「制作ご依頼!思い出のRAV4、パカパカ化します。」

1/24 AOSHIMA TOYOTA RAV4 '94

1/24 AOSHIMA TOYOTA RAV4 ’94 part1

みなさんこんにちわ

制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回は、ご依頼いただいた一台!

アオシマの初代RAV4を制作していきます。

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ご依頼内容は、ドアのパカパカ化をメインにしつつ、カタログに載っていそうな自然で上品な仕様。

このパート1では、まず仮組みでキットの出来を確認し、その後ドアの開閉加工まで進めていきます。

初代RAV4らしい愛らしいスタイルが、どのように特別な一台へ仕上がっていくのか。

ぜひ最後まで、じっくりお楽しみください。

まずは初代RAV4がどんな車だったのか、おさらいしていきましょう!

RAV4とは?

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1994年に登場した初代RAV4は、それまで「四駆は大きくて本格的」という常識をガラッと変えた一台でした。

カローラやセリカをベースとし、フロアパネルは独自に開発され、足回りなども専用品に

技術が惜しみなく投入されたモデルです

エンジンは直4の2リッター

乗用車のような運転のしやすさと、SUVらしい頼もしさを両立したコンパクトクロスオーバーの先駆けともいえる存在で、今では世界中で当たり前になったSUVブームの原点ともいわれています。

街中にも自然にも似合う絶妙なデザインは、発売から30年以上経った今見ても古さを感じさせません。

今回制作するのは、そんな初代RAV4。

実はこの一台、ご依頼主様にとっては単なる車ではありません。

奥様と出会うきっかけになった、かけがえのない思い出が詰まった特別なクルマなんです。

人生には、思い出の場所や音楽がありますが、人によっては一台のクルマが、その時代や大切な人との記憶を鮮明によみがえらせてくれることがあります。

このRAV4も、きっとそんな存在なのでしょう。

何を隠そうプラモの時間ががそうなので深く共感できます。

だからこそ今回は、ただ組み立てるだけではなく、当時の雰囲気や、ご夫婦が過ごした時間まで感じられるような一台を目指して制作していきます。

小ぶりでありながらバランスの整ったスタイル、シンプルだからこそ美しいボディライン。

一つひとつ丁寧に仕上げながら、思い出まで形にしていけたらと思います。

ドアも開けちゃうぞ!ということで

最後まで、一緒にお楽しみください。

仮り組み

それでは、さっそく仮組からいってみましょう。

今回制作するのは、アオシマ「ザ・モデルカーシリーズ」の初代RAV4です。

箱を開けてまず目を引いたのが、このボディ。実車の特徴でもある丸みを帯びた優しいラインがしっかり再現されていて、見ているだけで90年代のトヨタ車らしい雰囲気が伝わってきます。プロポーションも非常に良く、形状を修正したくなるような箇所はほとんどありません。

続いて足回りですが、シャシー裏まで細かくモールドされており、サスペンションやフレームの構造もしっかり再現されています。完成すると見えなくなる部分まで手を抜かない、このシリーズらしい作り込みですね。

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ホイールは3種類付属していますが、今回はノーマル仕様を選択。リアサスペンション周辺は少し構造が複雑なので、一度仮組みして確認しておくと安心です。ホイールはポリキャップ固定なので、作業性も良好です。

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内装はバスタブ式で、ドア内張りも一体成形。シートや内張りのファブリックはデカールで再現できるので、塗装だけでは表現しにくい質感までしっかり楽しめる内容になっています。

ボディとウインドウのフィッティングも非常に良く、シャシーとの合いも抜群。組み立て中にストレスを感じることはありませんでした。

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さらに、このキットの魅力が豊富なオプションパーツ。ルーフキャリアやリアキャリア、さらにフロントのガードバーも2種類付属しているので、ノーマル仕様からアウトドア仕様まで好みに合わせて組み分けが楽しめます。

仮組みしただけでも初代RAV4らしい愛らしいスタイルがしっかり伝わってきますし、作りやすさと完成度の高さを両立した、とてもよくできたキットだと感じました。

これは完成がますます楽しみになってきましたね。

スジ彫り

次にスジ彫りの工程に入っていきます。

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今回使用しているツールは、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレードです。

ブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています。

基本的には0.15mmのブレードを全体的なスジ彫りに使用し、

ドアやボンネットなどの開閉パーツには少し太めの0.2mmのブレードを使っています。

リアルな完成度を目指すためには、ボディ各部のスジをしっかり入れておくことが大切です。

そうしないと、塗装を重ねたときに溝が塗料で埋まってしまい、シャープさが失われてしまうんですね。

この作業は、塗装前の重要な下準備になります。

ただし、スジを深く掘りすぎると、不自然なシルエットになったり、最悪パーツを貫通・破損してしまうこともあるので、

軽いタッチで、各パート3~5往復程度を目安に丁寧に掘り込んでいきます。

具体的には、ドア、ボンネット、モールやバンパーの継ぎ目、給油口カバー、そしてウインドウモールの外側などを中心に、

スジを入れて、塗装に備えていきます。

パーティングライン消し

続いて、画像の赤矢印で示した「パーティングライン」を削る作業に入ります。

プラモデルは、製造工程で金型同士を合わせて成形されるため、どうしてもパーツ表面に「パーティングライン」や「バリ」が発生します。

このラインを処理するかしないかで、最終的な仕上がりに大きな差が出るため、必ず取り除いていきます。

確認方法としては、パーツを手に取り、実際に指でなぞってみること。

特にカーモデルの場合、ボディを真上から見た時、左右対称に縦に走るラインが見つかることが多いです。

バンパー周辺は、特にパーティングラインが強く出やすいポイントなので、念入りにチェックします。

作業手順は、タミヤ製の320番ペーパーヤスリを使用し、水をつけながら丁寧に削っていきます。

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このときの注意点は、実車に存在するボディのプレスライン(デザイン上のシャープな折れ目)を消してしまわないよう慎重に作業することです。

320番でパーティングラインを除去したら、徐々に番手を上げていき、最終的に1500番まで仕上げて、塗装に向けた下準備を整えます。

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ボディの調整加工

続いては、ボディの調整加工です。

まずはドアとリアゲートにモールドされているキーホールを、0.8ミリのピンバイスで開口していきます。

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ここには完成間際にキーシリンダーを埋め込む予定なので、位置を間違えないよう、先端をしっかり合わせてから少しずつグリグリと掘り進めます。

小さな加工ですが、完成後にはしっかり存在感が出る部分ですね。

穴を開けた周辺は少し荒れてしまうので、ペーパーヤスリで軽く均して整えておきます。

続いてはフェンダー。

平成初期の車はフェンダー先端のラインが比較的ストレートに立っていることが多いので、ここはヤスリでしっかり面を出しながら、輪郭をくっきり整えていきます。

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わずかな調整ですが、ボディ全体の締まりがぐっと変わってくる大切な工程です。

パカパ化〜ドアと内張の切り離し〜

続いては、いよいよドアの開閉加工です。

まずはボディのカットラインに沿って、0.15ミリの超硬ブレードで全周に軽くスジを入れていきます。

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無理に切り抜かず、ガイドを作るイメージで進め、どこか一か所が貫通したら、厚さ0.1ミリのハイパーカットソーで慎重に切り離します。

この極薄の刃のおかげで、切り離した後の隙間も最小限に抑えられます。

続いては、ドアを収めるボディ内側を加工。肉厚を限界まで薄く削り込み、ペーパーで滑らかに仕上げることで、スムーズに開閉できるスペースを確保します。

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最後は一体成形の内張りを切り分けます。超硬ブレードとマジカッターを使い分け、断面はデザインナイフとペーパーで丁寧に整えて完成。

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地味な工程ですが、この積み重ねが自然な開閉ギミックにつながっていきます。

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パカパ化〜ドア受けとマグネットの設置〜

続いては、ドア受けとマグネットの取り付けです。

まずはドア受けを製作。ボディ裏にマスキングテープを貼り、ドア形状を写し取って0.5ミリのプラ板へ転写し、切り出して接着します。

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この受けを作ることで、ドアの位置がしっかり決まり、開閉時のズレも防ぐことができます。

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続いて、ドアを固定するためのネオジム磁石を取り付けます。

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まずはボディ側へ磁石を接着し、ドアを仮組みして位置を確認。その位置に合わせてドア側にも磁石を取り付ければ完成です。

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ドアを閉めると「カチッ」と吸い付くように固定され、見た目だけでなく使い心地も気持ちのいい開閉ギミックになります。

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パカパ化〜サイドシルと内張むにゅ!〜

続いては、サイドシルのステップ部分を製作していきます。

ドアの開閉はできるようになりましたが、このままシャシーを合わせると、バスタブパーツとの間に約5ミリの隙間ができてしまいます。小さな隙間ですが、実車感を左右する部分なので、しっかり作り込んでいきます。

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まずは受けパーツの上にプラ板を重ねて接着し、さらにエポキシパテで隙間を埋めながらステップ形状を成形。乾燥後はデザインナイフとペーパーで整え、自然なラインへ仕上げます。

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続いて内張りです。一体成形の内張りを超音波カッターで切り離し、塗装後にドアへ取り付けられるよう位置決め用のガイドを作っていきます。

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内張りの裏には5ミリ角のプラ材を接着し、ドア側にはエポキシパテを盛り付け。プラ材にはリップクリームを塗って離型剤代わりにし、ボディとシャシーを仮組みした状態で内張りを押し当て、ぴったりの取り付け位置を作ります。

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最後は、内張りとドアの間にできる隙間をプラ板で埋めて形状を調整。

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細かな加工の連続ですが、このひと手間で開けたときのリアリティがぐっと高まります。

パカパ化〜ヒンジの自作〜

続いては、ドアをパカパカさせるためのヒンジを自作していきます。

使用するのは、外径1.4ミリのステンレスパイプと、0.6ミリの真鍮線です。

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まずはドアの高さに合わせてそれぞれをカット。潰れたパイプの断面を整えて真鍮線を通し、両端をL字に曲げてコの字型にします。

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さらにドア先端が収まるよう折り返し、フェンダー側へ固定するステー部分も曲げれば、ヒンジの基本形が完成です。

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ここからドアの形状に合わせて、長さや角度を少しずつ微調整。

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最後はドアが水平に開く位置を確認しながら、ヒンジを先端側へ瞬間接着剤で固定します。

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この位置決めが少しでもズレると、ドアが傾いたりボディに干渉したりするので、ここは焦らず慎重に。

これで、いよいよドアが気持ちよくパカパカするようになりました。

下地塗装

続いて本塗装をする前の下地処理としてガイアノーツのエヴォブラックを吹いていきます

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この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目指す場合には欠かせない重要な作業です。

パーティングラインを消すためにボディ表面を削ったり、ペーパーヤスリの跡が残ったりすることもあります。

そういった場合には、必ずサフェーサーを吹き付けて、各パーツ表面を滑らかに整えてから本塗装に入ることが大切です。

いかにこの下地の段階で、滑らかな表面を作り上げるか。

これが仕上がりに大きく影響します。

下地処理から滑らかさを意識しておくと、後の鏡面仕上げ工程での凹凸も少なくなり、磨き作業の時間を短縮できるので、最終的な効率もぐっと上がります。

もし吹き付け途中でホコリが付着してしまった場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いた後、再度サフェーサーを吹き直しましょう。

サフェーサーを吹き終えたら、パーティングラインや傷がきれいに消えているかを確認します。

表面が滑らかに整ったことをチェックして、次の工程に進みます。

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今回はここまで!

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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