメルシルバーを0.4mmの真鍮線をカットしたもので、オーディオ液晶部分やエアコン温度シール部分、各スイッチの頭部分に対し色を入れていきます
続いてオーディオ液晶部分の先ほどシルバーを入れた箇所に対しクリアオレンジを重ね、液晶を再現
エアコン温度シール部分にはレッドとブルーをそれぞれ差し込んでおきます
他にも3Dで自作したシートベルトバックルパーツではPUSH部分に対しレッドを入れたり、ハザードスイッチにもレッドを入れておきました
差し色がいくつかあるだけで劇的にリアルになるインテリアの塗り分けですが、まだまだやってみたいことはたくさんあるので、1つずつ模型に落とし込んでいこうと思っています
下回の組立
次に下回りの組み立てです
まずはリア周りから
アームパーツに対しデフパーツを組み込み接着
しっかり固定するように、洗濯バサミで固定していきます
シャシーにはスプリングパーツを接着し、先程のアームパーツをシャシーに合体
こちらもまた洗濯バサミで固定しておきます
しっかりパーツが接着したら、ハブを取り付けていきます
ボディを被せた状態で取り付け位置を確認しながら接着していきました
続いてフロントです
リア共に車高の調整はすでに済んでいるのであとは取り付けていくだけ
サスパーツをシャシーに取り付け、アームパーツで接着し固定です
こちらもしっかりパーツとパーツが固定するように洗濯バサミでロック
自作したホイールにはキット付属のタイヤを取り付けておきます
インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
ショーケースからキットを見た時、感動してもらえるようなインテリアを目指し組み立てていきます
まずはハンドル取りつけパーツには、ハイキューパーツのマイナスモールド1mmを取り付け
キーシリンダーの再現をしておきます
ハンドル、シフトノブ、サイドブレーキを接着したらリアのシェルフパネルを取り付け
次にシートベルトのバックルを接着していきます
フロントシートの脇、リアシートのセンターにそれぞれ接着
フロントシートに取り付けたバックルの余分な部分はカットしておきます
続いてインテリアのカーペットを再現
使用した素材はダイソーで購入できるフェルト生地よりダークグレイをチョイス
寸法を図りカットした上でセメダインハイグレード模型用接着剤で接着していきます
そしてセンターコンソール、フロントシート、ダッシュボードの準備組み立てたらシャシーとインテリアを合体
いよいよ車らしくなってきたところで今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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