1/12 AOSHIMA HONDA MONKY CUSTOM TAKEGAWA Ver2 part3
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
さて今回はアオシマアンバサダーとしての製作で、モンキー最終章
青島文化教材社 1/12 ザ・バイクシリーズ No.72 ホンダ Z50J モンキー ’78 カスタム 武川仕様 Ver.2 プラモ…
タンクのコーティングやシュナイダーのマーカーを使った塗装などを経て完成までを収録してみました
当時のブラックモンキーがバッチリ再現できたのでぜひご覧ください
クリア塗装
まずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回
使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています
塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ
2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき
2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えてます

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けています

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としてやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます
研ぎ出し
次に研ぎ出しを行っていきます
クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています
このおうとつを消していく工程です
徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程
1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます
艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い
それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます


鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます
2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です
ゴッドハンド(GodHand) 神ヤス! 磨3mm厚 高番手5種類セット [#2000/#4000/#6000/#8000/#10000] GH-KS3-KB
鏡面仕上げ
続いて鏡面仕上げの工程です
鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります
シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周
表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます
1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ
バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます
オイルクーラーとキャッチタンクの仕上げ
続いてはオイルクーラーとキャッチタンクの仕上げ
このキットにはカスタムバージョンとしてオイルクーラーとキャッチタンクが付属していますので、バッチリインストールしていきます
ただパイピングまでは再現されていないので、ここはさらにカスタムしていきます
手持ちで田宮のクリアパイプをカットしオイルのキャッチ部分は3D製作したヘッド部分に接続、リターンはオイル注入口へ、排出のパイプはウインカー横へ固定としました

オイルクーラーは塗装したパーツに対しスミ入れをします

ついでにエンジン周りや、足回り、スプロケ周辺にもスミ入れ
そのあとオイルクーラーステーをフレームに接着
オイルクーラーはその間にパイプを取り付けておき、パイプがしっかり固定できたらステーへ取り付けます
その流れでシリンダーヘッドに仕込んでおいた真鍮線にオイルクーラーのパイプを接続しました
フロントの組立
続いてはフロントの組み立てです
まずは3Dで製作したヘッドライトパーツにはクリア、燃料コックとトルネードマフラーにはエヴォブラックを塗装
燃料コックはこの上からシルバーを塗装します
そして今回から登場したシュナイダーのメッキマーカーを使ってマフラー、ヘッドライトリフレクターを塗装

もうこのマーカーは絶大な信頼感があります
シュナイダー Schneider ミラーエフェクト クロームマーカー ペイントイット Paint it 061 ペン先:2mm 1本 …
何度もお伝えしますが、ムラにならずまるでエアブラシで塗装したようなメッキ感で、キラリとした明るいメッキ調になるマーカー
ペンのサイズも2mmと0.8mmがあるのであらゆる場面で酷使するスタメンツールとなりました
もうこのマーカー無しでは生きていけないほど素晴らしいマーカー
強くおすすめいたします
さて、フロントフォークの片われにはライトケースやプラケット、フェンダーやホイールを組み込み、もう片われのフォークを接着です

ライトケースにはリフレクターを取り付け、残りの部分をマーカーで塗装

メーターにはデカールを貼り付けレジンで保護したらライトケースに接着
キーホールのモールドはされていないので3D製のものを取り付けました
ライトレンズはふちをブラックで塗装し目力UP

ニュートラルランプは下地にシルバーを入れておいたので、その上からクリアグリーンを重ねました
フレームとフォークを合体しバイク本来の形が見えてきました



仕上げ
最後に仕上げです
シートはカスタム仕様のものではなくノーマルのものを使用します
鋲はデカールで再現できる仕様ですが、せっかくなので金属パーツはハイキューパーツのブラインドリベットに置き換えディティールアップです


ハンドルはステー部分をフラットアルミで塗装しミラーを取り付けておきます
タンクにはパイピングしておいた燃料コックを取り付けます
ハンドルの六角部分はクロームマーカーで塗装しフロントフォークにはウインカーを取り付けます

サイドカバーとハンドルを取り付けたら、タンクとシートを接着
大きいものが取り付けられたら、最後は細かいものを取り付けていきます
ペダル類にステップを接着したらトルネードマフラーを取り付けです
先端部分とエンド部分を3Dで製作したのですがジャストフィット
エンド部分はピンバイスで穴をあけ、そこに製作したエンド部分を接着しました
リアのブレーキも仕上げます
キットそのままですとロッドの再現がなく少し寂しい感じですので、3Dで製作したブレーキロッドステーをホイールとペダル側に取り付け、ブレーキロッドとした0.4mmの真鍮線を接続しました

最後に各部に残ったデカールを貼り付け、燃料キャップを取り付け、各ボルト類には4アーティストマーカーシルバーを使って塗装し完成です
完成
アオシマのモンキーを製作したわけですが、初めて作ったのは確か高校生の時だったと記憶しています
自身もモンキーに乗っており、模型やで見つけたパッケージは、あの時はまだイマイ製だったと思いますがなんと当時500円だったんです
500円でパーツ点数も少なく気軽に作れるものですから、モンキーフリークの自身にとってはこのキットは天国みたいなキットでした
アオシマのモンキーはイマイの金型を引き継いだキットですが、ヘッドライトこそクリアパーツ化されていなくリアリティに欠ける部分ではありますが、それでもそのまま組み立てても、あぁモンキーだねってなるようなキット
それを今の技術でどこまでリアルに出来るかをテーマに挑戦してみました
改造ポイントは多々ありますが、3Dを駆使しヘッドライトにシリンダー部分、エアフィルターはパワフィルをモデリングし置換
パッケージは6V時代のものですのでクラッチレバーはカット
カスタムパーツの武川製マフラーは、自身でも取り付けていたので少し造形にはこだわりこちらも3Dでモデリングしました
せっかく6V時代のものを作るならと大好きなブラックモンキーに変身させようと、タンクデカールは自作です
シートは鋲打ちをしたりモンキーフリークとして出来る部分はバッチリ再現できたかと思います
ここまで仕上げることができて自信がついたので、次はゴールドモンキーや、4Lタンクのモンキーなんかにも挑戦してみたいです
というかモンキーはネタが豊富なので一生制作には困らなそう
アオシマのモンキーいかがだったでしょうか
今でもアマゾンなどでは1000円を切るくらいで手に入りますので、ぜひモンキーフリークの方は製作してみてはいかがでしょうか
それではごゆっくりご覧になっていってください


























ご覧頂きありがとうございました
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