「ミニバンブームの火付け役」

1/24 FUJIMI HONDA ODYSSEY SunshineRoof

1/24 FUJIMI HONDA ODYSSEY SunshineRoof part1

みなさんこんにちわ。
1つのプラモデルを3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間。

いつもご覧頂きありがとうございます。

今回は手持ちキットの中から、十数年前に買ったフジミのオデッセイサンシャインルーフ付きをチョイス。
若い頃流行った車で非常に思い入れがあるので、当時を思い返しつつ大事に作っていきたいとおもいます

まずはオデッセイがどんな車なのか紐解いていきましょう

HONDA ODYSSEYとは?

ホンダが提唱した「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第1弾として1994年に発売された初代から、ホンダの基幹車種のひとつに位置付けられているオデッセイ

開発費の厳しい制約からアコードのプラットフォームを用いて開発を行ったオデッセイは、発売間もなく同社の業績を回復させるほどの大ヒットとなり、同時期に販売されていた他社の類似車種と共に低ルーフミニバンブームの火付け役となりました
シフトレバーは、コラムシフトを採用し、前席から後席へのウォークスルーを可能に
エンジンはF22B型のみの設定で、アコードに設定されていたVTEC仕様は後のマイナーチェンジの際に採用
グレード体系は「B」・「S」・「L」の3グレードで、「B」は7人乗り仕様のみ、「S」と「L」は6人乗り仕様と7人乗り仕様が選べました
1995年には、12万5,590台の販売台数を記録。1994年には日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞を、1995年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車になります。
それではさっそく仮組していきましょう


仮り組み

今回のキットはフジミから販売されていたキットで、サンシャインルーフ付きのモデル

完成イメージとしては「クリエイティブ・ムーバー」の名を元に、家族でわいわい乗るオデッセイとしフルノーマルで、いかに実車を忠実に再現出来るかをテーマに制作していきたいと思います。

また制作していく過程で、ホンダが過去に作ってきたシビックやシティ、シャトル等
ホンダ車特有の面白さや系譜を背景に、楽しみながら制作も出来そうです

足回りに関しては車高はこのままでもよさそうなのですが、タイヤが少し太い気がしますので、変更するかも
シャシーは昔のフジミのような使いまわしのシャシーではなく実車に忠実にモールドがされているので、塗分けもしっかり行っていこうと思いました。

下回りの組立に関しては特に合いが悪いところはなくスムーズに組み立てができました。

ガラスパーツはボディが少し歪み気味ということもあり、バチピタで組み上げる事は難しそう。

歪みを矯正しつつ、ガラスパーツは半分、もしくは3分割にカットし組み立てていく予定です。

またボディとシャシーの合体は少しきつめですので、今のうちコツを掴み事故が起きないよう調整していきます。


スジ彫り

次にスジ彫りを行って行きます。

使用しているツールはタミヤ製のスジ彫り超硬ブレードで、0.15mmの刃を装着したものと、タミヤのPカッターとなります。

用途としては、超硬ブレードは全体的なスジ彫り、Pカッターは刃幅が超硬ブレードよりも広いので、ドアやボンネットなどの開閉パーツ部分に使用しています。

リアルな完成度を追求するにあたり、ボディのパーツそれぞれに対しスジをいれておかないと、塗装を重ねた時に、溝が塗料で埋もれてしまい、リアルなシャープさが欠けてしまうので、そうならない為にもしっかり丁寧に彫っていきます。

といってもあまり深くし過ぎると、不自然なシルエットになってしまったり、パーツが貫通し割れてしまう場合もありますので、あくまでも軽いタッチでそれぞれ3~5回を目安に。

尚且つボンネットやドアなどの開閉パーツ部分は、他のパーツとの差を明確につけるためにも、Pカッターを使い太めのラインになるよう意識しながら、しっかり彫っていきます。


ボディの調整加工

次にボディの調整加工です
ボディの調整や加工をする部分はフロント両側ドア、リアゲート部分のキーシリンダー部分とヘッドライトになります。
まずは各部キーシリンダー部分にアドラーズネストのブラインドリベットヘッドで再現していくための穴を0.8ミリのピンバイスで開けていきます。

ボディに傷をつけ余計な作業が増えないよう注意しつつ穴あけ
ヘッドライトに関しては、ランプのモールドがないので、インセクトピンを差込みランプを再現する予定
こちらの部分にも同じく0.8ミリのピンバイスで穴をあけ作業完了です


パーティングライン消し

続いてこの赤線部分のパーティングラインを消す作業、その他にバリなどを取り除いていく作業となります。

メーカーの製造過程で、金型同士を合わせてパーツを整形している為、どうしても付着してしまうのがパーティングラインや、バリですが、これを消すのと消さないのでは、面がより滑らかになるなど仕上がりに大きく影響してきます。

パーティングラインの確認方法としては、ボディを真上から見た際、縦一直線に入っている場合が多いので、実際に指で触り段差を確かめながら作業を進めていきます。

作業手順としては、800番程度のペーパーヤスリで、ボディ全体にあるパーティングラインを水研ぎで取り除いていきますが、取り除く際の注意点として、細かなプレスラインもありますので、その部分まで削ってしまわないよう注意が必要となります。

カーモデルの場合、前後バンパー周辺、ボディを真上から見た際にリアからフロントまで一直線にパーティングラインがあり、特に前後バンパー周辺は頑固なラインが形成されていることが多いので、根気よく処理をしていきます。


下地塗装

続いて、本塗装をする前の下地としてクレオスのベースホワイトを吹いていきます

この下地処理は、深いツヤのある仕上がりを目的とするのであれば、必須作業になります。

また、パーティングラインを消すために、ボディ表面を削ったり、ヤスリのあとが残ってしまった場合は、必ずサフェーサーを吹いて本塗装の前に表面を滑らかにしておくことが大事です。

いかに下地処理で滑らかな表面を作り上げるか!

が重要な事かと思いますし、下地の段階からこの表面を意識しておくと、後々鏡面仕上げの工程で、時間を短縮出来たりするなど、効率があがります。

サフェーサーを吹き、パーティングラインも消え綺麗なボディーラインになったことを確認し、次の作業に移っていきますが今回はここまで。

次回はインテリア完成までをお届けする予定です。

ご覧頂きありがとうございました。
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