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1/24 AOSHIMA NISSAN LEOPARD あぶない刑事 港302号 2026

1/24 AOSHIMA NISSAN LEOPARD あぶない刑事 港302号 part1

みなさんこんにちわ

制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

さて今回は制作のご依頼で今年初の港302号!

アオシマの歴史あるキットで再現度は抜群

パーツ点数も少なく作りやすい。逆を取ればカスタムのやりがいがあるキットです

そんなキットの仮組から下地塗装までを収録しましたので、ぜひ最後までご覧ください

F31レパード/港302号とは?

まずは車の知識をおさらいです

1988年のマイナーチェンジで登場したこのモデルは、まさに「バブルの頂点」を象徴する一台です。

 最大の特徴は、アルティマグレードへ当時国内最強の「VG30DET」エンジンの搭載。

これにより、レパードは単なる豪華なクーペから、手に負えないクーペへと進化しました。

 外観では、前期型の角ばった印象から一転、

丸みを帯びたフロントバンパーや、

よりスタイリッシュになったグリルとテールで

都会的で、洗練された「大人のクーペ」へと姿を変えています。

伝説の刑事ドラマ『もっとあぶない刑事』から登場したのが、

このダークブルーツートンの「港302号」です。

 劇中前半を走ったゴールドの前期型「303号」が、

若々しく華やかな躍動感の象徴だったのに対し、

この302号は「静かにキメる」落ち着いた存在感。 

夜の港街に溶け込むダークブルーの色彩は、

都会を知り尽くしたベテラン刑事のような渋さを放っていますね

今回ベースにするアオシマのキットは、

実は劇中車ブームの火付け役となった303号よりも先に発売された、

歴史ある金型です。

 そのため、ヘッドライトのリフレクターがメッキ化されていないなど、

最新のキットと比べると作りがシンプルな部分も目立ちます。 

しかし、それはモデラーにとって「腕の見せどころ」があるということ。

 今回はドア開閉などのギミックはなしなので、

塗装の質感や細部のディテールアップに全精力を注ぎます。

キットの素朴さを、熟練の工作で「本物の凄み」へと昇華させていく。

それが今回のテーマです。

ドラマや映画の世界観を脳裏に再生しながら、

あの頃憧れた「港302号」を、現代の技術でどこまでリアルに再現できるか。 

まずは全体のバランスを見極めるため、基本となる仮組みからスタートしましょう。

仮り組み

ここからは実際に手を動かしていきます!

まずは製作の土台となる「足回り」の仮組みからスタート。 

アオシマのこのキットは車高が選べるようになっていますが、

今回はローダウンご希望ですので、スペーサーを指定通りに仮組。

 四つのタイヤがしっかり地面についているか、フェンダーからはみ出したり、引っ込みすぎていないか。

ここが少しでもズレると、最後にかっこよく見えないので、何度も納得がいくまで確認します。

続いては「内装」です。

シートやダッシュボードを組んでいきます。 

バスタブの中に、シートやコンソールがパズルのようにカチッとハマっていく感覚は、

何度も味わっているのでもう手慣れたもんです。

ダッシュボードの造形も、当時「絶壁」なんて呼ばれた特徴的な形をしっかり再現。

しっかり接着が固定したらシャシーと内装を合体

次はボディ側に「ウインドウパーツ」を取り付け。

 透明なパーツはとってもデリケートなので、傷をつけないように、

ボディとの間に変な隙間が空かないか、

この窓のハマり具合が、完成した時の「本物感」を左右する隠れたポイントだったりもします。

そして「シャシーとボディの合体」

『かちっ』と合わせるこの瞬間は、

何度やっても一番テンションが上がります。

 仕上げに、「外装パーツ」を丁寧にとりつけていきます。 

ここで後期型ならではの個性が光ります。

前期型よりも丸みを帯びたバンパー、

そしてスッキリとしたデザインのフロントグリルやライト類。

これらのパーツが組み合わさることで、あの「港302号」らしい、都会的で洗練された大人の佇まいがはっきりと見えてきました!

パーティングライン消し

続いて、画像の赤矢印で示した「パーティングライン」を削る作業に入ります。

プラモデルは、製造工程で金型同士を合わせて成形されるため、

どうしてもパーツ表面に「パーティングライン」や「バリ」が発生します。

このラインを処理するかしないかで、

最終的な仕上がりに大きな差が出るため、必ず取り除いていきます。

確認方法としては、パーツを手に取り、実際に指でなぞってみること。

特にカーモデルの場合、ボディを真上から見た時、

左右対称に縦に走るラインが見つかることが多いです。

バンパー周辺は、特にパーティングラインが強く出やすいポイントなので、

念入りにチェックします。

作業手順は、タミヤ製の320番ペーパーヤスリを使用し、

水をつけながら丁寧に削っていきます。

このときの注意点は、実車に存在する

ボディのプレスライン(デザイン上のシャープな折れ目)を消してしまわないよう

慎重に作業することです。

320番でパーティングラインを除去したら、

徐々に番手を上げていき、最終的に1500番まで仕上げて、

塗装に向けた下準備を整えます。

スジ彫り

次にスジ彫りの工程に入っていきます。

今回使用しているツールは、タミヤ製のスジ彫り超硬ブレードです。

ブレードは0.15mmと0.2mmを使い分けています。

基本的には0.15mmのブレードを全体的なスジ彫りに使用し、

ドアやボンネットなどの開閉パーツには

少し太めの0.2mmのブレードを使っています。

リアルな完成度を目指すためには、

ボディ各部のスジをしっかり入れておくことが大切です。

そうしないと、塗装を重ねたときに溝が塗料で埋まってしまい、

シャープさが失われてしまうんですね。

この作業は、塗装前の重要な下準備になります。

ただし、スジを深く掘りすぎると、不自然なシルエットになったり、

最悪パーツを貫通・破損してしまうこともあるので、

軽いタッチで、各パート3~5往復程度を目安に丁寧に掘り込んでいきます。

具体的には、ドア、ボンネット、モールやバンパーの継ぎ目、

給油口カバー、そしてウインドウモールの外側などを中心に、

スジを入れて、塗装に備えていきます。

ボディの調整加工

続いてボディの加工です

ドアの鍵穴は、自作の3Dパーツに替えるので、0.8mmのピンバイスで穴を開けておきます。

ここは塗装が終わってから取り付けるので、今は下準備ですね。

ついでにハンドルのステーにあるキーシリンダー部も。

1.0mmから1.3mmに穴を広げて、

鍵を差し込むところを作ります。

パーツの形状上、貫通させずに、少し掘るのがコツ。

最後はフェンダーの内側。車高を下げるとタイヤがギリギリ当たっちゃうので、

薄く削っておきます。

これは何度も作っているからこそわかる、大事な『隠し味』ですね(笑)

下地塗装

最後に本塗装をする前の下地処理としてガイアノーツのエヴォブラック、を吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目指す場合には欠かせない重要な作業です。

パーティングラインを消すためにボディ表面を削ったり、ペーパーヤスリの跡が残ったりすることもあります。

そういった場合には、必ずサフェーサーを吹き付けて、各パーツ表面を滑らかに整えてから本塗装に入ることが大切です。

いかにこの下地の段階で、滑らかな表面を作り上げるか。

これが仕上がりに大きく影響します。

下地処理から滑らかさを意識しておくと、後の鏡面仕上げ工程での凹凸も少なくなり、磨き作業の時間を短縮できるので、最終的な効率もぐっと上がります。

もし吹き付け途中でホコリが付着してしまった場合は、焦らず乾燥を待ち、ペーパーヤスリで取り除いた後、再度サフェーサーを吹き直しましょう。

サフェーサーを吹き終えたら、パーティングラインや傷がきれいに消えているかを確認します。

表面が滑らかに整ったことをチェックして、次の工程に進みます。

今回はここまで!

次回はインテリア完成までをお届けする予定です

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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