「制作ご依頼!ドアパカで完成!」

1/24 AOSHIMA TOYOTA RAV4 '94

1/24 AOSHIMA TOYOTA RAV4 ’94 part3

みなさんこんにちわ

制作の過程を3つの動画にわけ、完成までを収録しているプラモの時間へようこそ

さあ、やってまいりました!

ご制作依頼のアオシマRAV4シリーズもいよいよ最終回です!

Part3では、ボディを鏡面のように磨き上げる仕上げ工程をはじめ、パカパカ開閉するドアの最終調整など、見どころ満載の内容でお届けします。

依頼者様の思い出が詰まった一台が完成していく様子を、ぜひ最後までお楽しみください。

それでは、いってみましょう!

クリア塗装

まずはクリア塗装からスタートです。

今回は仕上がりを安定させるため、クリアは3回に分けて吹いていきます。

使用するエアブラシは、タミヤのスプレーワークシリーズ、

トリガータイプのワイド

広い面積を均一に塗装するのに、とても使いやすいエアブラシです。

クリア塗料は、クレオスのスーパークリアⅢ・GX100

こちらをガイアノーツの薄め液T-01で、約1.5倍に希釈して使用しています。

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まず1回目。

ここではツヤを出そうとせず、少し距離を取って、

ボディ全体にふわっとミストを乗せるイメージで軽く吹いていきます。

この下地が、後の仕上がりを左右する重要な工程です。

続いて2回目。

今度は角やエッジ部分から丁寧に塗装し、

全体をまんべんなく、均一になるよう意識して吹いていきます。

塗装後はしっかり乾燥させるため、48時間ほど放置

完全に乾いたら、2000番のペーパーヤスリで表面を軽く整えておきます。

そして3回目が仕上げのクリア。

塗料が垂れるギリギリ手前を目安に、

しっとりとしたツヤが出るよう慎重に吹きつけていきます。

最後に、薄め液T-01を原液のまま

少し遠めから軽く吹いて表面をレベリングすれば完成です。

ただし、ここで欲張ってしまうと塗料が垂れてしまい、

IPAでのリセットや修正作業が必要になります。

焦らず、慎重に進めていきましょう。

研ぎ出し

続いては研ぎ出しの工程に入っていきます。

クリア塗装後しっかりと乾燥させた塗装面は

一見ツヤがあるように見えますが実は

まだ細かな凹凸、いわゆるゆず肌が残っています。

この凹凸を取り除いて滑らかな鏡面に

近づけていくのが研ぎ出しの目的です。

この工程ではペーパーの番手を徐々に上げながら

滑らかな面を作っていくので前段階の

クリア塗装ではそれを見越して

やや厚めに吹いておきました。

研ぎ出しは全部で3ステップで行っていきます。

まず1工程目は2000番のペーパーヤスリを使って

水で研いでいきます。

ツヤが出ているクリア面をあえて

マットに落としていくような感覚で作業します。

続いて2工程目と3工程目では

ゴッドハンド製の神ヤスを使用。

6000番そして8000番へと番手を上げながら

水を使って研ぎ進めていきます。

仕上がりの目安は映り込む景色が

歪まずに反射するくらいの滑らかさです。

研いでは拭き取り表面の状態を

確認しながら丁寧に進めていきます。

2000番でマットになった面が

番手を上げていくごとに

徐々にツヤを取り戻してきたら

研ぎ出しは完了です。

鏡面仕上げ

続いては、鏡面仕上げの工程に入っていきます。

この仕上げ作業は、全部で3ステップで行っていきます。

使用するのは、シーフォース製のリトルーターに、

スジボリ堂のバフを取り付けたセット。

これを使って、表面をじっくり磨いていきます。

まず1工程目は、3Mのコンパウンド「5982/ハード1-L」で全体を一周。

表面を一皮むくような感覚で、軽く研磨していきます。

この段階ではまだ深い傷は消えませんが、

次のステップへつなぐための“ならし”として、

表面のツヤを少しずつ整えていきます。

続く2工程目は、3Mの「5985/ハード2-L」でさらに一周。

ここで少しずつ傷を減らしながら、艶を引き出していきます。

そして3工程目は、3Mの「5949/ウルトラフィーナプレミアム」で最終仕上げ。

限りなく傷が目立たない状態を目指して、丁寧に磨き上げていきます。

もし途中で角が出てしまっても、慌てずに。

残しておいたボディカラーでタッチアップすればリカバリー可能です。

また、バフが届きにくい奥まった部分は、

研磨クロスや綿棒にコンパウンドをつけて磨いてあげると、

仕上がりに差が出ます。

マスキングと塗装

さあ、お次はマスキングと塗装です。

まずはクリアパーツから仕上げていきます。

テールレンズはバックランプ部分を表裏両面からマスキングし、最初にクリアオレンジを塗装。

続いて、裏側の複雑なクリアオレンジ部分をコートジェルでマスキングし、その上からクリアレッドを重ね塗りして実車らしい色味を再現しました。

フォグランプは、ご依頼どおりクリアイエローで塗装しています。

続いて、艶ありブラック部分です。

ルーフの一部やドア周りは艶ありブラックなので、マスキングをして塗装。そのままマスクを剥がさず、さらにウインドウモール用のマスキングを追加し、艶消しブラックのエヴォブラックを吹いていきます。

ウインドウはパカパカ加工の影響で一体化しているため、超音波カッターで切り離し、断面を丁寧に整えてからマスキング。準備が整ったら、エヴォブラックを重ねてモールを仕上げます。

このタイミングでサイドシルもあわせて塗装しておきます。

最後はルーフモール。

こちらはセミグロスブラックを筆塗りし、はみ出した部分はエナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取って、シャープな仕上がりに整えました。

ドアとウインドウの取り付け

つづいて、ウインドウをボディへ取り付けていきます。

切り離しと塗装を終えたウインドウを、リア、フロントの順に組み付けます。

フロントガラスは接着代がほとんどないため、マスキングテープで仮固定しながら位置を確認し、慎重に取り付けました。

接着には、セメダインのハイグレード模型用接着剤を使用しています。

続いて両ドアのガラスです。

こちらはクリアプラ板にテンプレートを転写して切り出し、細かくカットした両面テープで貼り付けました。

その後、あらかじめ位置決めしておいた内張りを取り付け、ドアをボディへ仮固定。

最後にボディ裏側からヒンジ金具をエポキシパテでしっかり固定します。

このとき、パテがボディ表面にはみ出さないよう注意しながら作業を進めました。

続いて細かなディテールを仕上げます。

ルームミラーにはハセガワのミラーフィニッシュを貼り込み、実車らしい映り込みを再現。

テールレンズは裏面、そしてバックランプ部分のボディ側にシルバーを塗装し、発色を高めると同時に光漏れも防止します。

さらにレンズの縁は4アーティストマーカーのブラックで縁取りし、メリハリのあるリアルな印象に仕上げました。

最後にボディ全体へスミ入れを施し、各パネルラインを引き締めていきます。

仕上げ

最後はいよいよ仕上げです。

まずはホイールから組み立てていきます。

タイヤとホイールを組み込んだら、ホイールナット部分にフラットアルミを差して、素材ごとの質感を表現。

サイドマーカーは下地にシルバーを入れ、その上からクリアオレンジを重ねて実車らしい発色に仕上げました。

そしてフロントのバンパーガード。

このRAV4を象徴するパーツと言ってもいいほど存在感があるので、シルバー部分とブラック部分を丁寧にマスキングし、メリハリのある塗り分けを行いました。

続いてフォグランプを取り付け、リアには背面タイヤステーを組み付けます。

準備が整ったら、いよいよボディとシャシーを合体。

パカパカ加工したドアもしっかりと収まり、完成まであと一歩です。

続いてフロントセクション。

リフレクターにはシュナイダーのクロームマーカーを入れて輝きをプラス。

ヘッドライトレンズ、RAV4 J専用グリル、ウインカー、ナンバープレート、ワイパーを順番に取り付け、最後にトヨタエンブレムと車名デカールを貼り付けます。

次はリア。

テールレンズやリアワイパーを取り付けたら、ボディ各部のキーシリンダーには自作3Dプリントパーツを装着。

小さなパーツですが、完成後のリアリティを大きく高めてくれる、こだわりのポイントです。

続いてドアミラーを取り付け、ウインカー部分にクリアオレンジを入れたあと、裏側からバンパーガードを接着。

最後に、ご依頼どおり背面へサブタイヤを取り付け、ボディ全体を軽く磨き上げれば——

ご依頼品、初代RAV4の完成です。

ご制作依頼いただいた、アオシマのRAV4。

ご依頼者様のお話では、このRAV4は奥様と出会うきっかけになった、かけがえのない一台とのこと。

そんな思い出の詰まった車だからこそ、いつも以上に気持ちを込めて制作させていただきました。

ご依頼どおりドアはパカパカ仕様に加工し、インテリアもしっかり見えるように製作。

一番苦労したのは、やはりこの独特なボディカラーです。

理想の色になるまで5回調色を繰り返し、ようやく納得できる色味にたどり着きました。

やっぱり、自分が納得できない作品はお渡しできませんからね。

インテリアはグレーを基調に差し色を加えてメリハリのある仕上がりに。

さらに、このキットに付属するシート生地デカールのおかげで、室内のリアリティもぐっと高まりました。

制作中は、「きっと奥様はこんなふうに大切に乗られていたんだろうな」「お二人でいろいろな場所へ出かけたんだろうな」と、そんな情景を思い浮かべながら手を動かしていました。

車は単なる移動手段ではなく、人との出会いや、大切な思い出を運んでくれる存在なんだと、改めて感じさせてもらった一台でした。

このRAV4が、これからもご夫妻の思い出をつなぐ一台であり続けることを願っています。

末永くお幸せに。

この度は、数ある製作者の中からご依頼いただき、本当にありがとうございました。

それではまた、次の動画でお会いしましょう。

ご覧頂きありがとうございました

このブログをYOUTUBEにもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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