「凸凹モールドへのデカールの貼り付けはマークフィット」

1/24 HASEGAWA NISSAN SILVIA 2000ZSE-X S110

1/24 HASEGAWA NISSAN SILVIA 2000ZSE-X S110 part2

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回はボディやパーツの塗装、デカールの貼り付けや下回りの組み立てからインテリア完成までを収録しました

ハセガワの細かいデカールがバッチリ貼り込めたので是非ご覧ください

それではスタートです

まずはボディ塗装から行ってまいります

ボディ塗装

ボディ塗装の前に下地のブラックを残したいところをマスキング

前期型のS110シルビアに用意されていたカラーはカタログによりますと全部で8色

ホワイトやシルバーなどの一般的なカラーからダークレッドやグリーンなどスポーツ色を意識したカラーまで用意されていました

後期型になるとツートンやマンハッタンカラーのようなカラーリングも登場してきます

この中から今回はデートカーらしくブルーメタリックをチョイス

使用したカラーは田宮のマイカブルーにアルティメットホワイトを少量混ぜ明るめに調整

この塗料をガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで吹き付けを行いました

ボディ塗装の工程としては3つの工程で、

1工程目は各ラインや角を中心に

2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分

3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます

塗分け(エアブラシ)

続いてはエアブラシを使った塗り分けです

まずは一番量が多いブラック関連から

シャシーや足回りパーツ、モール類などの外装パーツ、そしてメタリック塗装をするパーツの下地としてエヴォブラックを塗装していきます

リアテールのメッキ加工してあるパーツはヤスリがけをしエヴォブラックを入れてあります

燃料タンクや下回りのアーム類とデフパーツは、下回りの中でも素材の質感をコントラストで調整したいので、こちらにはツヤありのブラックを塗装

メタリック塗料の塗装では、マフラーはエンジン側のパイプにはタミヤのチタンゴールド、他のパイプ部はクレオスのスーパーチタン、太鼓部分はフラットアルミで塗装です

ミッションケースにはフラットアルミを塗装

この後ミッションケースとマフラーパーツにはスミ入れをし多少汚してリアリティUP

インテリアはブルー系のツートンでまとめていきますので、説明書指定通りの塗り分けで、まずはフィールドブルーをベースに塗装

その後マスキングを経てクレオスのブルーグレーを重ねました

ウインカーやテールの一部にはクリアオレンジを塗装しておきます

塗分け(筆)

次に筆を使用した塗り分けです

エアブラシで大きな面積のパーツを塗装し筆では細かい部分に色を入れていくイメージ

エアブラシではラッカー塗料を使用しますが、筆ではラッカー塗料の上に重ねて塗装をするのでエナメルかアクリル塗料を使用し、塗料を溶かして濁らせないようにしていきます

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メタリックカラーでは燃料タンクのガードにフラットアルミ、ブレーキキャリパーにはメタリックグレーを使用

インテリアではスピーカー部分にフィールドブルー

下回りではシャフト部分、インテリアではハンドルステーに付属する各種レバー、べダル部分にセミグロスブラックで塗り分け

インパネやコンパネ、シフトブーツや3D出力したスピーカーにはフラットブラックを塗装

各部位でコントラストを意識しながら塗り分けていきます

お手製3D出力のシートベルトバックルにはインテリアカラーを塗装してありますので、PUSHボタン部分にレッドを入れておきます

インテリアのカラーリングではこのレッドが非常に効果的なので、多少細かい部分でも不備なく入れるようにしています

デカールの貼付

続いてデカールの貼り付けです

このシルビアの特徴でもある極太なサイドストライプを張り込んでいきます

特にサイドのセンターは長い形状なので空気や水を筆でしっかり抜き、さらにマークフィットを塗布

ボディにしっかり密着させ、クリア塗料を重ねても割れたり膨らんできたりしないよう、しっかりケアしておきます

インテリアではダッシュボードのインパネ、コントロールパネルも全てデカールで再現

特にコンパネのモールドはボタン類やスイッチ類がしっかりモールドされているので、ここにそのままデカールを貼っても、デカールが浮いたままの状態になってしまいます

そんな時はタミヤのマークフィットが大活躍

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マークフィットにも何種類かありますが、プラモの時間ではハードを使用

凹凸のある部分にデカールを持っていき、筆や綿棒でしっかり水と空気を除去したらマークフィットを塗布です

10分程放置しておくとしっかり密着されますが、それでも密着しない場合は再度塗布プラスドライヤーの熱で強制的に密着させていきます

ハセガワの細かいデカールはこのように貼り込んで見ました

メーターパネルにはクリアケースの再現とデカールの保護としてレジンを流し込みブラックライトを照射しておきました

下回の組立

次に下回りの組み立てです

しっかり塗り分けをしたパーツ達を取り付けていきます

このキットは穴を自身で開けるところからスタートするのですが、自身で開けた穴にパーツがビシッと接着できるのはとても気持ちがいいものです

小さいことですが組み立てていて楽しい部分の一つでもありますね

ミッションケースを取り付けたら燃料タンク、マフラーと順に取り付けです

足回りは非常に細かいディティールとパーツ構成になっています

ショックパーツにディスクパーツを取り付けるステーを組み込みそこにディスクパーツを接着していくのですが、とても細かく繊細な部分なので、ここはしっかり接着が固定したのを見計らって、次にパーツを取り付けるといった形でじっくり組み上げていきました

リアの足回りは4点接着する部分があるのですが、縦の3点をしっかり嵌め込んだ後、残りの横一点を嵌め込むとスムーズです

またこのキットは車高を低くできるパーツも付属しているので、少しやんちゃな仕様で作り込みたい場合はそちらのパーツを使うと良いでしょう

こういった作り手目線に立ったサービスはとても嬉しい部分でもありますよね

下回りが組み上がったらボルト類に4アーティストマーカーシルバーで色を加え完成です

しっかりコントラストが効いていて大満足

インテリアの組立

最後はインテリアの組み立てです

このキットインテリアの台座パーツがあるのですが、センターがごそっとくり抜かれているので、塗装のし忘れに注意です

プラモの時間はインテリアパーツの塗装時にシャシー側の部分を塗装し忘れて二度手間となりました

台座となるパーツをシャシーに取り付けたら3Dで自作した当時モノのスピーカーとペダルを取り付けます

センターコンソールにはサイドブレーキにシフトパーツ、内張にはアームレストやスピーカーを接着

ダッシュボードにはハンドルを組み込み、グローブボックス下には3D制作の発煙筒とステーを接着

シートにはヘッドレスト、そして3D製のシートベルトバックルを接着

細かい部分が仕上がったらフロアカーペットです

ダイソーのフェルト生地よりグレーをチョイス

サイズを測りハサミでカットしていきます

FR車なのでリアセンター部分にもしっかり生地を貼り込んでいきます

生地を貼り込んだらセンターコンソール、リアシートにフロントシート、ダッシュボードに内張と説明書指定通り順番に取り付け完成

全体的にブルー系のインテリア、パネル類はしっかりデカールで完全再現できており、組み上げていて驚きと感動の連続

非常に解像度の高いパッケージングだと思います

今回は以上です

次回は秘密兵器を取り付けつつ完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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