「エアロトップとBBS LMでもっとホワイトパッケージに改造した」

1/24 HASEGAWA TOYOTA SUPRA A70 TWINTURBO ’89

1/24 HASEGAWA TOYOTA SUPRA A70 TWINTURBO ’89 part3

みなさんこんにちわ

制作過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

今回の動画はハセガワ製70スープラ、ホワイトパッケージの完成までをお届け致します

クリア塗装

まずはクリア塗装から

クリア塗装の工程は全部で3回

使用しているエアブラシはタミヤのスプレーワークHGエアーブラシワイドで、塗料はクレオスのスーパークリア3(GX100)をガイアカラー薄め液(T01)で「1:1.5」に薄めて吹き付けています

塗装工程1工程目は、少し遠めから塗料をボディ表面に対してふわっと乗せるように吹きつけ

2工程目は角部分からはじめ全体をまんべんなく塗装していき

2工程目と3工程目の間に2000番のペーパーヤスリで表面を整えてます

3工程目は仕上げで、全体を塗料が垂れる寸前を目安に吹き付けています

万が一垂れてしまった場合は、IPAで塗装を落としてやり直したり、リカバーに時間を取られるなど、悲惨な事になりますので、慎重に塗装を行っていきます

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアー 3

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研ぎ出し

次に研ぎ出しを行っていきます

クリア塗装後充分に乾燥させた塗装面は、一見ツヤがあるように見えますが、塗装面にはまだまだおうとつが存在しています

このおうとつを消していく工程です

徐々にペーパーヤスリの番手を上げながら滑らかな面にしていくので、前のクリア塗装工程では逆算をし厚めに塗装をしています

研ぎ出し工程としては3回の工程

1工程目は2000番のペーパーヤスリで水研ぎをしていきます

艶が出ているクリア塗装面の艶を消していく感覚で水研ぎ

2工程目、3工程目はそれぞれゴッドハンド製の神ヤスを使い

それぞれ6000番、8000番と番手をあげつつ水研ぎをしていきます

鏡面の目安としては、反射する景色が歪まない程度と考えているので、研いでは拭き取り確認を繰り返し、表面を滑らかにしていきます

2000番から始め、マットな面が徐々に艶が出てきたことを確認し終了です

鏡面仕上げ

続いて鏡面仕上げの工程です

鏡面仕上げの工程としては3つの工程となります

シーフォース製のリトルーターにスジボリ堂のバフを取り付け作業を行っています

1工程目はタミヤコンパウンドの粗目で1周

表面を一皮剥くといった感覚で研磨していきます

1工程目で粗目のコンパウンドでは傷を消すことはできませんので、2工程目3工程目につなぐ感覚で少しずつ傷を消しながら艶を出していきます

2工程目はタミヤの細目(さいめ)で1周

3工程目はタミヤの仕上げ目で、限りなく傷がなくなるよう意識しながら研磨していきます

万が一途中で角が出てしまったら、慌てず残しておいたボディカラーなりでタッチアップ

バフが届きづらい奥まった箇所は、タミヤの研磨クロスや綿棒などにコンパウンドをつけ磨いていきます

シーフォース リトルーターMINI コードレス 441628

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次にマスキングと塗装です

主にウインドウ関連の塗装で磨き終わったボディのウインドウモールなどもこのタイミングで塗装していきます

まずはウインドウから

このキットにはマスキングシールが付属していますので、そちらを利用し貼り付けていきます

シールを貼り付ける際には角と角を繋ぐように馴染ませていきます

リアウインドウの裏面からはじめ表面と順に貼り付けていきました

ボディ側ではウインドウモールをマスキングしていきます

露出させたいモール部分にカットしたマスキングテープを大まかに貼り付けていき、モールの形状に合わせてデザインナイフでカット

モール部分のみ露出させるようにテープを剥がします

サイドモールの下にはクリア塗装面の中に閉じ込めたデカールがありますので、そちらはマスキングテープとボディ面の間にティッシュを一枚はさみマスク

これでマスキングを剥がす際にデカール部分も一緒に剥がれてしまう事故が防げます

Rがついた部分は曲面追従型のマステを使用します

要所要所でマスク処理ができたらビニール袋などを使い全体的にマスキング

エヴォブラックを塗装し完了です

3M マスキングテープ 143N 15mm×18M 8巻パック 143N 15

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ホイールのメッキ仕上げ

次にタイヤとホイールを仕上げていきます

まずはタイヤ

こちらはサポート材を取り除き滑らかにしておいたタイヤに対しエヴォブラックを塗装です

次に3D出力したBBS LMをイメージしたホイール

まずはディッシュ部分に対しガイアノーツのExホワイトを吹き付けます

塗料が乾いたらハセガワのテンプレートを使いカットしたマスキングテープを貼り付け

ここからリム部分をメッキ仕上げにしていきます

ギラっとしたメッキ調にするには下地をいかに滑らかにしておくかが大事なこと

ボーンペイントではアンダーブラックという下地専用の塗料があり、これでテロッテロな下地が手に入ります

塗装手順としては塗装面を2000番のペーパーヤスリであらかじめ滑らかにしておき、そこからアンダーブラック、ボーンアルム、フィニッシュクリアの順番で塗装です

ボーンアルムは一回で吹き付けるのではなく、低圧めで何度かに分けて吹き付けを行います

フィニッシュクリアの塗装手順もボーンアルムと同じで何回かに分けて塗料をのせていきます

クリア塗料でテロっと仕上がったら完了

低侵食性の塗料なので塗装したメッキ面も曇らずトップコートが可能

簡単にメッキ調の仕上がりが手に入ります

ボディとシャシーの合体まで

さぁあとは細かい部分を仕上げつつ組み立てていくのみ

ここではボディとシャシーの合体までをお届けいたします

まずクリアパーツですが、しっかりパーツの輪郭が出るように、そして実車のようなゴムパッキンの再現として4アーティストマーカーブラックで縁取りをしていきます

そのあとヘッドライトを仕上げ、バックミラーには3D出力した大型バックミラーを取り付け

細かい部分で目立たない部分ではありますが僕の中のこの時代を作り上げます

そのあとウインドウを取り付け

牽引フックとリフレクターを取り付けたらボンネットを接着

リトラクタブルヘッドライトはボンネットのヘッドライト部分にマステをはり、そこを目掛けてヘッドライトをおきます

マステで固定している状態で、開閉パーツを取り付け

ヘッドライトを固定している間に各部にスミ入れを

ボディカラーがホワイトなので、今回はクレーのスミ入れ塗料を使いました

87189 メイクアップ材 スミ入れ塗料 (ライトグレイ)

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はみ出た部分はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取りです

タイヤとホイールを組み立て塗装で仕上げたらボディとシャシーを合体

シャシーにはホイールも取り付けていきます

仕上げ

続いては取り付けたホイールに対し手持ちの自作デカールからBBSのデカールを貼りつけです

2mmのポンチで穴をあけ水転写で貼り付けたらレジンで保護

完成まであと少しです

あとは残った外装パーツを取り付けていきます

フロントではグリルにウインカー、車名プレートをとりつけ

サイドにはマーカーを

リアではマフラーエンドにマットガード、ワイパーに車名プレート、リアスポイラーにテール一式を取り付けです

両ドアやテール部分にあるキーシリンダー部はあらかじめ穴を開けておいたので、そちらに対しハイキューパーツのマイナスモールドを取り付けていきます

マイナスモールド2 1.0mm(10個入)

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最後にモデリングワックスで磨き上げ、ルーフトップをのせたら完成です

前回は二代目セリカ、今回は初代セリカLBと70スープラと一気にセリカの系譜を作ってみましたがいかがだったでしょうか

個人的にはセリカがいかにしてスープラに分岐し海外に進出していったか、そして国内では時代背景とともにスープラがセリカから独立し、高性能スポーツカーとして地位を築き成功を収めていったかなどなど、そんなことを考えつつ手を進めることができました

このキットはハセガワ製のキットですが、日本の模型メーカーでは他にも前期型はタミヤとフジミ、後期型はこのハセガワとフジミが展開しています

中でもこのハセガワの70スープラは近年新規金型として開発&販売されたキット

ハセガワ製らしくプロポーション抜群で、パーツ一つ一つのモールドもいうことなし

さらにバリエーションの展開も多いのでいろんな楽しみ方ができそうです

昨今のハセガワは本当に神がかっていますよね

今回作ったキットはホワイトパッケージというモデルでしたがホイールに手を加え、エアロトップ仕様に改造

ボックスアートよりさらにラグジュアリーなホワイトパッケージを目指してみました

インテリアのカラーも相まってか、全体のホワイトカラーが一層引き立っているようにも思います

セリカ無くしては語れないスープラの歴史

カーモデルでお手軽に楽しめますのでぜひ皆さんも紐解いてみてください

今回は以上となります

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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