1/32 AOSHIMA NISSAN RZ34 FareladyZ RZ34 stealth gray
みなさんこんにちわ
今回はアオシマで展開されているスナップキットより日産フェアレディZをご紹介
以前イカズチイエローのキットをご紹介した際とは違ったアプローチでディティールアップもしてみました
今回のディティールアップポイントはズバリ塗装です
サクサク組み立てられるようになったら、次は塗装をしてみたい!と思うはず
実際に小さい頃の僕がそうでしたので、筆と2種類の塗料を使ったお手軽カスタムをご紹介していきます
まずはキットの内容からみていきましょう
それではどうぞ
楽プラとは?
アオシマが展開する1/32スケールのザ・スナップキット「楽プラ」は、
コンセプトとして、子供から大人まで楽しめる簡単なプラモデルがテーマです
ボディカラーをプラスチック材料の着色で再現する事により、塗装は不要
細かい部分はシールで再現です
さらに接着剤も不要
パーツそれぞれがパチンと嵌め込むことができるので、刺激臭のする接着剤もマスクもいりません
環境と人体への影響がない安全な商品となっています
さらに驚くのはその価格
アオシマオフィシャルですと税込1980円
量販店ですとさらに安く手に入れることができます
近年カーモデルの販売価格は2500円~4.5000円の間ということを考えると、塗装もしてあり簡単にリアルな模型を組み立てられることを鑑みるともはや革命的なキットです
下地塗装
冒頭でもお伝えした通り今回は筆を使ってインテリアを塗装していきます
のでマスクの準備だけはしておきましょう
塗装をするのはシートとダッシュボードと内張で、成形色がブラックのパーツにエナメルのレッドを塗っていきます
ブラックの部分に隠蔽力のないレッドを塗装するとムラになったり、綺麗に発色できなかったりするので、下地から塗装していきます
下地に使ったカラーはアクリルカラーのフラットアルミ
フラットアルミは隠蔽力、そしてレッドを重ねた際の発色力UPもできる一石二鳥の塗料
この塗料をゴッドハンドの極細、細め、幅広と3種類の筆を使いそれぞれの箇所にムラなく塗装です
本塗装
フラットアルミの塗料が乾いたらエナメルのレッドを重ねて塗装していきます
下地にアクリル塗料を使っていますので、エナメル塗料が下地と混ざり合うことはりません
例えば今回の塗装で下地にエナメル塗料を使ってしまうと、次に重ねるエナメルレッドが、同じエナメル塗料同士混ざってしまい汚くなってしまいます
重ね塗りをする際は基本的には同じ種類の塗料を使わないこと
プラモデルの塗料はエナメル、アクリル、ラッカー塗料と主に3種類の塗料がメインなので、塗料の種類の特徴を理解した上で塗装を行うようにしましょう
ボディへのデカール貼り付け
さてここからは説明書通りの順番で進行です
説明書によるとボディへデカールを貼り付けるところから始まります
付属のシールから番号通り貼り付けていきます
リアゲート部分のブラックの部分もシールで再現
角の部分をしっかり合わせ、形状にそってゆっくり貼り付けていきます
ウインドウを綺麗に仕上げるコツ
次にウインドウ関連の組み立てです
まずはボディに対しルーフを組み付けていきます
しっかり嵌め込んだらサイドのシールを貼ります
このZの場合ルーフとリアゲートの境目であるシルバーのライン
ここのラインがしっかり揃っていないとカッコ悪いので、注意しつつ貼り付けを行いました
次にウインドウ、黒セラミック部分のシールを貼り付けていきます
シールの台紙には黒セラ部分とウインドウ面一体となり一面でプリントされています
塗装で表現する場合は外枠以外の部分をウインドウに貼り付け、マスキングとして使用してもいいでしょう
フロントウインドウはワイパーがモールドされているので、爪楊枝や綿棒などでワイパーの形に馴染ませつつ貼り付けを行います
サイドウインドウのデカールは、三角形になっている部分を基準に貼り付けを行います
モール部分は細いので千切らないよう注意しつつ貼り付けを行いました
フロント、リア、サイドとウインドウのシールが出来上がったら
ルーフパーツと合体
外装パーツをリアルに仕上げるコツ
次に外装パーツを組み立てていきます
ヘッドライトのリフレクト部分にはデカールが用意されていますので、爪楊枝などで、細かい部分を馴染ませつつ、パーツの形に合わせ貼り付けていきました
グリル上部はデカールが付属しているのですが、マーカーで塗装できそう
ということで4アーティストマーカーのシルバーで塗装をしました
シールより陰影がくっきりするのでお手軽ディティールUPとしておすすめです
塗料が乾いたらボディに取り付けです
ヘッドライトカバーは縁の部分を4アーティストマーカーブラックで縁取りしリアリティUP
そしてリアはリフレクト部分にシールをはり、クリアパーツとともにボディへ組み付けていきます
インテリアの組み立て
次にインテリアの組み立てです
まずはシールの貼り付けから
3連メーターは一番小さいシールで、向きに気をつけつつ貼り付けを行いました
シールの貼り付けが終わったら、内張を内側に折り、パチンと嵌め込みダッシュボードと合体
この組み付け方法は本当に革命的
これで赤と黒のインテリアが完成です
シャシーパーツにひと手間加えてみた
次はシャシー部分です
ホイールとタイヤを組み付けたらシャシーに組み付けです
シャフトが通る穴が2つあり、この穴で車高を調整する仕組み
僕はノーマル車高が好きなので下の穴に差し込んでいきます
マフラーエンド部分はイカズチイエローのZでもやりましたが、4アーティストマーカーシルバーで塗装
金属感を出しひと手間加えてみました
インテリアとシャシーも組み付けておきます
ボディを綺麗に仕上げるコツ
次にボデイ部分です
これもイカズチイエローのZの時にもやりましたが、簡単なディティールUPとしてスミ入れをしてみました
スミ入れ塗料ブラックをボンネット、両ドア、リアゲート部分に流し込み、はみ出た部分をエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取りです
ボディの艶出しは、今回はコンパウンドではなく、モデリングワックスを使いました
パーツは色がついたプラとのことなので、もしかしたらコンパウンドで磨き込んで色味が変わるよりも、ワックスでツヤを出した方がいいかもしれません
仕上げ
そして最後に仕上げです
シャシーとボディを合体
リア、フロントの順にはめ込みます
そして残ったパーツの、ヘッドライトレンズにドアミラーを取り付けて、ホイールのセンターキャップ部分、リアの車名プレート部分にシールを貼り付けたら完成です
アオシマ様、今回もご提供ありがとうございます
ご提供の中で2台目の制作となった新型Zですが、前回はイカズチイエロー、今回はステルスグレーの製作でした
要所要所で簡単にできるディティールアップを盛り込んでみましたがいかがだったでしょうか
しかしこのカラーめっちゃかっこいいですね
実物のカラーと何の遜色もない色味を、整形時にプラスチックに混ぜてパッケージングしちゃうんですから、本当にびっくりです
間違いなくプラモデルは進化していますね
量販店では1000円ちょっとで入手できるアオシマのスナップキット
パーツ点数たったの23点で簡単にリアルなZを手元に置いておけるのは本当に素晴らしい
2時間もあれば自分だけの一台が作れて、完成度も高く、出来上がった一台は自信をつけさせてくれ、さらに自己肯定感もぐんぐん高まります
プラモデル製作の第一歩に強くおすすめしたいです
是非みなさんも作ってみてください
今回はここまで
ご覧いただきありがとうございました