「IPAで旧塗装を完全剥離!ランサーセレステ再生計画」

1/24 LS MITUBUSHI LANCER CELESTE 1600 GSR

1/24 LS MITUBUSHI LANCER CELESTE 1600 GSR PART1

みなさんこんにちわ

制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回は、大阪のとあるリサイクルショップで発掘した、LSのランサーセレステを制作していきます。

このキット、実は一部がすでに塗装・組み立て済み。

長い年月を経て誰かの手から巡り巡ってきた一台を、プラモの時間らしく“リビルド”して、もう一度完成まで導いていこうと思います。

このパート1では、仮組みからスタートし、旧塗装の剥離作業、各部の調整を経て下地塗装までを収録。

昔のキットならではの味や難しさ、そして現代のツールを使って蘇らせていく過程も見どころになっていますので、ぜひ最後までお楽しみください。

それでは、いってみましょう。

ランサーセレステとは?

まずは実車の情報から

1975年、三菱がFTOの後継として送り出したスペシャリティクーペ、

それが三菱 ランサーセレステ 前期型です。

ランサーと聞くと、後のエボリューションのようなスポーツモデルを思い浮かべる方も多いと思いますが、

このセレステはかなり異色な存在。

当時は厳しい排ガス規制、いわゆる“マスキー法”への対応に各メーカーが追われていた時代。

そんな中で三菱が送り出したのが、このランサーセレステでした。

ちなみに「セレステ」という名前、ラテン語で“青い空”という意味。

さらにメーカー側は、

「機能と美を調和させた車」という意味を込めて命名したそうです。

なんだか名前だけ聞くと爽やかなイメージなんですが、

実車を見るとこれがまた絶妙で、

どこかアメリカンな香り漂うロングノーズスタイルに、

スポーティさと高級感がうまく混ざり合ったデザインになっています。

長いノーズに短いリアデッキ、

そして傾斜したハッチバック。

当時流行していたアメリカンテイストをかなり強く意識していて、

どこかマスタングやカマロっぽさを感じるのも特徴です。

特に前期型は、細いメッキバンパーに丸目2灯、

シンプルながら存在感のあるフロントフェイスが魅力。

この“ちょっと不良っぽいのに上品”みたいな絶妙な雰囲気、

旧車好きにはたまらないポイントじゃないでしょうか。

搭載されていたエンジンは、主に1.4リッターや1.6リッター。

軽量な車体との組み合わせで、

当時としてはかなり軽快な走りを楽しめる車だったそうです。

しかもこの車、スポーティな見た目だけじゃなく実用性もちゃんと考えられていて、

リアハッチを開ければ荷物も積める。

“走れて使えるクーペ”という、当時の若者に刺さる一台だったんですね。

ただ、その後はギャランGTOやスタリオン、

さらに後年のランエボたちの影に隠れてしまったこともあり、

今となっては知る人ぞ知る存在に。

現存台数もかなり少なく、

イベントなどで見かけるとつい足を止めてしまう、

そんなレアな旧車だと思います。

今回はそんなランサーセレステを、

当時の空気感を大切にしながらじっくり制作していこうと思います。

それでは今回も、楽しみながら作っていきましょう。

仮り組み

まずは仮組から進めていきます。

箱のサイドに掲載されている完成写真からして、すでに実車の雰囲気が抜群。

特に、この独特なフロントフェイスの造形がたまりません。

細かくモールドされたグリルは、まさにセレステ最大のアイキャッチポイントですね。

まずは足回りから組み立てていきますが、ここで早速びっくり。

なんとポリキャップがブルー。

こんなの初めて見ました。

ただ、経年劣化の影響か少し硬めで、組み込みには慎重さが必要そうです。

ホイールは当時らしいやんちゃ仕様のアドバンホイールが付属。

この時代感、最高ですね。

そして驚きパート2。

リア足回りがごっそり別ユニット化されています。

おそらく当時流行していたモーターライズ仕様の名残なんでしょうけど、

最初は「これどうやって組むんだ…?」とちょっと不安になるレベルの構成です。

ウインドウはLSらしく、ドア部分のガラスが省略されたスタイル。

ただ、ボディとの合い自体はかなり良好で、ここはストレスなく組み立てできそうです。

インテリアは、センターコンソールとシートが一体成形。

さらにシフトノブや内張も付属していないので、このあたりは3Dパーツなどを使ってディテールアップしていこうと思います。

ダッシュボードの取り付け部分は少し頼りない印象なので、ここは補強が必要そう。

逆に、ボディとシャシーのはめ込みはかなりキツめなので、こちらは削り込みなどで調整しておいた方が良さそうです。

そしてフロントフェイス。

やっぱりこのグリル造形が秀逸。

この時代特有のシャープさと繊細さがしっかり再現されていて、完成後の存在感はかなり期待できます。

ただし、リフレクターやテールのクリアパーツは付属していないので、ここも3Dや自作パーツの力を借りていきます。

さらにフロントには、まさかの“チンスポ”付き。

時代を感じる仕様でたまりません。

一部組み立て済みという不安要素はあったものの、仮組を終えてみるとどうでしょう。

そこに現れたのは、雰囲気抜群のランサーセレステ。

ホイール変更や足回りの調整次第では、かなり神がかった一台に仕上がりそうな予感です。

IPAで塗装を落とすぞ

手に入れたキットは、すでに塗装・組み立て済み。

ということで、まずはリビルドの第一歩――塗装剥がしからスタートです。

準備するものは、大きめのタッパー、防毒マスク、手袋、そしてIPA。

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プラモの時間では、昔からこの方法で塗装を剥離しています。

まずはタッパーにIPAを注ぎ、ボディ全体、特にルーフまでしっかり浸かる状態にしたらドボン。

そのままフタをして、約24時間ほど放置します。

時間が経つと、表面の塗装がぷくっと浮いてくるので、ここから剥離作業開始。

手袋を装着し、浮いてきた塗装を指でガリガリとこそぎ落としていきます。

スジ彫り部分など細かい箇所は、爪も使いながら丁寧に除去。

各メーカーから塗装落としやペイントリムーバーも発売されていますが、どうしてもプラスチックへのダメージや脆化が気になるんですよね。

なので、プラモの時間では今でもIPA派です。

ただし、アルコール臭はかなり強烈。

防毒マスクは必須ですし、手袋も穴が開いていないか確認しながら作業する必要があります。

大まかに指で落としたあとは、入り組んだ部分を歯ブラシでゴシゴシ。

モールドを傷めないよう注意しながら、細部まで塗装を除去していきます。

無事に塗装が落ちたらIPAを片付けて、続いてはチンスポの取り外し。

さらにリアスポイラー部分の接着跡も、ペーパーやすりで丁寧に削り落としていきます。

するとどうでしょう。

余計な装飾が消え、本来のシャープなランサーセレステの姿が、ようやくお目見えしました。

スジ彫り

次にスジ彫りの工程に入っていきます。

今回使用しているツールは、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレードです。

ブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています。

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基本的には0.15mmのブレードを全体的なスジ彫りに使用し、

ドアやボンネットなどの開閉パーツには少し太めの0.2mmのブレードを使っています。

リアルな完成度を目指すためには、ボディ各部のスジをしっかり入れておくことが大切です。

そうしないと、塗装を重ねたときに溝が塗料で埋まってしまい、シャープさが失われてしまうんですね。

この作業は、塗装前の重要な下準備になります。

ただし、スジを深く掘りすぎると、不自然なシルエットになったり、最悪パーツを貫通・破損してしまうこともあるので、

軽いタッチで、各パート3~5往復程度を目安に丁寧に掘り込んでいきます。

具体的には、ドア、ボンネット、モールやバンパーの継ぎ目、給油口カバー、そしてウインドウモールの外側などを中心に、

スジを入れて、塗装に備えていきます。

パーティングライン消し

続いて、画像の赤矢印で示した「パーティングライン」を削る作業に入ります。

プラモデルは、製造工程で金型同士を合わせて成形されるため、どうしてもパーツ表面に「パーティングライン」や「バリ」が発生します。

このラインを処理するかしないかで、最終的な仕上がりに大きな差が出るため、必ず取り除いていきます。

確認方法としては、パーツを手に取り、実際に指でなぞってみること。

特にカーモデルの場合、ボディを真上から見た時、左右対称に縦に走るラインが見つかることが多いです。

バンパー周辺は、特にパーティングラインが強く出やすいポイントなので、念入りにチェックします。

作業手順は、タミヤ製の320番ペーパーヤスリを使用し、水をつけながら丁寧に削っていきます。

このときの注意点は、実車に存在するボディのプレスライン(デザイン上のシャープな折れ目)を消してしまわないよう慎重に作業することです。

320番でパーティングラインを除去したら、徐々に番手を上げていき、最終的に1500番まで仕上げて、塗装に向けた下準備を整えます。

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ボディの調整加工

次に、ボディの調整と加工に入っていきます。

まず目についたのが、ボディと一体成形されているワイパー。

このままだと少し野暮ったく見えてしまうので、思い切って削り落としていきます。

削除後は、取り付け位置にピンバイスで穴あけ。

後ほど、ここには3D製ワイパーを取り付ける予定です。

続いて、なぜか消えてしまっているボンネットのスジ彫りを復活。

ガイドにはタミヤの曲線追従マスキングテープを使用し、ラインに沿って慎重に彫り込んでいきます。

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最初は軽いタッチでアタリをつけ、徐々に深くしていくのがポイント。

一気に掘ろうとするとズレやすいので、焦らず少しずつ進めていきます。

さらに、ワイパーがモールドされていた部分は、もともとスジが繋がっていなかったため、ここも同じ要領で掘り込み。

ラインが繋がることで、ボディ全体の精密感がぐっと増していきます。

そして、ドアや給油口にある大きめのキーボックス。

ここも当時キットらしい表現なので、今回は削り落として3D製パーツへ換装することにしました。

削除後、ピンバイスで取り付け穴を加工。

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使用したドリル径はすべて0.8mmです。

こうした細かな調整を積み重ねることで、旧キット特有の雰囲気を残しつつ、現代的な精密感をプラスしていきます。

下地塗装

最後に本塗装をする前の下地処理としてガイアノーツのエヴォホワイトを吹いていきます

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この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目指す場合には欠かせない重要な作業です。

パーティングラインを消すためにボディ表面を削ったり、ペーパーヤスリの跡が残ったりすることもあります。

そういった場合には、必ずサフェーサーを吹き付けて、各パーツ表面を滑らかに整えてから本塗装に入ることが大切です。

いかにこの下地の段階で、滑らかな表面を作り上げるか。

これが仕上がりに大きく影響します。

下地処理から滑らかさを意識しておくと、後の鏡面仕上げ工程での凹凸も少なくなり、磨き作業の時間を短縮できるので、最終的な効率もぐっと上がります。

もし吹き付け途中でホコリが付着してしまった場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いた後、再度サフェーサーを吹き直しましょう。

サフェーサーを吹き終えたら、パーティングラインや傷がきれいに消えているかを確認します。

表面が滑らかに整ったことをチェックして、次の工程に進みます。

今回はここまで!

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

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