1/24 TAMIYA HONDA CITY TURBO part2
みなさんこんにちわ
制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ
今回は再販されたタミヤのシティターボの製作part2で、ドアのパカパ化ギミックの作り込みからインテリア完成までを収録しました
パカパ化の部分は特にいつもと違う工作をしてみましたので是非ご覧ください
パカパ化~ヒンジの作り込み~
早速パカパ化からいきましょう
Part1ではドアを切り離したり、内張を作り込んだりしましたのでそちらも併せてご覧いただければと思います
ここではドアとボディを接続するヒンジを作ります
ヒンジに使う素材は0.8mmの真鍮線と内径1mmのアルミパイプ

ドアとボディを合わせヒンジの採寸をしたら真鍮線とパイプをワイヤーカッターでカットします
パイプに真鍮線を通せるようパイプの形を整え真鍮線を通しカットしたら、指でパイプを視点にL字に曲げます


そのあとL字部分を支点に幅2mmほどの範囲内になるよう緩やかな半楕円に曲げていきます


最後にパイプ部分と並行になるようL字に曲げ完了です
この最後のL字部分にドアが取り付けられる仕組みになっています

パカパ化~ヒンジの取り付け~
次にヒンジをボディに取り付けていきます
ここで使用するのはエポキシパテと瞬間接着剤です
仕様としてはいつものドア側に支点を設置するのではなく、ボディ側に支点を設置するトミカタイプ
個人的にはトミカ開きの方がドアの接点部や内張の干渉が少なく、ノンストレスで改造を勧められるかなというところ
デメリットはドアの開き方が実車のフェンダー内側にドア先端が格納される仕様とは違うので、リアリティが半減するかな?くらいですが特に気にならない印象です
取り付けはフェンダー裏のドア側にヒンジを固定するプラ材を接着し、そこにパテを盛りヒンジを設置



そのあと瞬間接着剤で補強をし最後に再度パテでパイプ部分を蓋をしさらに固定する形です






気をつける点はフェンダーに対しパイプを平行になるようパテでスパチュラなどを使い高さを調整しながら取り付けることでしょうか
平行に取り付けることによりまっすぐ開くのでこの辺りに気を遣っています
ボディ塗装
次にボディ塗装です

初代シティターボに設定されていたカラーは、前期型ではレッド、ブラック、ブルーの3色ですが、おそらく後期型でホワイトも追加され、さらにドアミラー化となったようです
ネットにあるカタログなどを見たときに、どうも都会的なホワイトのシティがより洗練されスポーティに見えたので、今回はホワイトで製作していこうと思います
使用したカラーはガイアノーツのアルティメットホワイト
このホワイトはパキッとした雑味のない、クールなホワイトで隠蔽力も強い塗料です
この塗料をガイアノーツの薄め液(T-01)で1.5倍に薄めエアブラシで塗装しました
ドアを切り離したので内側から塗装していきます
ボディ塗装の工程としては3つの工程で
1工程目は各ラインや角を中心に
2工程目はルーフやボンネット等を中心とした広い面積の部分
3工程目はムラに気をつけながら全体を塗装をしていきます

塗分け(エアブラシ)
次にエアブラシを使った塗装です
エアブラシの塗装で気をつける点はコントラストを意識することと、小さい部分は筆でなどと割り切る勇気でしょうか
まずはブラック関連から塗装です

シャシーやサスペンション、モトコンポのタイヤに対しエヴォブラックを塗装
そのあと足回りのアームパーツやロッドパーツに対しツヤありのブラックを塗装
ブラックの中でもツヤのありなし、そして半ツヤなどで塗り分けしコントラストをつけていきます
次は下地にエヴォブラックを塗装しておいた3Dで製作したセンターキャップやマフラーに対しメタリック塗料を塗装です
センターキャップにはスーパークローム、マフラーはパイプ部分にスーパーチタンで、太鼓部分にはフラットアルミを塗装しました
モトコンポの車体はSHOWUP製の水色を塗装

インテリアは2色で塗り分けます
荷台部分はボディ色部分をマスク


シートファブリック部分や内張にブルーグレーを塗装し、マスキングを経てラバーブラックを重ねました

ブルーグレー部分は艶が出ているのでスムースクリアを重ねツヤを落とし質感を調整します


3D製の発煙等にはレッドを塗装しておきます
塗分け(筆)
続いてゴッドハンド製の筆を使ったエナメル塗装です
エアブラシでの塗装はラッカー塗料を使いますが、ここではラッカー塗膜を痛めないエナメルとアクリル塗料を使います
気をつけている点としては、やはりここでもコントラストに気をつけています
まずはメタリック関連から
エンジンのミッションケース部分にはフラットアルミ
マフラー部分とシャシーにモールドされている、センターコンソールの一部、そしてモトコンポのハンドルに設置されているウインカーの下地としてクロームシルバーを塗装します


次にブラック関連
シャシーでは、オイルパンと燃料タンク部分にモトコンポのハンドル部分、そしてインテリアではハンドブレーキのシャフト部分に対しツヤありのブラックを塗装
セミグロスブラックは、インテリアではダッシュボードのパネル内部。シフトブーツとハンドブレーキのレバーなどの部分を塗装です

ダッシュボードの時計部分は液晶っぽくなるように下地にシルバーで上からアクリルのクリアオレンジを重ねました
ホイールのアクセントカラーにはブラックをチョイス
こちらは筆でざっと塗り、エナメル溶剤を含んだ綿棒で拭き取り綺麗に仕上げます

3D製のベルトバックルにはレッドを入れておきました

デカールの貼付
次にデカールの貼り付けです
この部分で気をつけている点はしっかり空気と水を抜き切ることで、形状によってはマークフィットを使いパーツに馴染ませています
まずはモトコンポ
こちらは説明書指定通り貼り付けます

車体がレッドの場合はホワイトのデカールを使用するようです
ボディにはエンブレム各種を貼り付けていきます
こちらもそれぞれのボディカラーに沿った専用のデカールがありますので、間違えないよう注意が必要かと思いました


インテリアではメーター部分にデカールを貼り付けます
過去に作ったシティではメーターデカールが付属していなかったので、この再販でメーターデカールが収録されたかと思います

メーターデカールを貼り付け、水と空気をしっかり除去したらレジンを流し込みブラックライトを照射
メーターケースの再現とデカールの保護をしておきます
下回の組立
次に下回りの組み立てです
下回りの組み立ては説明書通りの進行で、特に難しい部分はなくサクサク進行できました
強いてお伝えするのであれば、ハンドルを切るパーツとサスパーツの組み付けでしょうか
フロント部でシャシーにサスを取り付ける前にハンドルパーツにサスパーツのダボをはめるとスムーズに組み上げられると思います

リアではアームパーツを取り付ける前にマフラーを取り付けるので、そこの順番を間違えないよう注意が必要だと思いました
フロントホイールを組み込む際には付属のピンを使用する指定ですが、センターキャップのホンダロゴはやはり見せたいという思いから、せっかく3Dプリンターがあるので作ってみました

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ピンでは違和感があった少年期の気持ちをここで回収です

インテリアの組立
最後にインテリアの組み立てです
ダッシュボード部からいきます
塗装を終えたダッシュボードにエアコンの冷暖シールを貼り付けます

これはマステにレッドとブルーを塗装したもので、デザインナイフで1mm程度にカットし貼り付けました


フロアカーペットにはダイソーのフェルト生地を使います

今回はブラックをチョイス
採寸したらハサミでカットし、セメダインハイグレード模型用接着剤で貼り付けました
リアには荷台を取り付けセンターコンソールにはシフトればーを接着
シートにはベルトバックルを取り付け、そのままシャシーに接着
最後にダッシュボードを取り付け発煙筒を設置し完了です

内張はカットしたドアに取り付けるのでpart3にて収録します





今回はここまで
次回は完成までをお届けする予定です
ご覧頂きありがとうございました
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