1/24 FUJIMI NISSAN LAUREL HARDTOP 2000 MEDALIST part2
みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。
いつもご覧頂きありがとうございます。
ボディ塗装
今回はボディ塗装からインテリア完成までを収録しましたので、よろしければご覧ください。
まずはボディ塗装から行ってまいります。
このキットのモデルである3代目ローレルのイメージカラーはカッパーメタリック
当時設定されていたカラーははっきりとはわからないのですが、カタログをみたところホワイトやブルー等オーソドックスなカラーまで幅広くラインナップされている様子。
その中から今回はダークブラウンをチョイスし仕上げてまいります。
使用した塗料はクレオスのC29艦底色が90%とファインシルバーが10%で調色
ボディ塗装の工程としては、それぞれいつも通りの3工程。
1工程目は各曲線や角と呼ばれる部分を中心に。
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分。
3工程目は各部ムラのないよう塗装をしていきます。
シートの成形
続いてシートの成形です。
キット付属のままですと背もたれがとんでもなく薄くバランスが悪いので成形していきます。
成形の準備としては、型を簡単に取ることが出来る、型想いとレジン液にブラックライト。
まずはシートパーツ裏側を型想いに押し付け、型をとっていきます。
押し付けた型想いを30分ほど放置し、パーツを型想いからはずした後、レジン液を型想いに流し込みブラックライトを照射。
少し乾燥させ複製されたレジンパーツを剥がします。
そのあとパーツの端々を均し、元のシート背もたれにセメダインハイグレード模型用接着剤で接着。
パーツとパーツの間に出来た隙間にUV接着パテを盛り再びブラックライトを照射。
固まったらペーパーヤスリで均し完成です。
塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使用した塗分けを行っていきます。
下回りに関しては、シャシーは成形色をそのまま利用し、エンジンのミッションケースにマフラー、ショックアッセンブリー等に対しメタリック塗料を塗装。
メタリック塗料指定パーツは例えばマフラーのタイコ部分はフラットアルミ、エキゾーストパイプ部分はクレオスのスーパーチタンに塗装するなどし、素材の違いを表現しました。
ホイールパーツはリム部分が別パーツとなっており、本体の塗分けがとてもしやすく、こちらはゴールドを吹き付け。
インテリアパーツの塗分けは、ネットで見れるローレルのカタログを参考に、タミヤのフラットブラウン、クレオスのウッドブラウンとサンディイエローの3色のカラーを使い塗分けました。
クリアパーツはフロントバンパーのマーカー部分にスモークを入れ他は説明書通りに塗分けを行っていきます。
塗分け(筆)
続いて筆を使用した塗分けとなります。
インテリアパーツがメインで、まずはガンメタ塗料から。
カタログを見ても実に複雑なインテリアパーツ。
こんな時はマイルールとして、とにかくベースとなる塗料から塗装をし、その上にカラーを重ねていくことにしています。
ですのでまずはガンメタ、その次にセミグロスブラック、クロームシルバーとクロームマーカーの順で、1つ1つの塗料をしっかり乾燥させた上で重ねていきました。
ハンドルやシフトレバーには木目仕上げとして、成形色をそのまま残しその上から、クロームシルバーを成形色のブラックがまだらに残るようにドライブラシ気味に塗装。
塗料が乾いたのちクリアオレンジを上から重ね木目を表現してみました。
エアコンの温度シールとしてレッドとブルーを入れて、最後にエアコンルーバー部分等にスミ入れをし完成となります。
ドアノブとメッキモールの追加
次にドアノブとメッキモールの追加です。
旧車の中でも豪華設備が満載でゴージャスな雰囲気を持つローレルですので、メッキモール部分やトグルスイッチ等、出来そうな箇所をディティールアップしていきます。
ディティールアップに使用したものは0.4ミリの真鍮線で、ドアノブ部分に関しては長さを図り、ゴッドハンドの先細ペンチを使用し形を作った上でカット。
内張のモール部分も長さを測った上でカットしセメダインハイグレード模型用接着剤で接着。
他にもこの真鍮線を利用し、センターコンソール内のトグルスイッチを増設してみました。
接着が乾いたのちクロームマーカーで塗装をし完成です。
デカールの貼付
続いてデカールの貼り付けとなります。
ナンバープレートやサイドのエンブレムにダッシュボード内のメーターはキット付属のものを使用し貼り付け。
綿棒等で水気を取りながら貼り付けを行いました。
旧車のマストアイテムでリアトレイに鎮座するスピーカーは、パーツとしてキットに付属しており、せっかくなのでロンサムカーボーイとしTSX11のデカールを自作し貼り付け、雰囲気を出してみました。
ダッシュボード内のメーターデカール部分にはレジン液を流し込みブラックライトを照射。
メーターカバーとしディティールアップ完了です。
下回の組立
次に下回りの組立となります。
仮組の際ツライチ具合は好みなのですが、車高が低くとってもやんちゃすぎるスタイルでしたので、フロントを1ミリ、リアを1.5ミリ程上げる加工からやっていきます。
まずはショック部分。
ショック先端にある取り付けダボは車高をあげることにより詰まり、ダボが無くなってしまうので、切りとってピンバイスで穴をあけたのち、1ミリの真鍮線を入れました。
付属の車高調整パーツプラス、ポリキャップを1ミリにカットしたものをダボ部分に取り付け
更にロアアーム接着部分も寸足らずになってしまうので、1ミリのプラバンを取り付け部分に接着し、穴をあけ加工完了
それぞれのパーツを取り付けていきます。
リアはデフ部分の取り付けダボに3ミリの穴をあけた1.5ミリのプラバンをカットしたものを取り付け、あとはストレートに組立を行いました。
これで車高をあげた下回りが完成です。
インテリアの組立
最後にインテリアの組立となります。
塗装も終わりあとは組み立てていくのみのインテリア。
まずは自作したシートベルトのバックルを取り付けていきます
あらかじめ開けてあった穴に対し差込み接着で完成。
ハンドル周りはキーシリンダーの再現としアドラーズネストブラインドリベットヘッドの1ミリを取り付けてみました。
次にカーペットです。ダイソーのフェルト生地を長さを測りカット。
前後それぞれセメダインハイグレード模型用接着剤で接着。
接着が乾いたのちフロントシートにダッシュボードを取り付けインテリアの完成となります。
小さめのオバステにパイオニアのスピーカー等で当時の雰囲気を醸し出しつつ、ローレルの名のもとに気品と当時の雰囲気を融合させたようなインテリアになったかと思います。
今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です。
ご覧頂きありがとうございました。
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